序章
一章 王達と側近達
二章 王達の心労嵩むひと月
三章 激闘とテンセイシャと恐怖の払拭
四章 人の王と魔人族の王
終章
人間の王・アンドルセルの息子・オーリオの生誕御披露目式で赤子の王子に黒い何かが憑いて姿を現した。
この物語はこの憑きモノと魔王達が対峙する物語である。それは苦難の道を進むのではなく、ある日を迎えれば対峙ができるというだけなのだが……。
規律にうるさい、英雄に敗れた魔王・ドルグァーマ。
崇拝する女神への信仰心を重視する竜王・ストライ。
他者への礼儀を重んじる獣王・ゼグレス。
王達、側近達が期日までに王子の憑きモノと関係なく(時折関係あり)、奔走、暴走、迷走、色々な日常を描いていく主旨脱線物語。