現代文学の作品一覧

12件の作品が見つかりました。
若き葛藤の書物
連載中 長編
詩作歴は十年以上になりますが、ここ数年の詩をどんどんあげていていきたいと思います。
公開日時:2021年7月31日(土) 13:18 更新日時:2023年7月20日(木) 00:01
話数:8文字数:5,534 ポイント0
連載中 長編
短編集めました
公開日時:2023年7月19日(水) 23:52 更新日時:2023年7月19日(水) 23:53
話数:2文字数:675 ポイント1.1
絶縁された後の正月について
「家族」だからといって、誰もが一緒に過ごすわけじゃない。
完結済 短編
両親と絶縁して二年経った「私」は、息子に祖父母と交流させてやれないことに心を痛めていた。 両親は、私が「良い子の仮面」を脱ぎ捨てただけで、私から逃げ出して連絡をよこさなくなってしまう。 そんな彼らに心を痛めつつも、何を大切にすればよいのか、私は考え続ける。 「小さな事が人生を紡ぐのだ。歯を磨かなければ虫歯だらけになってしまうし、落ちているごみを無視すればいつしか家はごみ屋敷になってしまう。小さな行いがその人を創ってゆく」
公開日時:2023年1月4日(水) 00:41 更新日時:2023年1月4日(水) 00:41
話数:1文字数:2,633 ポイント0
明日を紡いだ忘れ物
完結済 短編
クリスマスの夜、退勤しようと施設の施錠をしていた俺「後藤」は、「完璧君」な後輩である「高坂(こうさか)」が自殺しようとしている場面に出くわしてしまう。  なんとか自殺を止めようと、高坂の話を聞く後藤だったが、後輩の「人生積んだ」話は後藤にとってはとても恵まれた話で…… 俺は頭を抱えたくなった。  高坂の「絶望」は俺から見ると、まだまだ恵まれている所はたくさんあるのに「理想通りにならないから」と蹲っているように見えるからだ。  しかしながら、完璧な絶望など存在しない。俺にとっての「絶望」も、誰かにとっては希望なのかもしれない。  どちらにせよ、心から高坂に寄り添えない以上、どんな言葉をかけたとしても、そこには嘘が混じる。そんな紛い物が思いつめた相手の心に届くとは思えなかった。 「……俺は、理想通りに生きてゆける人間なんてほとんど居ないと思っている。一つ二つ失敗したからって、お前の人生をまるごと、絶望に染め上げるなと言いたい。――それ以上の事は、言えない」
公開日時:2022年12月27日(火) 07:02 更新日時:2022年12月27日(火) 07:02
話数:1文字数:7,225 ポイント0
モノクロ世界でもぐらが語る
土竜が太陽の下を闊歩する事がないように、弱虫は弱虫のまま日々を紡ぐ
完結済 短編
友人と喧嘩をしてしまった倉持佳代子は、手紙を書いた。 不用意な発言をして悪かったことを謝り、どうしてすれ違いをしてしまったのかを語る。 人の目を気にしすぎて自分の行動を制限するのはもったいないかもしれません。でも、誤解が誤解を招いて無実の罪を着せられた経験をしても、同じことは言えるでしょうか。 そんなに人は、強くなければならないのでしょうか。 太陽のようなあなたを前にすると、私は自分の影ばかり見てしまいます。陽光を直視するだけの目を持たない、土竜のような存在が私なのです。
公開日時:2022年11月12日(土) 22:53 更新日時:2022年11月12日(土) 22:53
話数:1文字数:3,438 ポイント0
『カラフル』
どうして私達は、何も知らないその人の性格を当てはめたがるのだろう。
連載中 短編
「松島愛莉ちゃん」は私の憧れだ。  みんなの人気者で過度に媚びず、見え透いたお世辞は言わない。それで反感を買ったら堂々と立ち向かう。  地味な私が化粧品を選ぶ姿を、「似合っていないのに」とバカにしたりもしない。 美容については自分の方が詳しいなどと、人を下に見るような真似もしない。  ある日、私は、愛莉ちゃんが気に入ったマニキュアに一目ぼれをしてしまう。 憧れの女の子に一歩でも近づけたらいいのにと、同じものを購入しようとするけれど……。 「どうして私達はこの狭い教室内でしか判断材料がないのに、その人の性格をひとつの色に当てはめたがるのだろう。教室の外に出たら、もっと素敵な彩を放つ人かも知れないのに。」 「その人“らしい”って、何だろう。外側から見たその人のイメージは単一かもしれないけど、本当はもっと多彩で当たり前だと思うんだ。人ってきっと、すっごくカラフルな生き物なんだよ。」
公開日時:2022年10月11日(火) 17:00 更新日時:2022年10月11日(火) 17:00
話数:1文字数:11,091 ポイント0
毒親の母さんは私に「殺して欲しい」と言った。私は母さんを殺せるか?
完結済 長編
糖尿病とアルコール依存症を併発している母さんは、もうすぐ視力を失う。 画家である母さんに失明は致命的だ。でも、事情はそれだけじゃない。  母さんは、「私を殺して欲しい」と「アタシ」に頼む。  アタシは母さんを殺せるだろうか?
公開日時:2022年9月9日(金) 00:18 更新日時:2022年9月20日(火) 17:00
話数:7文字数:20,745 ポイント0
自分の体の一部だけでも美しくありたいというのは、間違っているだろうか
完結済 短編
 足してゆくだけで創る美しさは、容易に手に入る。資金さえあれば良いからだ。  どんなに私が醜くたって、どんなに私に価値がなくたって、私の指先はこんなにも美しい。お金を払って得た確かな技術が、私に前を向く勇気をくれる。  私が美と対極である惨めな存在に甘んじている間にも――せめてもの救いに、自分の体の一部だけでも、美しくありたいというのは間違っているだろうか。  私が没頭してるのは、本質的な、真っ当な美しさを手に入れた者だけが余白として楽しむ行為であって、それを先取りするのは滑稽なことなのだろうか
公開日時:2022年9月9日(金) 00:14 更新日時:2022年9月9日(金) 00:14
話数:1文字数:1,356 ポイント0
「憤慨」
完結済 長編
「憤慨」…、どうして、正直者が馬鹿を見らなくてはならないのか、どうして、調子の良い奴が徳を得るのか、どうして、骨折り損のくたびれもうけとなるのか、憤慨止まないこの世の中… 心臓の鼓動が続く限り、妬み申し上げる。
公開日時:2021年10月14日(木) 17:01 更新日時:2021年11月23日(火) 11:40
話数:37文字数:107,319 ポイント0.4
みんなあなたのインスタ見てるよ
badボタンのない優しい世界を、生きていたいだけなのにね
退会したユーザー
連載中 長編
地方都市のホームセンター。女だらけの職場は、そりゃいろいろある。
公開日時:2021年9月22日(水) 20:04 更新日時:2021年10月8日(金) 16:07
話数:8文字数:6,816 ポイント0
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