俺達は次の1匹の鬼の目撃情報がある町までやって来た。
その町は燃えていた
絵馬はせき込む
「げほげほっ!!炎だらけよ」
斗牛は言った
「町の中に入ったら一酸化炭素中毒になりそうだぜ」
シルは言った
「ならここは私に任せて欲しい。
鬼なら呼吸しなくても平気だから、中毒にならないし。」
俺は聞いた
「1人で大丈夫か?」
シルは言う
「戦いはタイマンがマナーなはず、ここにはおそらく火を操る鬼1人しか居ない。
だから私がタイマンで応じるのがマナー。」
『………』
俺は言った
シルならやれるはずだと信じて
「行ってこい、シル。
お前の冷静な強さ鬼に見せつけてやれ」
シルは頷いた
「うん…」
私、シルは町の中に入って行った
街を燃やし尽くした鬼が居るはず…
「それにしても煙たい、鬼だから平気とは言え。
あまりいい感じはしない。」
死体があちこちに転がっている
死体は焦げていて、やけどで死んだのだろうと分かる
「…むごいことをする鬼。」
赤髪ロングヘアーで木の強そうな顔立ちをした
赤いTシャツに白いズボンを着た少女が現れた
ちなみにIカップはあろうかと言う巨乳だ。
「誰がむごいだって?中国征服のための、力の誇示だ。
これぐらい当然だろう」
「…力を誇示するために一般人を巻き込むのは、違うと思う。」
私は鬼だけどそう思う、元から倫理観があったのか
ロズ達と過ごすうちに倫理観を身に着けたのか定かではないけど
「そうかい、お前には崇高な俺達の理想を理解できねぇんだな!!
なら死んでもらおう!!」
鬼は炎を放って来た
私はそれをかわす
「かわすな、このチビが!!」
鬼が今度は炎を連続で放ってくる
私はそれもかわす
鬼は叫び
「チビがこそこそ動き回りやがって!!」
私は隙をついてハンドガンを構えて鬼の胸に撃った。
「がっ!!」
鬼は「がっ!!」という声と共に倒れた。
やった
「本当に、やった?」
私は鬼の生死を確かめるために鬼に近づいた
「やった訳ねぇだろ、この火鬼様は銃弾では死にませ~ん
胸に当たった瞬間銃弾を加速させてる火薬がストップされ、勢いが落ちるから」
!!!!
火鬼は私に炎を放って来た。
しまった!!うかつに相手の間合いに近づいてしまった形になった。
「つっ、ぐわぁああああああ!!」
私の白装束が燃える
火鬼は笑いながら言った
「やったか…」
だが私はやられていない。
妖力でとっさに全身をガードして居た
やられたのは白装束だけだ。
私は燃え盛っている白装束を脱ぎ捨てた
スポーツブラと黒のフルバックショーツが露になる
Bカップ+お椀型でロズと同じぐらいの胸は、確かにスポーツブラを通して
その膨らみを感じさせた
「まだまだ、やられてない。
服をやられただけ」
火鬼はあからさまに不機嫌そうに言った
「ちっ!!しぶといチビだ。」
火鬼は高速で移動してきて、私にパンチを仕掛けようとする。
私はとっさに胸を隠した、パンチは腹に当たる
「がはっ!!」
腹の骨が何本も折れる音がした。
「どうだ?近接パワーだってあるんだぜ、この俺は」
「つっ!!」
私は強い目で火鬼を睨みつけ、火鬼の腕を拘束した
「なっ、何を。うわ、いてぇええええええ!!」
そして火鬼の腕を折った
「私にだって近接の心得ぐらいある
むしろ貴女のは素人すぎるぐらい」
火鬼は怒りの表情をあらわにした、とんでもない怒りの表情だ
「貴様、舐めるなよ!!」
火鬼はそう言いながら私と距離を取ると
「火の竜巻を浴びせてやる、この町をこんな風にした元凶の技だ。
お前はこの竜巻で死ぬ」
技を撃つ宣言をした
私は全力で妖力ガードした。
「竜巻よ!!」
巨大な炎の竜巻が私に襲い掛かって来た
私は竜巻の中でぐるぐるまわる
まずい、このままじゃガードが持たない
火鬼に、殺される
火鬼は笑った
「炎の竜巻はどうしようもねぇよな?並の鬼には
俺達はお前たちとは規模が違うんだよ。規模が」
火鬼はさらに笑う
「俺達に逆らったことが運の尽き、せいぜいあの世で後悔するんだ…」
銃声が鳴り響いた
それと同時に火鬼の全身に電気が駆け巡った
「ぎゃぁあああああああああああああ!!」
火鬼は下着姿
赤の4分の3カップブラに赤のフルバックショーツ姿になっている
火鬼の全身は焦げ焦げだ。
火鬼は何があったのか分からない、という顔をしている
「俺が電撃攻撃を受けた、一体何があったんだ?」
竜巻は解けて、私は地面に落ちる
私は見事地面に着地した。
火鬼は必死の表情で聞いて来る
「何があったんだ!!教えてくれよ!!」
私は無表情に言った
「銃弾に電気を込めて、貴女に当てただけ。
胸にも電気の衝撃が当たった、貴女は死ぬ。」
火鬼は座り込む
「そんな、あの竜巻の中銃弾に電気を込めて、当てたと言うのか」
私は少し怒りの表情を込めて言った
「地獄に落ちるといい、貴女に殺された人の分も苦しむと。」
火鬼は体を支えきれなくなって仰向けに倒れた
「クソ、この俺が、この俺がこんなガキに殺される。なんて…ガクッ」
途中炎の竜巻が発生したりが見えたため、俺ロズは心配しながら
シルを待っていたが
シルは無事?帰って来た、下着姿で。
斗牛は慌てて目を逸らす
俺は聞いた
「シル、その恰好は。」
「無傷とは行かなかった、服と、腹の骨を何本かやられた。」
「腹の骨を!!大丈夫なのか?」
シルは無表情で言った
「鬼だからすぐ治る、問題ない。」
絵馬は言った
「なら急ぐべきは着替えよ、いつまでもそんな姿で居させる訳にはいかないし
近くの町の服屋へ寄って行きましょう、シルが着替えるのはちょうどいいわ
いつまでも白装束で居るのは、死人みたいでどうかと思ってたし。」
俺も同調した
「確かに、白装束はどうかと思ってたしな
これはイメチェンするいい機会なのかもしれない。」
シルは言った
「私は白装束にこだわりがある訳じゃないんだけど。」
俺は笑顔で言った
「なら決まりだな、お着換えだ。
なんで白装束を着ていたかは聞かないでおくが
そんなものより普通の服の方がいいに決まっている」
ツウは叫んだ
「それじゃあシルお着換えへゴー!!だ」
『おー!!』
シル以外が叫んだ、俺達はシルをじーっと見る
「お、おー…」
シルも乗ってくれた
『かわいい。』
やっぱりシルはかわいいな。
絵馬はシルにピンクのキャミソールと白のミニスカートを着せる
「こんなのどう?かわいらしいでしょ。」
シルは文句を言った
「かわいらしいけど、スカートは動きにくいから嫌だ。」
白装束の方が動きにくいと思うけど!!
絵馬は別の服を用意した
「じゃあピンクのTシャツに、短パンのジーパン。
これならいいでしょ?機能性も重視してるし、おしゃれ。」
シルは笑顔で言った
「うん、これなら悪くない。」
俺は言った
「白装束シルから、Tシャツシルへ。
ニューシルの誕生だな。」
シルはつぶやいた
「ニューシル…」
絵馬は言った
「これからは死人のような生き方じゃなく、まさに生きる生き方をするのよ。
おいしいものを食べて、いい服を着て人生をエンジョイするの
ちなみにその服とジーパンもブランド物で、大器さんにつけてあるわ」
抜け目のない奴だな!!絵馬!!
大器ならお金払ってくれると思ってるだろ
まぁ、鬼さえ倒せばお金払ってくれるだろうけどな
連絡ですが、主人公の身長が12歳にしては高すぎるので
下方修正を入れます。
151センチから、140センチにします。
実は140センチだったと脳内修正お願いします
名前 山本ロズ
性別 TSっ娘 種族 人間
性格 年功序列嫌い、その他はいい奴 年齢 12歳 職業 何でも屋 目標 年功序列をぶっ壊す
顔立ち 気が強そう 髪の色形 赤髪外ハネでショートより少し髪は長い
身長 140センチ 体の太さ 細い 胸のでかさ形 B+カップ
服装 白のフードつきの服、下はジーパン 下着 サラシ 白のボックスショーツ
特殊能力 霊力を柔軟に操る
筋力 A級下位 格闘技術 青帯並 武器技術 達人級 素早さ A級下位
霊力 高い 法術知識 ある 一般知識 かなりある 魅力 ある意味ある
スキル
霊工夫 霊力を工夫して操る
技
霊散らし 霊力を小さく指に付け、散らすように攻撃する
奥義
霊拳 霊力を込めたパンチ
法術
霊ナイフ 霊力のナイフを召喚できる
霊ソード 霊力の剣を召喚できる
備考
年功序列が嫌いなTS少女、法術知識や作法は最低限しか学ばないが
前世のように負けないように必死で修業する
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