作家とマスター

手堅く読めて確実に楽しめる良作。どう考えても頓珍漢な担当編集の方針も毎度毎度笑えるが、おしゃれで身近な料理の数々が擬人化して二人の距離を気紛れに縮めたり遠ざけたりしているようにも思えて実に楽しい。

　作家側に感情移入するか、マスターにそうするかでも楽しみ方が微妙に変わってくるが、一粒で二度美味しいというところか。

　詳細本作。

まず、キャラがいいです。

「遠野さん」も「みずき」も可愛すぎます。

二人の関係は、ニヤけてしまうこと間違いなしです。

二人の掛け合いも、楽しいですね。

思わずニヤッとしてしまいました。

すれ違いがイチゴみたいに甘酸っぱくて、二人の内心は生クリームみたいに甘い。きっと、「遠野さん」が「みずき」に作るケーキやパフェはこんな味なんだろうなって、思わせてくれる作品です。

甘々ラブコメが読みたい方にお勧め！

書き手なら、きっとより深く共感出来ると思います！