完結済 短編 現代世界 / 恋愛

花束に愛を込めて 長編小説みたいな名前ですが短編です

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公開日時:2022年8月8日(月) 18:00更新日時:2022年8月8日(月) 18:00
話数:1文字数:1,125
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幼馴染で付き合って3年の浩介にバレンタインにチョコレートを送ったら、

ホワイトデーに花束を送ってくれた。

マシュマロとかを送ってくると思っていたので予想外だった。

しかもバラとかではなく、色とりどりの花を送ってくれた。

種類は見た感じ6種類かな?

まず赤い花 鶏のとさかみたいだ。

次に黄色い花 花びらが5枚ついていて中心部はくろくてひまわりみたいで可愛い。

そしてコチョウランと紫色のつぶつぶとした実がついている花 ぶどうみたいで美味しそう。それとサイネリアそれと白いデイジー


けど、何も返してくれないかと思っていたのでうれしい。

一応なんか意味があるか浩介に聞いてみよう。



由香里に花束を送った浩介はとある事を考えていた。

あいつ花束のほんとうの意味知ってるかなぁ?

あれは6種類のはなはそれぞれケイトウ、ツンベルギア、コチョウラン、紫式部、シネリア、そして、デイジー。

それぞれの頭文字をあわせるとケツコムシデ

紫式部は昔の言葉であることの意味を表し、

現代の言葉に直すとけっこんしで

つまり結婚してだ。

それにそれぞれの花には、おしゃれ 美しい瞳 純愛 上品 いつも快楽 無邪気という意味がありこれは俺が由香里の好きなところだ。

正直バラの花108本で結婚してくださいと言う意味があるがそれは面白くないなと思ったから、こんな花束を送ったがあいつは馬鹿だから絶対意味がわかるはずない。

そもそもプロポーズできない自分がチキンすぎる。このチキンめ!

けどわからなかったけど気に入ってくれたらいいな。



数分後由香里から電話が来た

「はいこちら浩介だけど、」

「もしもし、こちらは由香里だよ〜」

「ホワイトデーに花束贈ってくれてありがと〜」

「ところで送ってくれた花束って何回身あるの?」

「えっ?」

うそだろ、まさかわかったのか!?

「うっ、うーん」

「ねぇ、意味が教えて。」

「はっ、はい。」

俺は、この花束のほんとうの意味を教えた。

そして、

「いつもありがとう。本当に大好きです。結婚してください。」

とプロポーズした。

本当に最初からこれいえばよかった。

すると由香里は、

「ありがとう。ホワイトデーにお返しすると思ったらまさかそんなことだとおもってなかったよ〜。」

「ところで、お願いがあるんだけど。」

「明日、浩介の家に来ていい?お返ししたいから。」

「えっ。お返しなんかいらないよ。」

「大丈夫。ていうかもらって。」


次の日、由香里は1輪の青い花を持ってきた

そして

「この花をホワイトデーのお返しで交換して受け取って。」

「そして、絶対枯らしたり放したりしないで。」

といった。

「わかった。絶対枯らさないから。」

ていうか絶対枯らせることができない。

ゆかりの持ってきた花は星のような青い花びらのはな

そう、キキョウだ。


意味は、、、

 「永遠の愛」だ



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