「…人がスヤスヤと眠っている時に、貴様というやつは」
スヤスヤと眠る?
何を言ってんだ…?
今、俺たちは…
「ちょ…、痛いって!」
なんだ、この握力…
とても女の子とは思えないほどの力が、首の根本にあった。
さくらは160センチを越える高身長だが、スポーツをやってるわけじゃない。
白い肌に、華奢な体。
胸は思いのほか大きいが(あんまり関係ないかもしれないが)、決して、男1人を封じ込めるだけの「力」はない。
それがなんだ?
この「腕力」は…
「当たり前だ。「私」を誰だと思っている」
「誰」って、さくらだろ??
急に人が変わったような口調で俺のことを睨む。
絶対に何かしくじった
もしかして、舌を出したのがまずかった…??
パンツは目と鼻の先だった。
さすがに理性がぶっ飛びそうだった。
痩せすぎてない程よいお腹の弾力に、スベスベな、風呂上がりの手触り。
抵抗する素振りなんて彼女にはなかった。
それなのに…
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