クルケアンの若者たち
鉄門回廊
流星群の下で
魔獣の工房
星祭り
神獣騎士団
評議会
偽りの和平
人物紹介
賢者の死
観測者
草の王冠
神殺しの階段
クルケアン動乱
王の帰還
死の国の女王
天国への階段
星を見る人
エピローグ 階段都市クルケアン
設定資料
四百年以上前に建設された、雲よりも高くそびえたつ階段都市クルケアン。最下層に住むセトは幼い頃からその頂上を目指しては失敗していた。頂上に行かなければならない、そんな気がするんだ、とセトは幼馴染のエルシャに語る。クルケアンの階段は神が降りるためのものなのか、それとも人が神に会いに行くためのものなのか、忘れ去られた歴史をセトとその仲間が明らかにしていく。チュニジアの死者の都をモチーフにした歴史冒険小説。