真智田 玄人 、16歳、男性。一人称は僕。物静かで真面目な男の子、一年前に満生台へ引っ越してきた。都会での灰色の日々を忘れ、満生台での毎日に癒されている。
仁科 龍美、16歳、女性。一人称は私。品行方正な家庭であるも、満生台での彼女は奔放そのもの。移住前は両親から厳しい教育を受けたようで、成績優秀かつ空手の有段者でもある。
義本 虎牙、16歳、男性。一人称は俺。見た目は不良少年で、実際に移住前の素行は悪かったようだが、満生台では悪行に走ったことはない。つっけんどんだが、仲間思いだったりする。
久礼 満雀、15歳、女性。一人称は私。医療センターの副院長、久礼貴獅の娘であり、満生台での暮らしは四年と比較的長い。大人しい性格だが、友人の前では明るい一面も。病弱なためあまり外で遊べない。困ったときには「うゆ」というのが口癖。
杜村 双太、24歳、男性。一人称は僕。子供たちが通う学校の先生と、医療センターの医師、二つの『先生』を兼任している働き者。子供からも大人からも慕われている。
早乙女 優亜 、25歳、女性。一人称は私。医療センターで働く女性。同年代ということもあってか、双太とは仲が良い。
久礼 貴獅、48歳、男性。一人称は私。満生総合医療センターの副院長。四年前、医療センターが増築された際に家族で移住し医師として働くようになった。
久礼 羊子、45歳、女性。一人称は私。貴獅の妻であり、病弱な身。娘が病弱なのは自身のせいでは、とネガティブに考えることが時折あるよう。
牛牧 高成、61歳、一人称は儂、私。満生台に医療センターを設立した張本人であり、現院長。高齢のため実務はほぼ全て久礼貴獅に引き継いでいる。地元住民と親しい。
瓶井 史、72歳、女性。一人称は私。生まれが満生台の地元住民であり、山林の殆どを所有している地主。村に伝わる鬼の祟りについて詳しい。近年の過剰な開発に嫌悪感を抱いている。
永射 孝史郎、32歳、男性。一人称は私。満生台を『満ち足りた暮らし』のできるニュータウンにすべく派遣されてきた市長的存在。現在は電波塔計画を推進している。
八木 優、39歳、男性。一人称は私。地震の多い満生台周辺の地質について調べている研究者。山中に小さな観測所を構え、そこで生活している。
秤屋 千代、20歳、女性。一人称は私。満生台で唯一のお店である秤屋商店で働く女性。元々は親が経営していたが、今は一人で切り盛りしている。病院から機械器具の注文もあるため、そういった部品も仕入れている。
蟹田 郁也、25歳、男性。一人称は俺。医療センターに入院している患者。入院生活は長く、満生台に住居を持たないものの知り合いは複数いる。
佐曽利 功、57歳、男性。一人称は俺。虎牙の親族であり、牛牧の旧友でもある。満生台に居を構えたのも牛牧に呼ばれてのこと。製造業のようだが、何を作って生計を立てているのかは不明。
河野 理魚、14歳、女性。一人称不明。病弱な女の子で、病によってか喋ることがない。学校もよく欠席するため、周囲の人からは心配されている。
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