お惚けなこうこうせい4にんでも、ゆるふわなこんとのような毎日をおくったら、しあわせになれますか?

コメディに生きる若者らが繰り広げるコント集
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第1章 さあ、初めが肝心

第1話 初めましてのご挨拶

公開日時: 2021年12月23日(木) 20:36
更新日時: 2022年1月7日(金) 12:38
文字数:717

 この作品は私がツイッターで小ネタみたいなツイートをしていて、どうせ惚けるなら小説で展開した方がいいのでは? という発想から始まった小説です。


 これまでギャグで突っ切るという作品を書いてこなかったせいか、色々なことを考えさせられました。

 また、物語をテンポよく進めるように字数も千字~三千字以内にして、読みやすさも重視しています。


 それでは英子えいこを取り巻く、面白おかしな物語の始まりです。

「あっ、皆さん、初めまして。この物語に登場いたします、英子えいこです。

今回はこの作品をご覧になりまして誠にありがとうございます」 


「さて、この物語はとあるお方がTwitterで呟いていたダジャレを元にして物語が展開されているらしくて……うーん、スマホの映像からだとカンペが小さくて読みづらいです。

それに、ここでは姿が見えませんが、とあるお方とは一体誰なんでしょうね?」


 ざわざわ……。


 ……あれ、何やらヒソヒソと周りから声がしますね?

 もしかしたら、あのお方? のファンの声かも知れませんね。

 少し話を止めて、耳を傾けてみましょうか……。

 

「……ちょっとやだ、あの子、スマホ片手に一人で何か呟いてる」

「ママ、あの人一人でブツブツ言って怖いよ。うわーん!」

「駄目よ、見てはいけません!」


 ガガガ、ガーン……。

 ああ、ベントーベン様の運命の曲が私を頭の中を支配しています。


 どうせ、私は日の丸弁当以下なんだ……。


「あ、あの……」


 そんな落ち込んでいる私に、真っ黒なビジネススーツを着こなした二十代くらいの綺麗な女性が立ちつくしていた。


「はっ、はい!」


 そうだよ、私は一人じゃないんだよ。

 こうやってきちんと手を差しのべてくれる人もいるんだ。

 

 ファイトだ、私~!


「はい。何でしょう♪」

「……あなた、不幸な顔立ちをしていますので、もし宜しければ私どもの商品をお買い上げになりませんか?」


『──だから、顔は余計じゃい!』


『──しかも化粧品。

綺麗になって彼のハートをゲットかよ!』


****


「──という感じに物語は進んでいくよ。これからヨロシク~♪」

「ああ、美伊南びいなちゃん、私の出番をとらないで下さいー!」

「うん、いいじゃん?

別にあたしら幼馴染みだからいいじゃん♪」


第1話、おしまい。



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