第1章 絵師も三人寄れば賑やかである
第2章 石の上でも絵師が集まれば温まる
第3章 どんな優秀な絵師でも木から落ちる
第4章 空いた絵師の存在が塞がらない
第5章 どんな絵師でも数撃てば当たる
第6章 絵師も歩けば苦難にぶつかるもの
第7章 井戸の中の絵師、大海を知らず。そんな絵師でも虎を噛む
一筋(ひとすじ)は昔から絵が好きで、イラストの職業を志していたが、とあるきっかけで絵が書けなくなってしまう。その傷心の矢先に出会ったのが、架空の美少女を一枚の漫画イラストで表現する『絵師』という存在。中でも抜群の趣向を取り込んでいた「キノミノコ」という絵師のイラストが大好きになり、彼女の絵をこよなく愛するようになった。そんなある日、アニメショップにて絵師の展示販売会が開催されることに胸を踊らすのだが、ひょんな事件から幼馴染みの美羽(みわ)と一緒に異世界へとダイブしてしまう。そこでは敵対する絵師に打ち勝ち、その力をカードとして封じ込め、並みいる他の敵(絵師)を屈服させるという現実離れした恐るべき世界が待ち受けていた。
※この掲載している作品は全てフィクションであり、実際の人物・団体・事件などは一切関係ありません。
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。