静かなところにいる

転生したら盲目難聴でした
あきや
あきや

10.犬の記憶

公開日時: 2021年6月2日(水) 21:57
文字数:501

犬の視点。


人間が来て、餌をくれる。

餌を食べる。


「~~~~~~」

人間が何かをしゃべるが、何と言っているのか認識できない。

しかし、どうやら犬をかわいがっているらしい。

喉を撫でられる。


人間が歩き出す。

犬も付いていく。





木から雄犬の臭いが漂っている。

犬の視点が動く。

どうやら、片足を上げてマーキングを始めたらしい。





人間がベンチで休憩を始めた。

犬も隣で休み始める。


そこへ、別の人間が来る。

「^^^^^^^^^^^^^^^^^^」

「###########################################」

「---------------------------------------」

相変わらず何を言っているかわからないが、どうやら口論をしているらしい。

そして、ずっと一緒にいた人間が殴られる。

「????????」

一緒にいた人間が、悲しそうな声を上げる。

どうやら、いじめられているらしい。

「バウバウッ!ガルルル……!」

「!!!!!!!!!!!!!!!!」


犬が吠える。

それにビックリして、いじめっ子たちが逃げていく。


「~~~~~~~~~」

人間が犬ののどを撫で、優しく声をかける。

犬はとても嬉しそうだ。

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