窓際に座っている宮野さんは転校早々、自己紹介で名前を噛んだ。そこからあだ名になった「みゃーのさん」。
俺はそんなみゃーのさんの後ろ姿をこれから眺め続けることになった。
みゃーのさんは何故転校してきたのか。俺はみゃーのさんをどう思っているのか。
猫を被りまくっているみゃーのさんとのリミットの無い、とある田舎で繰り広げられる原付で風を切るような、青春ストーリー。