高校2年生の【信条シンヤ】は根っからのゲーマーだ。
小学生の頃からやっていたFPSゲームでは世界ランキングに名を刻み込むほどの実力を持っているのだが、そんなシンヤはある日――『誰もクリアしたことが無いゲーム』に出会う。
自分の実力ならこのゲームをクリアできるかもしれないと思い、シンヤはそのゲームをダウンロードすることにした。
ゲームタイトルは『オブ・ザ・デッド』
そしてこのゲームには賞金が設けられており、クリアすると1,000万円。シンヤは迷わずゲームを始めるのだが、このゲームには――『クソゲー要素』が多く含まれていた。
①ゲームキャラが死んだらアカウントが削除されます。
②スライムレベルのゾンビですら、倒すのに数時間かかります。
③ゲームを始めた時点で、すでに詰んでいます。
そんな数々の困難を乗り越えながら、オンラインで出会った仲間たちと協力してゲームをクリアした瞬間、世界は思わぬ方向から更新されてしまう。
それから数日後――世界が滅んだ。
そして、絶対にクリアできないと言われていたオブ・ザ・デッドの世界が現実で引き起こされしまう。これは、無理ゲーをクリアしたシンヤとオンラインで出会った仲間たちが、滅んだ世界で二度目の攻略を目指すバトルアクション小説!!
ゾンビ・パンデミック・宗教・時間遡行・アクション・頭脳戦、ジャンルを超越した趣味全開の小説をあなたに読んでいただければと思います。