三毛猫のミケと灰色と白のハチワレ猫のハチ丸と茶色のトラ猫の茶々丸と足首まで長い黒い服に黒いマントを羽織った魔法使いの人間、林太郎が暮らすにゃんこ島に弱った白い子猫が現れた。
「林太郎(りんたろう)、子猫が」
「……」
ミケの声に築き林太郎はミケに近づいた。
「林太郎、弱ってるみたいだ」
「ミケ、マタタビの木を持ってきて」
「わかった」
「ハチ丸と茶々丸は家から食べ物を持ってきて」
「わかった」
「……」
3匹の猫がその場からいなくなると林太郎は倒れている白い子猫に話しかけた。
「俺の言葉わかる?」
「わかります」
そう言ってゆっくり身体を起こし立ち上がると白い子猫は林太郎に目を向けた。
「俺の主人を助けてください」
「説明してくれるかな」
「俺の主人はホストクラブで働いています…名前は…」
言いかけながら気を失い白い子猫が倒れるとマタタビの木と食べ物を持ってミケとハチ丸と茶々丸が戻ってきた。
「林太郎、持ってきたぞ」
「ありがとう」
ミケとハチ丸と茶々丸からマタタビの木と林檎とミカンを受け取ると林太郎はマタタビの木と林檎とミカンを粉々にしガラスコップの中に入れた。
その後、ガラスコップの中に魔法で水を注ぎ一体化になるまで混ぜると白い子猫の顔を起こし話しかけた。
「これを飲めば元気になるから飲みなさい」
そう言ってガラスコップを口元に近づけると白い子猫は口を開き飲み干した。
その後、白い子猫は眠りについた。
「ミケ、子猫が目を覚ましたら知らせて」
「わかった」
ミケが返事をすると林太郎は魔法でその場から消え部屋に向かった。
そして林太郎は魔法で水晶を出現させ白い子猫のことを調べ始めた。
1時間後、ミケが部屋に現れた。
「林太郎、子猫が目を覚ましたぞ」
「わかった」
部屋を出ると林太郎とミケは白い子猫の元に向かった。
「具合は大丈夫ぶ?」
ハチ丸の問いに「大丈夫です」と白い子猫が返事をすると林太郎とミケが現れた。
林太郎は白い子猫に近づき白い子猫が言いたいことを口にした。
「君の主人は山本勇太(やまもとゆうた)」
「どうしてわかったんですか?」
「俺は魔法使いだ調べればわかる、君の名前もね、シロ君」
「……」
驚きでシロが無言になると林太郎が口を開いた。
「何があったのか教えてくれるかな」
「主人が仕事仲間にいじめられてるんです」
「仕事仲間って主人はホストクラブで働いてるって言ってたよね」
「主人はホストです」
「ホストって何だ?」
「女性の心を癒す人だよ」
ミケの問いに林太郎がそう答えるとシロが口を開いた。
「主人を勇太をいじめから救ってください」
「わかった」
「ありがとうございます」
「ハチ丸と茶々丸はシロ君のこと頼む」
「わかった」
返事をするとハチ丸と茶々丸はシロを連れて家に向かった。
「ミケ、勇太さんを救いに行こうか」
「あぁ」
返事をするとミケは人間に変身し髪と足首まで長い服の色は白と茶色とこげ茶そして瞳の色は黄色。
「準備は良いか」
「あぁ」
返事をしミケが肩に触れると林太郎は魔法の杖でその場から姿を消しにゃんこ島から東京に向かった。
ー東京ー
森林の中に姿を現すとミケは林太郎の肩から手を離しまわりを見つめた。
「林太郎、シロ君が住む東京に着いたのか?」
「着いたのは着いたが出現する場所を間違えた」
水晶を見つめながら林太郎が口にするとミケが口を開いた。
「人気がある場所まで歩きながらホストクラブを探そうぜ」
「そうだな」
そう言って林太郎とミケは森林の中を歩き始めた。
それから10時間後、林太郎とミケは人気が多い街中にたどり着いた。
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