時は、《妖》と《仙》とが相争う《華》王朝末期。
行方不明の師匠を探し、江湖をさすらう少女・蘭花は西洋から持ち込まれた「銃」を用いる武芸を操ることから、武林では邪道と見なされ、「妖蘭花」と呼ばれていた。
謎の魔僧・朱弦によって「魔弾」を胸に受けた蘭花は、奇跡的に一命を取り留めるが、それをきっかけに武芸の達人である謎の人物の人格を己の中に宿すことに……。