全てのレビュー
序盤はゆっくりめに世界観やキャラを見せていく構成ですが、21話「侵食する樹木」あたりから一気に物語が加速していって、「おお~、きたきたきたー」となります。
これって平成~令和の仮面ライダーの典型的な構成で、まずは主人公が登場、次に主人公の能力や装備、チームの仲間たちの紹介回みたいなのが5話か6話くらいまで続いて、そこから一気に敵の背景や強力な中ボス、両陣営の間で宙吊りになる悲劇のヒロインみたいなものが投入されて、物語が動き出す。
あの展開が好きな人にまずはおすすめです。
はい、こんばんわです。
おかしなレビューを書く変人で有名(?)な、殴り書き書店でございます<(_ _)>
そんな私が書いたレビューですが、良かったら最後までお付き合いください。
さて、そんな変人な私が、今回お薦めさせて頂きたい作品は、これ!!
【戦ノ神の新約戦記】
コチラをご紹介したいと思います。
……とは言え、私は変わり者なので、作品の内容には触れません(そこは読んでのお楽しみと言う事で(笑))
この作品の、何が優れているのかを重点を置いてレビューしていきたいと思います。
それでは早速、この作品の優れている部分を紹介していきたいと思います。
●青臭さが優れている●
こう書いてしまうと、一見悪い印象を描いてしまい。
『文面が幼稚なの?』なんて誤解してしまう方も居られるかもしれませんが、決してそう言った意味ではありません。
これは100%良い意味で、こう書かさせて頂いているんですよ。
何故なら、この物語の主人公達は『年相応の青臭さを持っていて【何でも出来るチート臭さがない』んですよ。
要するに、読ませて頂いていて『嘘臭さがない』んですよ。
例を挙げるなら。
「あぁ、この年齢なら、そう考えるだろうなぁ」とか「あぁ、そこ悩んじゃうかぁ」と言う懐かしさを感じさせてくれる。
過去、自分がその年齢であった際の感覚を思い出させてくれるんですよね。
そう言った青臭い部分を、見事に表現されてる作品なんですよね。
これは本当にリアルで良い思いますよぉ。
……っとまぁ、そんな訳でございまして。
今、自分で作品を書かれている方で、そう言った部分に悩まれている方が居られましたら、是非、読んでみてください。
なにかしろの解決の糸口に成るかもしれませんよ。
そして勿論、そうじゃない方にもお勧め出来る作品ですので、一度読んでみて下さいです。
絶対に損はさせませんよぉ(*'ω'*)ノ
本作はファンタジーです。ただし『ただの』ファンタジーではありません。
人間、亜人、魔獣が互いに均衡を保っていた世界で、人間が増えすぎ、亜人を滅ぼしてしまったことによるパワーバランスの崩壊。それによる魔獣の増加の責任を取らされたのは、主人公の神様。それも、戦の神『マルス』です。
彼は、冤罪によって追放されると、名誉を挽回するべく、下界で魔獣と戦うことに……
日本をモチーフにしたような組織、そしてマルスとその周囲とのやり取りが実に鮮やかな描写で描かれています。
テンプレ無双にはもう飽きたという方、たまには硬いファンタジーに触れてみたいという方。
是非とも読んでみてはいかがでしょうか?