放送室に連れ込まれたカオリはプルプルと震えながら、自分がどのような状況に陥っているのかを理解していない。
人が死んだ――そんな光景を今日で何度見た事だろう。
卑屈になっていく精神を抑え込むかのように、体を小さくしながらふさぎ込む。
木村先生は、そんなカオリの表情と体つきをくぎ居るように、舐め回すように観察していた。
三角座りでふさぎ込むカオリは、自分がブレザー制服を着ていることに気付いていないのか、その丈の短いスカートの中身が薄っすらと木村先生の視界に入る……。
純白のフリルが付いた可愛らしい下着に、頬を緩ませ笑みが漏れる。
そして視線を少し上げれば、女子高校生にしてはそこそこ発育のいい胸が太股に押し付けられ、触れた時の感触を想像しながら、不敵な笑みが漏れる。
地味で目立たない女だと思ったが、なかなか悪くない……
先ほどまで付けていた眼鏡も、無くなれば切れ長でクールな目元。
カオリの前に立ち、もう片方の縛られた三つ編みをゆっくりほどくと、綺麗な茶髪のストレート髪が姿を現した。
ドク……ドク……ドク……、早まる鼓動と荒くなる呼吸。
我慢の限界を迎えた木村先生は強引にカオリを押し倒し、右腕でカオリの細い両腕を抑えつける。
「きゃッぁっ!!」
いきなり両腕を抑えつけられたカオリから、か細い声が漏れる。いきなりの出来事に動揺し、声が出ない。
木村先生は空いているもう片方の手でネクタイを外し、カオリの両腕を荒く結ぶ。
カオリの抵抗は少なかった。
「おいおい、やる気満々かよ……」
「や……やめて……」
カオリの縛られた両腕を抑えつけ、足元からゆっくりとやさしく触り、膝から太股へ、そしてじらすようにスカートの中へと指先を入れる。
生暖かさと湿気の高さに下半身が反応した。
カオリが力強く太股と太股をくっつけ、それ以上の侵入を防ごうとするが、汗で滑り込むように、大切な場所に指先が触れる。
中指をゆっくりと動かすとビク……ビク……と反応し、力が抜けていくのを感じる。
ある程度楽しんだら、スカートをめくり、そのあられもない姿を目に焼き付ける。先程は薄っすらとしか見えなかった純白の下着には、黒色のリボンが付いており、可愛らしい下着を撫でまわす。
ブレザー制服のボタンを一つ一つ丁寧に外していき、ワイシャツが姿を現す。
「先生……おねがい……やめて……」
「その割には全然抵抗してないように見えるが?」
カオリの耳元に口を近づけ「本当はして欲しいんだろ……?」などと言葉攻め……、カオリは歯を食いしばって体中に力を入れる。
そしてワイシャツのボタンを上からゆっくりと外すと……下着に合わせた純白のフリフリとした可愛らしいブラジャーが姿を現した。
スカートをたくし上げられ、ワイシャツのボタンを外され、ほとんど下着姿のカオリは、目元に涙をためながら、視線を木村先生から外す。
誰か……助けて。
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