●前回のおさらい●
那美と絶縁された歩美だったが。
歩美の母親が背中を押してくれたので、即謝りに行く事を決意した歩美。
その結果は……
結果から言えば、那美とは仲直りが出来た。
でもさ。
なんか納得いかない部分も、無い訳じゃないんだよね。
なんかさぁ。
前回の奈々に『推理』に振り回された時と同様。
今回に関しても、お母さんに上手く嵌められた感じがしないでもないんだよね。
まぁでも、ヤッパリ上手く行ったんだから、良好とするべきなんだろうな。
なんかさ。
那美とは2人して家の玄関先で『ゴメンゴメン』って謝って、ワンワン泣いたりしてさ。
今考えると、那美のお母さんも見てたし、結構、恥ずかしいな。
まぁそんな訳で、この一連の『虐め』は終結。
……っと、言っても、多分まだ、阪城ユキ当たりは、しつこく続けて来るだろうけど、問題なし。
基本的に、そんなのは無視よ無視。
私も、あの子嫌いだし、元々眼中にない。
それにさぁ。
奈々や、那美、影山や、龍斗が味方してくれるんだったら、それ以外は全員いらないし。
関係ないも~ん。
……っと、そんなお気楽な私なんだけど、こう見えても、今回、結構、学んだ事が多い。
1つ!!『自分の見解で無駄にお節介はしない』
2つ!!『人の忠告を聞く』
3つ!!『それでも問題が起きたら、早めに対処する』
4つ!!『もう少し大人になる……ムズイ』
でも、今回の一連の話を振り返って思うんだけど。
『幸福』と『不幸』って同じ分量で来るんだなぁって、思った。
だってさ、龍斗と付き合い始めたら、いきなり虐めが起こったし、親友とは無意味な喧嘩を2回もする羽目になった。
でも、この微妙なバランスこそが、人生を面白くさせるのかな?
子供の私には、まだ良く解んないや。
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