中学二年生の雨傘冬樹は、中地中学の吹奏楽でトロンボーンを吹いている。かつてはプロのジュニアユースで活躍していたが、約束の破綻をきっかけにユースを辞退して中学の部活動へ。
楽器を吹くことだけを取り柄にし、コンクールには興味が無かったが、顧問の入れ替わりによる部活動の変貌によって彼のコンクールに対する意識が変わっていく。