死の作品一覧

　全三九話（序章・終章含め） 　サブタイトルにシリーズのナンバリングがありますが、続編ではないので、単体でお楽しみいただけます。 　理屈っぽくて偏屈な主人公、新崎聡は、ひょんなことから同じ高校に通う、軽音楽部員、渡樫慧太と出会う。 　慧太との出会いをきっかけに、とある理由でベースもバンドも辞めたはずだった聡の下へ、次々と軽音楽部入部の勧誘がかかる。 　もう二度とあんな思いは沢山だ、と頑なに断る聡だったが、その勧誘には深い訳があった。 　お気楽で楽しいだけならばどれだけ良かっただろうか。 　目を背けたくなるような現実など知らずに、生きて行けたらどれだけ良かっただろうか。 　酸いも甘いも知らない、若い高校生たちが、それでも必死に考えて、必死に毎日を生きる、高校生青春バンドストーリーです。

あるところに、紅い瞳の少女がいました。 少女には碧い瞳の恩人がいました。 恩人は少女にとっての生きる希望でした。 しかし、ある夏の日、恩人は遠い世界へと旅立ちました。 その日、少女は決意します。 世界を知るために葬儀屋『Black Parade』へ加わることを。 少女は赴きます。大切な者を失った人々の元に。 少女は出会います。様々な想いを抱える人々と。 少女は見送ります。この世界で出会えなかった人々を。 少女は目の当たりにします。人間の心が造り出す光と闇を。 そして、少女は知ります。遠い世界を。死とは何かを。

冒頭のあらすじ 家族旅行で訪れた自然の豊かな山。その中腹に建つレストランで休憩していると、真っ白な濃霧が外に広がった。客の老婆は聖書を掲げ「悪魔が来た」と奇声を上げる。初めは他の客は誰も信じないが、人智を超える出来事が次々と起こり始めると、次第に人々は老婆の言葉を信じるようになった。

ひとりぼっちの少年が、痩せた老犬に出会う話。

それぞれの生活の中で、様々な人が想う『死』についてを、1話完結短編形式で描きました。 『死』への想いや答えは人それぞれで、答えは無数に存在する。 それで良いのだと、私は思います。 誰かの気持ちを分かりたいという、あなたに。 感情に押しつぶされそうな、あなたに。 こういう考えがあっても良いんだと思って欲しい。 この作品が、あなたにとって『死』について考えるキッカケになれば何よりです。 【全７話】 ※重い描写が多いので鬱展開が苦手な方は閲覧注意！