[改造魔獣の情報についてまとめてみた。]
・改造魔獣とは?
遺伝子的に近い魔獣同士の良い部位、能力器官を機械を中心に掛け合わせた魔獣が改造種。その活動権限は脳の機械にかかっており、敵の行動をすぐに分析して対応する知能を持つ。生物特有の痛覚による恐怖などの余計な感情は予め削除しているので頭脳が完全に停止かつ生命核が破壊されない限り起動し続ける。しかし改造種には強制停止因子も内蔵されており、リモコン操作でオンオフを切り替えることが可能。
・改造種製作のプロセス
改造種は異なる魔獣同士の合成体というよりかは機械を媒体としてつなぎ合わせた人形といった考えの方が近い。
同系統の魔獣の体の良い部位をつなぎ合わせるわけだが本来なら遺伝子によるショックを受けてすぐに死亡してしまう。それを防ぐため、骨髄などのショックが起きる部位を機械にすることでショックを防ぐことに成功。
(機械にする部位)…脳、目玉、神経等、骨髄、関節、皮膚の一部
改造種基本構造…赤外線探知、学習機能、アラミド繊維防爆シートによる防御性能
「二足歩行型」
ベース魔獣…魔猿、邪虎
やや前屈姿勢の猿型の改造種。ギョロリとした巨大な目を持ち、内部に内蔵された圧縮レンズを照射させることによってレーザーを放つ。このレーザーは照射として「キーン」と言った音を発し、直線状に発射する。レーザーの射程は最長10メートル。しかし、誤射を防ぐために改造種の脳から出される一定の電波がある地点は打たないようなプログラムが内蔵されているので改造種を盾にするか、その電波を再現することができればレーザーを無効化できる。
前屈姿勢の体は細長く、緑色の体毛に浮き出るようにして装着されたアーマーが特徴的。このアーマーの内部に武器を内蔵しており、肩からプラズマキャノン砲、右腕からチェーンソード、左腕からサーベルが出現する。
痛覚は感じないように設定されてあり、中心部の核を打ち砕けば強制停止する。アーマーを掻い潜るような角度からの集中攻撃で核を打ち砕くことはできるが困難を極める。
「四足歩行型」
ベース魔獣…陰影避役
ヌメヌメした鱗に身を包んだ四足歩行型の改造種。こちらは左右独立して動く目を持っており、二足歩行型と違って内部に赤外線センサーが内蔵。視界を熱画像に変換させて情報を得ることができる他敵の飛び道具の軌道を大まかに捕捉できる。
金属質の長い舌を持ち、普段は口の中に収納しているが攻撃時には銛のように勢いよく射出する。二足歩行型と同じように関節部位を機械でつなぎ止めており、全身の鱗に防爆シート、逆反射フィルムを内蔵。これにより光学迷彩を行う。武器はベロと長い尻尾の先のサーベル。背中に内蔵されたミサイル砲。四足に内蔵されたカッター。
口内はベロを収納するミゾの他に金属製の牙が内蔵されており、合金でさえも噛み砕く。二足歩行型と比べて機動性を確保するために核を守るアーマーはないが舌や尻尾、ミサイル砲などの猛攻があるため近づくのは困難。しかし、視界を奪うことができれば移動を阻止することができる。二足歩行型と同じく痛覚は設定されていないが感情は少し残っている。
「蛇足型」
ベース魔獣…斬撃蛇
上半身を全身をアーマーによってつなぎ止められた改造種。まだ未完成な部分も目立つが二足歩行型、四足歩行型を超える機動性と破壊力を持つ。両腕の先端はアーマーによって一種の触腕と化し、かなりの強度を持つ。主な攻撃方法は触腕を利用した回転攻撃。触腕の爪は鋭く、剣の代わりにもなる。
背中にミサイル砲とプラズマ破壊砲が内蔵されている他、ワイヤーのような触手が多数、体の部位を切断させられたとしてもアーマー同士を接合させて再生する。
下半身は完全にアーマーによって成り立っている百足のような形状であり、多い関節を利用して立体的な動きを行う。見た目以上に素早く動くことが可能で足にはアーマーしか武装はないが振り回す事で破壊力を生む。
攻撃回避のために部位を自切することも可能でその際は分離した部位は自動で敵を捕捉して攻撃する。眼球にはレーダーが内蔵、敵を自動で捕捉する他学習機能もあるので同じ攻撃は通ることはない。痛覚や余計な感情は抜き取られているが未完成なために多少の反抗や動揺は行う。魔獣同士の結合のために完全に見た目は機械だが一応は生物として扱う。
見た目…上半身:一本角、緑色に光る目、牙は鋭い、胸、肩、背中にアーマー、両腕はアーマーによって覆われたゴツゴツした爪のような形状
下半身:百足のような節のある形状。(足はないので蛇にも見える)、足の先端は蛇のようにシュッとなってる、節ごとに接合されたアーマー。
マスクなしver
読み終わったら、ポイントを付けましょう!