描写や設定にこだわり抜いた一作。何気ない食事のひとときからとある人物へと筋が進み、作中最大の肝であるところの物品へと至る。
主人公は、どちらかといえば少し離れた客観的な立場でかかる物品に接しているのだが、逆説的にプロ意識が感じられていて良い。