第Ⅳ章~~
帝國暦66年12月
イギリス・ロンドン
霧がかるベイカー街に着きテムズ川が流れる河川敷にKnghitsOFDarknessは、コーネリアスを救出するのにテムズ川のトンネルでランプを点けて地図を広げた。
ダインはロンドン市内の地図を見てツヴァイとインデックスもトンネル下の暗い中で、地図を照らしガウェインとザーロック・ザイはイギリスの地下街で悪戦苦闘していた。
KnghitsOFDarknessの活躍が・・・コーネリアスの救出や奪還の命令は王立協会陥落がその後のベルガモット難航陥落戦に続くのにガウェインは元々円卓の騎士団三番隊の隊長で、KnghitsOFDarknessに来たのは25年前になる。ガウェインは、煉獄の騎士で燃え上がる焔が、帝国を焼き付き燃え散らしていた。
「速く!!!進め、斬れ!」
「・・・・・うううううっっがああっ!ううううっがああっ!!!!!!!!」
帝国兵の叫び声が聞こえてきて帝国兵の屍の山を越えて兵士の死を燃え続けたガウェインは、左腕包帯を巻き右手で氷結の冷め着いた冷気が街を凍らせた。
「はあっ!!!!!!!!はぁぁぁぁっっっっううううううううううう!!!!!」
ロンドン中心部が凍り付きガウェインは帝国兵を凍らせてレヴァンテインで斬っていた。
《敵が多すぎ!オオスギレンだぜ。こりゃぁっとさん》
レヴァンテインは焔獄王の人格形成で英霊召喚の代償でガウェイン共に歩み刀身から紅蓮に染まり真紅の鞘と刀身は焔その者を剣にした。ロンドンが瓦礫と化す頃に、セフィリアは王立協会に居た。
「なぁ?俺に仕えろ。コーネリアス」
「オオオオ・・・・オオオオオオ・・・オオオオッウウウウッガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!!!!!イキマス!イキマス!イキマス!イキマス!!!!!!」
三人の男がバックでコーネリアスを尋問し、バックで遣っているところセフィリアの長刀がコーネリアスの首筋に刃を押し当てた。
「アホか。ハア・・・ハア・・・ハア・・・クッ・・・ンングゥゥウオオオオオッウウウ!!!!!短時間で私をイカし、イカそうとでも?しゃらくせぇーぞ」
三人の男の首を折り曲げて泡を吹かしコーネリアスが唾を吐き腰から剣を抜きセフィリアの首筋に押し当てた。
「御前は強い。しゃぶっても、挿れても、何故だ?」
「私は・・・・・・・冥府生まれ冥府育ち地獄の音沙汰も無しって事よ」
手を振り荒れた部屋を出て血を吐きコーネリアスは自分の手で心臓を強く鼓動させて腹部に腕をねじらせて銃弾と三人分の種子も抜き息を切らし王立鏡華院歩執務室で寝込んだ。
ソファーで寝転ぶが、コーネリアス自身半分は人間でもう半分が冥府の魔神の血で体内が循環されている。ルーラシアに拾われてイギリスの鎮守府を努めて200年近く。コーネリアスは、死都マーリュアルベルグの写真を飾り故郷の料理や仲間を思い続けていた。
「誰か?」
コンコンコンコンコンコンコンコン
「うっす。コーネリアスさん随分と探しましたよ。」
アシュリーだ。アシュリーは政府の眷属でセフィリアに見つからずに裏口から執務室に来た。
「アシュリー?KnghitsOFDarknessが来るのか・・・」
「来ますよ。早々朗報です。エマ様が御復活致しました。人類にとって大きな勝利です」
「ああ。そうだろうな・・・エマの創神化は神と互角以上の力を引き出し最大限度までの攻撃力と英霊同化のシンクロが起こる。最もダヴィデをぶっ殺すには一番の特効薬だな」
コーネリアスは白い透き通る肌に長い紫の神で黒コートに袖を通して、死剣を机に置いた。
「あっ?これこれ?死の剣か。死の剣・・・・斬った人間の魂を吸収し漆黒刀身の髑髏の剣だ。アンタの剣は亡者を生者に変える腕を持っている。まっ。アンタ自身死の外科医だろ?」
「医者は辞めている。少々銃弾ぶち込まれても、男に犯されても、平気だが自分自身メスを入れるのが痛さに耐えがたい。私は人間性を産まれたときに消えたよ。」
「アンタに帰国令が出た。200年間イギリス守護職に尽力してくれて有り難う。」
帰国令の紙を置きアシュリーは立ち去る。コーネリアス自身涙で溢れていた。
涙が流し剣を腰に差して王立協会防衛戦に打って出るとリズルッドが門番をしてクラトスが剣を構えていた。王立協会から北のテムズ川の河川敷ダイン・ヴェスタニエは動いた。
「行こう。コーネリアス救出に行くぞ」
《その調子だぜ!ダイン!》
《行きましょうね。ダイン・・・アンタは剣の腕がある。お姉ちゃんソックリな子よ》
「ご謙遜だね。俺は俺だ。第一、KnghitsOFDarknessは俺が護るよ。DとかVか関係ねぇ」
ダイン自身記憶の鎖に躰を縛られていたが記憶喪失が続く一方で自分が分かってきた。クレアの子で有り、Cの意志を継ぐもの。ダインはテムズ川に沿って移動すると、帝国兵と斬り合いになった。
「クロス・トライデント・グレイヴ!!!!!」
帝国兵を斬り倒しダインは進みインデックスも杖で闘っていた。
「イグニス!」
焔魔法で焔が舞い帝国兵を焼き尽くしツヴァイも聖剣で斬っていた。聖剣が閃光の衝撃波が騎兵隊を飛ばしロンドンの瓦礫を進む。ダインも剣を振り、市街の瓦礫を進む。ダインはロンドンの地図を見ながら・・・・進む。アロンディーンとバルムンクで振りながら闘う者達に、コーネリアスを目指しているとザーロックが槍を振り回し応戦していた。
《マスター、ダインが来たぞ。》
「速かったな。ダイン・・・・」
ダインが着いて直ぐの頃は瓦礫が散乱してザーロックも槍だけで応戦するが、その誇りと魂の重みにザーロックの槍がロンドンに響く。ダインが剣を抜き、兵士を突っ切るとツヴァイが聖剣の実力に閃光の一撃が瓦礫を吹き飛ばす。
《フゥ~大変だわ。私がエクスカリバー。湖の湖畔の乙女って笑えるわ。私をイカせてくれた者も抜いた人間に聖なる力を与える。ツヴァイ?》
「だよね。エクスカリバー、私の剣だよ。聖剣」
ツヴァイがエクスカリバーで弧を描き上空からの一撃に大地が陥没した。ツヴァイが呆然と立っていると、ダインが剣を抜きスライディングで敵を斬りあげて瓦礫を部隊に引き寄せて、深呼吸して剣を握りクレアを叫んだ。
「クレアァァァァァァァァァァァァァァァッッッッッ!!!!!!俺に力を、力を、求めろ、貸せや!」
《、。。》
クレアはヴェスタニエ家の先祖にしてを創造した神々の女神。その女神にダインは力を求めた。Vの意志とCの意志を継ぐ者はエマの創神化に得られる事が言われているが、ダインは敵を引き寄せて剣を握り強力な覇気を覚醒まで引き上げるとバルムンクとアロンディーンを一対の剣クラウソラスに神化させた。蒼と赤の刀身の大剣を担ぎダインは敵を斬り、血の雨が全身を打ち続ける。
「ハア・・・・ハア・・・チッ。ハア・・・アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」
ダインはイギリスの死闘で創神化の血の活性に苦しみ剣を落とした。
「不味いぞ、誰か?ダインの援護を頼む・・・敵が多い」
ザーロックの槍がダインを護るがインデックスとツヴァイが状況に間に合わないこと、炎上し燃え上がる市内にテムズ川に流れ込むセフィリアの軍が来ていた。ダインが苦しむ中で、銀の腕がもう一つの力を得る。
(言い忘れていた。力を貸す代わりに言うぞ。銀の腕は力の制御だ。アガートラーム)
普通の腕のように感じるが数十倍重く感じる。ダインは瓦礫を粉砕して突き進み、ロンドン市内の炎上の教会にクラウソラスとアガートラームの豪腕で敵を吹き飛ばした。
「キリがねぇ、キリがよ」
「おらあああああああああああああああああああああああああ」
「いけ!いけ!いけ!いけ!いけ!いけ!ダインを遣れ・・・・・遣れ」
「死ねぇぇぇぇぇぇぇぇ」
「D・《ティリュヴィア・ルアム・ロワーキングガン!》」
アガートラームに力を圧縮させて最大限にリスチャージを済ませて敵を吹き飛ばし、銀の腕を元の腕に戻し教会のバルコニーからリズルッドが銃の銃弾を装填した。
「・」
リズルッドの銃弾を銀の腕で弾き返すと腕が紫紺色に染まり充血して元の腕に戻り始め片手で、剣で銃弾を弾き返した。
「・D・ッウウウウッ!!!!!!!」
ダインは大量の力を消費して自分自身イク事で、昇天する寸止めのレベルで、力を失うが、クラウソラスの衝撃波と剣戟が教会を吹きさらし、リズルッドの首筋に刃を押し当てた。
「やっ・・・やっ・・・やっ・・・・・やめろ・・・・やっ」
ダインがリズルッドの銃を地面に押し潰し自分は直後の影響で肺に穴が空いて空気が漏れ始めて、ダインは噎せながらも教会の階段で倒れ尽きた。
ツヴァイの甲冑が外れてコートを着た状態ながら聖剣で瓦礫を斬った・・・ロンドンが壊滅は近くのガイアス達にも伝わり北部の山脈に入ったのは数日後。セフィリアの四人の騎士の力は大陸を上回る。インデックスも天喰魔法の一つでロンドンに魔法陣を構築していた。
「!!」
インデックスの髪の毛が青く輝き背中に翼が生えて創神化を発動。
天の巫女の力により帝国兵とロンドン周辺ベルガモット海峡までの威力が宇宙の大爆発で消滅した。
「真天喰魔法・!!!!!!!!!!!!!!!」
インデックスの魔法でセフィリアの残党は塵と化し押し寄せる洪水を凍らせたのは、ロキ・ラタトスクだった。インデックスの頬を叩きロキはタバコを吸いながら魔銃で氷結させた。
「CREA・ACE」
ロキが久々に姿を見せたのは、エルセリウスの窮地を救うのに舞い戻ってきた。
ダニエル・スレイプニルの実弟。
インデックスはコートを着て橋を渡り市内の東部を進むと、ウェストミンスター寺院に着き疲れた力の消費を癒やした。インデックスは天空種の生き残り。主に天の巫女の力を借りる稀な人種の遺伝子を持つ。インデックスが寺院の階段に座り込んでいると、マーリンが手を貸す。
《無茶しすぎだよ。俺が居ても居なくても一人で抱え込むな。俺の魂は何時でも現世に錬成できる。俺はマーリンだ。人類史上初偉大な魔導士だ。インデックスを護る。手を貸せ》
「優しいね。マーリンは。私は誰よりも創神化の影響が速い。私乃髪は大丈夫?」
《大丈夫です。金ですよ。青髪であるアナタは一時に天の巫女と化す。セフィリアが最期にアナタを奪い自身が完全体ならこのマーリン事お使い下さい。》
「出来る訳ないじゃ無い?馬鹿じゃない?私は基本戦闘も嫌い。魔法は・・・」
空が漆黒で曇天だ。
インデックスは鞄からコートとピンヒールを出した。先程でコートとヒールが壊れて寺院のトイレで着替えて顔を洗い王立協会を目指した。ロキが新たに加わって。
「ロキ?何故?アナタがここに居るのです?」
「んんっ。これだ」
コートから出した金のバッチに証明書のテスタメントをインデックスに見せた。
「政府眷属の騎士だ。ヴィヴィアンの馬鹿ヤッロウニンが俺を呼んだ。」
「ですが、ここには何用?」
「コーネリアスのイカれたババアを助けろって事。俺は興味ないが、やれやれだぜ。ネルセリウスのムスペルヘイムまで来られて・・・・・はた迷惑だが、ルーラシアの温情出来た訳よ」
ロキ・ラタトスクは500年前に初代KnghitsOFDarkness時代にいた人間。現在は隠居していたが、緊急事態を引き受けてエルセリウスに来た。
「俺も居るから安心しい」
「はい!ダインを探します。・・・・」
「フェンリル?モード解除」
《》
銀髪の青年が銀狼として巨大な狼として尻尾を振りお座りしていた。フェンリルは神狼として、普段は人間の英霊として魔銃で眠っている。ロキはタバコを吸いながらベルトで双銃を腰に入れていた。ツヴァイは前戦から抜け出して時計台に行き時計台の中で休んでいた。
時計台でツヴァイは勤務中だが、ミントビールをがぶ飲みしてエクスカリバーを構える。
《酔っ払ってマジデか?》
「ヘヘヘヘヘヘヘ・・・・・・・・・ヒック・・・プハアアアアア」
ツヴァイは酔いつつ時計台の廊下を歩きエクスカリバーで時計台にいた。ダインも落ち着き剣を構えた。左腕が痛みアガートラームの力は限度超えれば腕事壊死は確実。ダインは瓦礫から這い上がり教会の跡地でリズルッドと応戦していた。
「」
3発の弾倉の弾丸を交わしきれずに教会の壁に激しく衝突したが、バルムンクとアロンディーンを握り息も切らす。
「アガートラーム力を貸せ、貸せよ、うぉおおおおおおおおおおらあああああああああああああ」
ダインは両腕に渾身の力を蓄積する。リズルッドが舌打ちする。
「ヴォルト、行くぜ。相手を駆逐だ。私が銃弾を雷撃で纏う。ガンガンガンフルチャージに相手をぶち込むのが私の快楽を呼び起こす。ダイン・ヴェスタニエ」
「・クレア2NDモード」
ダインの腕を銀にコーティングされて鋼鐵の腕を上空から力一杯に連続投打ラッシュで、ガトリングのようにリズルッドを飛ばした。
「らああっ!オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!!!!!!!!!!!」
教会の瓦礫や壁を利用し、双銃から放たれる電撃の銃弾を軌道読めずにダインは、アガートラームでの戦闘は休止しバルムンクとアロンディーンを握り剣で銃弾を斬りあげた。
教会の瓦礫が、銃弾が貫通し、ロンドン市内の市街区域は燃え上がるザイもふらつき、刀を四本手にしてコートが破けてイアンとの苦戦でザイは死にかけていた。
「四刀天照抜刀滅流奥義!!!!!!!!紅蓮双刃天翔天」
「チッ。ジパングの倅が、消えろ」
ザイは刀を四方に構えて息を整える。
《ザイ殿・・・・完全にぶち込みますか》
《イアン殿をぶち込むのなら脳漿を爆散が一番だ。》
「兎に角急を脱する。」
足を踏み込み・・・・ザイは刀で構えてロンドン市内を刀で陣を構築した。
《親爺とお袋に恩を借りる。俺はザイ・ジークフリートじゃ。刀で人を護る》
ザイとイアンが応戦中にコーネリアスは執務局から出てセフィリアと一戦を交えていた。
「ううっあっうううらあxっっつうう・・ぐううっううう・・・があっ」
「」
コーネリアスの左手がセフィリアの心臓を強く刺激を送り電気マッサージで賢者の石との共鳴反応が起こりセフィリアは瘴気が抜け落ちる。セフィリアがガクッと階段から転げ落ちて、長刀を構えて、刀を振り落とすがコーネリアスの剣が死者を置き換える。
「死剣・」
コーネリアスと別の人間を何十人も置き換えて隙を突き王立協会から出ると、大地が浮かび上がった。アリアンロッドだ。命の代わりにセフィリアに懇願して王立協会に来ていた。
アリアンロッドの重力の大剣をコーネリアスはやれやれと顔に出して長剣を抜き浮かび上がる地面でコーネリアスに手を貸したのは、ガイアスだった。
「無茶し過ぎよ。ったくよ、燃えよ剣」
宙に浮かぶ七つの焔の剣がコーネリアスをガードしてガイアスは不安定な足場に剣一本でアリアンロッドを観た。
「姉ちゃん?相手が悪いよ。俺の相手が如何に不味いかぐらい分かれよ」
「魔神に契約し人類史上最凶の騎士王。これは相手が悪い」
「生きるかは自分で決めろ。死ぬ場合ありがいたいね。サタンの獲物だ」
ガイアスは地面を蹴り上げて重力を腕で押し返しサタンの焔が瓦礫を焼き漕がし焦土と塵の隙を突きアリアンロッドの首をへし曲げた。
「コーネリアス・・・・良いから早く来い。マジよ。マジンコで、ルーラシアが舞っている。」
ガイアスがコーネリアスを連れて市内の橋に着くと、セフィリアが追ってきた。
「おい、ぴ、おい、ひょー、ハッハハハハハハハハハハハハハハハ・・・・・ハッハハハハハハハハハハハハハハハ・・・・・」
ガイアスはコーネリアスを橋まで届け送るとセフィリアの長刀を受け流し、セフィリアがテムズ川まで追ってくるとコーネリアスが剣を構える。
「恩に切るが、ガイアス殿?私はこの場を指揮する。私に与えられた究極の能力は不老転生だ」
コーネリアスは不老の身で死なずの肉体と力があるコーネリアスが立ち上がった。
「邪魔するな、コーネリアス」
「フッ。私は不老長寿。不老不死だ。セフィリア?もう一度賢者の石を壊せば御前は死ぬ」
「!」
「冥剣・!!!!!!!!!」
橋が壊れて水飛沫の中、剣戟が続きコーネリアスはセフィリアの背後から賢者の石を抉り剣で壊した。
「ぐううううっぐうううっうはぁ・・・・はあああっ・・・・ううううっ・・・ぐううっ」
セフィリアが蹌踉めきながらも長刀を構えフレアが手を貸した。
《誠に無念じゃ。セフィリアよ》
「俺は生きる。生きる。世界を壊し。壊す。うぉおおおおおおおおおおおお」
立ち上がり剣を抜き志のセフィリアにジェラフバルトの御霊を宿す。セフィリアの剣をフレアが握る。フレアにコーネリアスを思い出した。
「フレアか!」
「25年ぶりだな?」
「だよ。アンタの顔で私の目標がアンタを殺すことだ。マーリュアルベルグを世界から消滅させて・・・・・私の力!究極不老不死!永遠の命が欲しいなら最初から言え。」
「ガキに食わせる食べ物と無いわかり合えた。2年未満であの世に逝くガキが不老不死。・・・・」
フレアが緋色の長い髪にスレンダー巨乳体型の魔女にコーネリアスには見覚えがあった。
「退け、フレア・・・俺が」
セフィリアが立ち上がって剣を握る。
コーネリアスの位は政府の騎士長。
死の剣を持つ騎士で、セフィリアは長刀を交わしコーネリアスの剣が雷撃を纏い市内はパニックだ。ダインが王立協会前に着き腕に包帯を巻いた。
「ハア・・・着いたぞ。ハア・・・ハア・・・ハア・・・ホンキーマンで死ぬところや」
「いやいや」
コーネリアスの件にダインは満身創痍で王立協会は爆風の痕と瓦礫の山の階段には、コーネリアスが俯せに倒れていた。血塗れと出血で自分自身メスを入れて施術していたコーネリアスは、剣を握りしめて協会前に居たのが、コーネリアスが起き上がりダインに注意した。
「遅い。」
ダインが剣を置いて跪きコーネリアスの目を見て謝った。
「すいません。遅れて申し訳御座いません。」
「ヴェスタニエか?待っていたけど・・・ダインね。ダイン以外はこの街は囲まれている」
コーネリアスは黒いコートを着て教会の中に入ると、クラトスとリズルッドが出てきた。
ドドドドドドドドドドド!!!!!!!!
崩れ去る協会を前にダインは包帯を解き痛む腕を銀に変えた。
「銀腕・クレア4th・」
ダインが咄嗟に今までの力を蓄積されていた魔力を腕に集中させた。コーネリアスは愕く。
「馬鹿な真似は辞めろ。死ぬぞ、くっ」
唇を噛みしめて剣を地面に突き刺して左手で空間を移動させてメスを斬り込み、クラトスとリズルッドを空間に押し込み力を充填したダインは、今のありったけの全力でぶち込んだ。
「うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
王立協会消滅
クラトス含め幹部の生体反応消失
セフィリアは敗北
以下のことでロンドンでの仕事は終わった。KnghitsOFDarknessの集合は瓦礫だった。ダインは完全にアガートラームのコントロールに成功した。
(畜生。俺の力はまだまだ足りねぇ、クレアの能力は最大限に俺が死んでも親爺もお袋をぶっ殺したヤツを殺す限りの仕事じゃねぇ。KnghitsOFDarkness・・・・そうだ)
ダインは腕に包帯を巻き黒コートに瓦礫の街を出ると頭が痛んできた。
《??》
「クレアか。驚かすなよ。なっ。俺の腕が硬化できるのは特殊か?」
《。》
「アンタには迷惑かける。俺の記憶があるのは見当が付く。」
《。。》
「英霊が集い神々の場だ。俺自身に命ある人間ならば記憶を奪い返す」
《。。》
「俺自身クレア神の力がいる。ティア神・エマ神・ジュリア神・ディヴェルア神・ジェラフバルト神・・・・そうか。そうか。そうか。そうか。記憶を取り戻す」
《これから先ダインが苦しむのを観たくない。私は何時でも心に居る》
「ああ。じゃーな。クレア?愛している。」
手を振り空間が瓦礫に写る。白い空間から目を覚ますとツヴァイの膝の上。
俺がツヴァイで寝込んでいた。
「起きた?」
「うっ・・ん・・・んん・・・あっ・・・んー・・・あ」
ダインは腕を動かした。
ツヴァイは甲冑自体外しコートを着てエクスカリバーは鮮血に染まっていた。ガウェインとザーロックにザイはトラファルガー広場に集まり蒼空に漆黒の気配を感じながらコーネリアスは協会跡に花を摘み手合わせてKnghitsOFDarknessに命じた。
「今回の主な代償はロンドン一国ではまかりかねない。ダイン?私が言うのもあれだ。では、KnghitsOFDarkness神の能力がいる。全員神化するの当たって代償がデカイ。私はルーラシアに帰る」
コーネリアスがルーラシアに帰国後政府からヴィヴィアンが来ていた。
「ルーはどこ?ルーラシアはちゃらっへっちゃらの男だ。最悪な事柄のケースを避けるにも俺として三代目・四代目の社長命令だ。アイゼンガルドが最初から頭が可笑しいことも、狂っている、傘下の組織形体が80国も加盟した。ダヴィデが生きて居る以上厄介だ。皇帝自身、命はない。ルーラシア?俺もこの世界を研究していたところ・・・・クレア神・エマ神・ティア神・ディヴェルア神の御霊の英霊ではドウヨ。・・・・・・あっ!」
「用件はそれだけか」
新世界が流れながらルーラシアが来た。ヴィヴィアンは跪いた。
「エイボンも言う通りじゃね。じゃね。ロンドンの件は遺憾だ。よっ。帝国が西側全土の戦争なら俺が全力で皇帝を根絶やしに魂絶上等だ。ヴィヴィアン?政府の眷属全員と五賢帝の力で完全なる世界の為に闘うぞ、おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
ルーラシアが手を翳し全線指揮を命じるとヴィヴィアンが立ち下がる。ルーラシアも事態は思く受け止めエイボンは神能力を神化させるのに《モードチェンジ》は蒼天八極神中心とする場所で、《バスターモード》は神の英霊が集う神殿・遺跡・霊廟にと各地の文献で分かってきた。《セイバーモード》《クレアモード》《エマモード》《ディヴェルアモード》《ティアモード》も同様に古代世界の旧時代の旧遺跡に眠る地に残っている力だと史料にエイボンは紐解き、KnghitsOFDarkness宛てに手紙を送った。
《KnghitsOFDarkness緊急事例発令》
【日頃の職務任務御苦労である。私はエイボン。ルーラシアの軍師。KnghitsOFDarknessに命じる。帝国戦没に対して言う。戦役が増す中で、先の戦没者の令も未だ眠る地。君達が神化の無限大の可能性がある中飛空挺を送る。座標を入力すれば目指す場所に行ける。一旦ルーラシアに待つ。帰国後詳しい話をしよう】
珍しいほどエイボンからの手紙にダインは深呼吸してルーラシアに帰ることになった。エイボンは自室に篭もり研究所の文献で座標の水晶に入力キーを入力してコードを画面にエイボンが打ち込んでいた。
【125.45678.569900.654780.67549000890.67】と数字のコードのキー入力を完了してエイボンはパピルス紙にクレア神とティア神とエマ神についてを文献から紐解き座標を見つけ特定だした。
「フフフフフフフフ・・・終わったぞ。座標は分かった。問題は飛空挺でしか行けない不安定な場所。神の超越の能力は・・・・KnghitsOFDarknessに任せる」
KnghitsOFDarknessはその事を知ったのは数日後。エイボンが改めて飛空挺の設計と技術メンテナンスはクレア神とエマ神の構築と構造に基づきディゾンからの九千億Vの投資で創った。エイボンはルーラシアの壁に座って蒼空を眺めていた。
「時代が動く。クレア様」
エイボンはこの街を眺めて飛空挺の設計に関し完成はしていた。
最終目的地を星の遺跡に座標を打ち込みディゾンから五賢帝も今回はガブリエルが久々に姿を見せた。ガブリエルは長い銀髪に翡翠の目をして黒コートに長剣を腰差してサンダルを履きエイボンに逢った。
「遅くなって申し訳無いね。エイボン卿」
「ガブリエル様。こちらだ」
「後のメンバーなら直に来る。KnghitsOFDarknessそれはそうと・・・ルーラシアは元気にしているか?神を超越する力が欲しいね。無茶を言う」
「我々人類にとって小さな一歩だが大きな勝利と叛撃となる。」
「だろうね。俺はこの世界を見て回ってきたが、アイゼンガルドが来る。」
「まっ。KnghitsOFDarknessがやってくれるさ。飛空挺に自動座標照準作動してある。これで問題は無いが、飛空挺に武器を搭載するのを手伝ってくれないか?」
「はっ?武器?本格的な武装システムね」
「オーケーオーケーオ」
ガブリエルとエイボンは北のルーラシア整備工房前の鉄格子に居た。鋼鐵の壁の地下にエイボンが自信作と設計した飛空挺に潜水艇と同じ機能を搭載した。ガブリエルは杖をつき、エイボンのシステムを共に観た。
「完成だ。この最高の翼を運転できる人物は?」
「アーイ、アーイ、俺だ。ゼクセル・ブライアンの子イルマニア・エムシー・J・ブライアンだ。乳と同じこの飛空挺運転免許証特級の俺だ。エイボン?」
「君を今回翼の後見人にしたが最悪な場合戦闘は避けられない。それでも認める。」
長身でワインボトルを飲みながら長髪グラサンの男こそ飛空挺を飛ばせる人物。イルマニアがこの場に居たのも不思議だが、これからの時代世界全土に行くのに決意した。
「では行動開始」
エイボンが指示した。
「ああ」
その翼がルーラシアを発ちロンドンに向かって飛び去っていた。
読み終わったら、ポイントを付けましょう!