叛撃のKGU

郷土研究会戦記皇學館異聞見聞録
JULIUS
JULIUS

KGU(Ⅰ) ~CODE:ZERO~

第Ⅰ章惨劇の(Von der Tragödie)開始を(Ein Anfang)遂げる(Schaffe)合図(Signal)

公開日時: 2020年9月8日(火) 17:21
文字数:86,254

第Ⅰ章惨劇の(Von der Tragödie)開始を(Ein Anfang)遂げる(Schaffe)合図(Signal)

―――――始めに

KGU

大学創立1882年4月29日(明治十五年)

大学設置1962年4月29日(昭和三十七年)

大学再建後2035年12月19日(天照暦五年)

設置者学校経営法人団体CODE:ZERO

創立者エンペラー・四条小路澪・磯城譲・魔柄應神・伴龍纖

KGU綸旨令

《神宮學館是ヲ学ブ者ハ、趣ノ宗旨ハ、教育ト自由ノ博愛貫キ力ヲ与エ我ノ夢ヲ継ギ、本校ヲ教育デ皇國ノ教エ並ビ歴史ノ意味教エルトスル。

天照ノ御儀ニ五人則チ特異者也。

千年以上前カラ力持ツ者世界変エソノ剣文明ノ為ス重大且ツ諸国均衡崩レル候。》

大学本部所在地三重県伊勢市倉田山町1-18-21倉田山御陵

キャンパス倉田山キャンパス・総統府キャンパス・KGUターミナルキャンパス・ロンドン王立ブニタニアキャンパス・ヴァチカンキャンパス

学部文学部・理学部・医学部・教育学部・心理学部・宗教部・政治経済部・法律部・福祉部・英語文学部・国際教養部・帝國部+四百万学科コースで成り立っている。

研究専攻科

文学部歴史学科・教育国際メンタル学科・心理教育専攻学科・国際教養地球学科

ウェブサイトhttp://wwwKGU.jp

神聖KGUは御陵に建てられ今年で創立二百五十周年。

大学人数約一兆人(教授含め)

神聖KGUの紹介が終わって、

天照暦元年12月31日(大晦日)の日に日本国史上最大の事件が起こる。

天照暦元年日本国最大の陥落できなかった最凶のKGUが落ちた。

死傷者一億四千五百万人の命が失った。

*生存者が後のCODE:ZEROの創始である。

この無謀な革命はそれ以降「血の時代(Die Zeiten des Blutes)」と呼び、その時代に生を受けた者を「血の世代(Generation des Blutes)」と言う。

この戦は「乱世(Chaotische Zeiten)」の始まりにしか過ぎない。

CODEを生まれつき持つ者とそうで無いものと分断されて、この物語は平穏に暮らして何も取り柄の無い大学生がその騒乱に飲み込まれて成長していき、やがて世界史上最凶最悪の能力者(CODE:EMPEROR)エンペラーに成っていく男とKGUの運命の物語である。

時に、平成が終わり大学も群雄割拠の戦国時代で生き残りが激しい中、KGUは、日本最期の国史を貫き通し、史上最大の革命と言われる戦に、人類は振るい上がり立ち向かい、CODEに負けた。

そして、我々はその証として《CODE激戦地》の黒門に、銃弾の弾痕や血染めの血痕などが残っている。

刀傷や、槍傷などの残り痛々しい姿で、倉田山に聳える大学が「KGU」。

創立250周年目。

人類が学ぶ学問の場であるが、最近CODEとの戦いに破られ現在MCO(三重特殊能力機関)の支配下で人々は学んでいる。

人知れず闇に紛れそのサークルはCODEを使いこの地域を護りKGUの盾として存在していた。

その研究室には空席の円卓がある。

十二の選ばれた者が座り、KGUを背負い戦う者を捜していた。

「KGU」には、五賢帝が居る。

四人のCODEと一人はCODEを無効にして特異点であるが、無に還したCODEを刀に納めて放つとその威力は、日本がぶっ飛ぶと言われるくらいの実力。

******KGU五賢帝******

一、 天滅の(Brenne Schwert vom)焔剣(Himmelsaussterben)エンペラー《天神幽》男性。

CODE地獄

(七焔を使い地獄の力で相手を一瞬にして消し去るCODE。地球上に存在しない力であり、それ故恐れられた)

二、 百花戰の(Schwertprinzessin der Vielfalt)刀姫(des Blumenkrieges)四条小路澪(しじょうこうじみお)女性。

CODEを無に還す特殊な人間。

(朱色の鞘に納められた太刀にCODEを無効にして相手の力を刀に吸収して鞘を抜いた時に莫大な威力を放つ)

三、 軍智の(Drei belesener König )博識王(des militärischen Intellektes)伴龍纖(ばんりゅうせん)男性。CODE古文書

(全ての古文書を読み頭の中に千億冊くらいの史料が入っており必ず戦に勝てるKGU初代学長。軍師であり、CODEのデータを瞬時に分かる)

四、 不死の墓王(Unsterblicher ernster König)磯城譲(しきじょう)男性。

CODE死

(死の力は禁忌そのもので禁じられているが、対象者に触れただけで死に死者を生き返らせる等本来の真逆のことが出来る力だが使えるのは一日四回程)

五、 鬼神の(Friere Menschenfresser )氷鬼(vom ängstlichen Gott ein)魔柄應神(まがらおうじん)男性。CODE氷

(全てを凍らせる氷の力。瞬時に冷気で凍らせて氷河の微粒子ですら凍らせる)

以下の五人がKGUを創ったと言われる。

KGU陥落から21年が過ぎた現在・・・・一人の学生の元に手紙が届いた。

「あぁ、来たわ」

3月末住み慣れた街を離れて高校卒業から一ヶ月後ポストに手紙が来た。

(合格かな?不合格だと・・・・)

ポストを開けて赤い手紙を開ける。

ものすごく緊張してきた。

手がびしょ濡れで手紙を開けた。

《貴殿を本校KGUに合格したことを許可する》

「っしゃっ!」

受かった。

この平凡な男性名を天神幽華という。

この物語の主人公であり、後にCODEに目覚める。

手紙を持ち部屋に入りソファーに座った。

《あっ、もしもし愛?》

《はーい、聞こえるわよ。幽・・・どうした?私に会いたくなったとか?》

《ばっきゃろうに、俺さぁ志望校受かったわ。うん・・・愛?お前さんも》

《へぇ~幽。私も受かったわよ。一緒に学生生活送ろうね。でも、私と昔約束したよね。大きくなったら結婚しようって》

《あっ、そう・・そうか。したか。愛?御前ン家行くけどお母さん元気?》

《うん。はーい。はーい。》

電話が切れた。

(唯一の幼なじみで愛は俺の妹的存在)

自転車に乗り坂道を下り近くのコンビニを曲がって左側のレストラン裏に一軒家があるがそこが愛の家だ。

自転車を砂利道に鍵をかけた。

ピンポーンピンポーン

「はーい」

年は十九。

俺と同じで細長い躰に腕も足も細くて貌は小顔。

街で評判の美人で、俺が唯一心を介して女性だ。

愛が出て、部屋に案内される。

「お母さんお元気ですか?」

「あぁ、幽君かい?ゴホッゴホッゴホッゴホッオホ・・・・・」

咳を咽せて和室で寝転ぶ母を遮りリビングの椅子に座った。

幽華がリビングには行って茶封筒を愛の目の前に見せた。

「受かったの?幽君」

「ああ、まぁ。その・・・・」

愛が幽華にお茶を出した。

「聞きづれぇが、御前は?確か・・・心理受けてたよな・・・」

「うん。だって幽君さぁ、私と入れ違いだったんじゃん。」

頷き幽華は和室に愛の父さんの写真を見て線香を立ててチンと鳴らし、手を合わせた。

「いいのよ。気を遣わなくてもお父さんだって幽君が来てくれて嬉しいと思ってるよ」

「だ、だけど、俺は・・・・愛もKGUに逝くのか分からない!二人ここを離れたらどうするんだ?」

「だよね・・・・」

愛と幽華は椅子に座りお茶を飲み高校時代のアルバムをめくりながら段ボールに入った昔の宝物入れに小学時代二人で《おとなになったらけっこんしよう》と色褪せた紙に色々と書いたのを見つけて幽華は愛に言った。

「愛?なぁ?俺がさぁ、あの時の約束書いたこと忘れてるんじゃねぇかと思うのだけど結構ガチで書いたんだよ。KGUは最高の学舎だ・・・・四年後俺達が、二十二歳の冬にハワイで、結婚しよう。約束だ」

「えっ?あれ、本当だったんだ。うん。幽君とだったら私も四年待ったら結婚したい。」

と、話してから本題と入った。

「なぁ、愛?御前どこ学部?因みに俺は国史西洋史学科だけど」

「私は心理学科よ。」

沈黙が流れて夕暮れ時の夕日をバックに幽華と愛が座り神聖KGUについて話す。

「あのさ、俺・・・家離れて神聖KGUの内壁で暮らすわ」

ポケットから金色の鍵を愛に渡した。

「男の部屋だ。汚いし俺掃除シネェ性格だから愛?部屋上がって掃除でも食事でも頼むわ。」

愛は暫く黙り込みリビングから夕焼け小焼けが聞こえてくる。

「うん」

俺はお茶を飲み愛は神聖KGUの略図を見せた。

手紙と同封で、CODEに対することが記載されていた。

KGUが陥落の後に倉田山自体が川州に浮かんでいる。

KGUは、内壁外壁中壁と別れてCODEのハンドブックを読んだ。

「一、CODEとは特殊能力を持つ人間のことであり本来なら持たざる力の総称。万一症候が診られた場合は、神宮に行くとこを進める。二、人の道の外す外道に多いが、人とCODEを一緒(一生)に出来ない。三、KGUは陥落後神聖KGUとして再建多くの人間にCODEについて学ばす。以上を読み自らの選択に悔い無き道を進める」

茶封筒の中にKGUの説明とCODEの読本が附属しており、愛が幽華の目を見て言った。

「気にするなよ。愛、俺もお前もこんなの平気」

「だって、KGUってこの前大変革で大勢の人が死んだんだよ。幽君逝ったら死んじゃうんだよ!」

「愛?落ち着いて、俺は死なないよ。愛が危険なときに俺が助ける。愛は俺の大切な人だ」

と、言うものの俺はこのハンドブックのことを忘れていた。

日が暮れ始めて明日が入学式だ。

幽華が家を出ると愛も来て、自転車に乗る前に一言。

「じゃぁ、愛?明日な」

「ヤベェ!明日よ、駅でな。俺も明日早くに行くから」

「うん。幽君昔から遅刻しそうようね。入学式くらいシャキッと」

「おう、フフフッ。ハハハハハハハハハ・・・・・・んじゃぁよ、俺行くわ」

愛は泣いていた。

(後にこの涙の意味が分かる)

何故か知らないが、俺も手を振り自転車に乗ってアパートに戻った。

幽華が愛の家に居た頃男が遙々この家まで来た。

そして、当の本人が帰ってくるまで黒コートの長身男性が部屋を前に座っていた。

(誰だよ、この人)

幽華が階段に昇ると男性が腰を上げた。

(この人ずっと俺が来るまで居たのかよ?女子だったら家の前で待っててくれるのありがてぇが、男が家の前?)

女子だったらうれしいわ。

俺さ。

幽華の溜まっていた手紙やチラシがあふれ出す。

「御免ねぇ御免、怪しい者じゃ無い」

その長身の黒髪の男性が徐ろ(おもむろ)に俺の顔を見て胸ポケットから手帳を取り出す。

「教授?教授がどうして俺に?」

不思議であった。

何を言っているのか分からない頭が混乱するばかりだ。

「単刀直入に言う。君がCODEと分かっている。天神一族は神武直系のCODE使いの家系だ。君にまだ見慣れないだろうがその力について俺が後で話す。君以外十二人既に連絡が着いていることだ。御免名を言うのが遅れたこれからお前等が世話になる織乃坂友禅だ。」

玄関前に言われたが、俺が部屋に明かりを付けた。

散らかし放題で汚い。

「男の家だ。臭いだ」

友禅が部屋に勝手に押し入り卓袱台に座り畳みに黒コートと鞄を置いた。

「幽華?明日楽しみにしてるぞ」

「それはどうも、どうも」

友禅が出て行くと携帯の電話が鳴った。

《あっ?もしもし?うまくいった。だが、当人の気次第と捉える。新たなる郷土研究会のメンバーであり、CODEはCODEでも先祖伝来創始創来の血が流れている。なぁ、アマテラス》

《神の名を申す場合敬意を込めろ、何度言わせたら良いのだ。幽齋(友禅)》

《悪い、悪い、悪い。んでもよぉ、KGU陥落後神聖KGUの再建世界はいよいよ傾く時期にアンタが俺に命じるなんて珍しい。》

《じゃ、なっ、幽齋?幽華は?あの者には感じられるCODEがエンペラーに似とる。私がアマテラスの七焔は神武に宿りそれ以降天皇家はCODEとして世を治めた。帝の恩義也こそ幽齋よ、私は神宮で待つ。御前は、出来るだけ世界の動向を目で見て追って連絡を頼む。》

《もう一つ言う。俺はアンタが抱えてる闇を払う。オレのCODE誰にも言うわけにはいかないからな・・・・・アマテラス、郷土研究会は俺がどうにかするからぁ待ってろ!》

電話の相手が皇祖神アマテラスで、友禅は幽華のアパートを見て立ち去っていた。

荷物の似作りを終えていた幽華は三年間の住み慣れたアパートに別れを告げた。

荷物を段ボールに積み幽華は殺風景な四畳半をしみじみに感じて布団で寝た。

翌朝

スーツに着替えて顔を洗い新居の鍵と神聖KGUのパンフレット・筆記用具・貌写真一枚・印鑑を鞄に入れて自転車で駅まで走った。

(4月1日俺達の運命が動きCODEが動くことをまだ知らない俺であった)

自転車を飛ばして近くの駅の駐輪場に止めた。

サラリーマンや学生や爺ちゃん婆ちゃんに、ギャルなどが利用する電車に俺は、ホーム脇の椅子に腰をかけて音楽を聴いていた。

(ねぇねぇねぇ、幽?)

愛が肩を叩いて幽華はイヤホンを外した。

「おはよう」

「うん・・・おはよう」

愛は新調したグレーのスーツで、綺麗にメイクもして幽華が驚く程美人で田舎の荒れ果てた肌寒いプラットホームで待った。

電車は一時間に一本のKGU前GROUND島風に乗って僅か一時間で着く。

二人ともスーツで四人席のB室に乗った。

荷物を篭に置き、電車が出発した。

一方・・・神宮では清々しい緊張の中五人が歩き出していた。

「エンペラー?実に200年ぶりじゃねぇか?」

「譲?良いのか寝て無くてもよ、くっ」

正宮の階段前に五人が黒コートを着てアマテラスに参拝しに行った。

「これは、これは、五人揃いは珍しいのう」

アマテラスは真っ直ぐの黒髪に白と朱色の着物を着て黒コートに袖を通して、五人も二礼二拍手一礼で参拝した。

「いよいよ、第二百五十期生の神聖KGU並びにKGUの学生を貴殿等は迎える。良いか?諸君等これから苦難や受難が多くなる。私達は・・・・隠さずに言う。KGUは、CODEの学校や。CODEとは、特殊能力を持つもの。十万分の一の確立で生まれてくるが、案ずるな。本校は受け入れて力の使い方も教える。もう二度と争わないようにアマテラスに祈ろうや。エンペラー、御前もそりゃぁー、CODEを持っている。俺等は、五賢帝。明治の世から現在の二百五十年間生きてきたが、天照暦元年の革命で世界は分断した。以上や!」

「御苦労です。私も楽しみに待っていますよ。新芽が出る頃初々しい若者を見るのが私の楽しみです。良いですか?あなた達が学生を導きCODEだろうが、人間でも平等にですよ」

「はっ」

五人は息を揃えて頭を下げた。

そうだ。

天照暦21年の日に俺が体験したのはここからだ。

これはまだ、愛が生きていてCODEが目覚めるまでの間・・・・・。

超特急GROUND島風内

「ココ良いかな?」

歳は二十代の黒のロン毛の侍風の男性が隣席に荷物を置いた。

「あぁ、どうぞ。」

幽華が言って邪魔な荷物を退かすと侍風の男が座席に座った。

「すまん。二人の雰囲気壊して申し訳ない」

「いうや、謝ることないから。なぁ」

「えっ?あぁ、うん。うん・・・」

二人が口裏合わせていって男は落ち着いて刀を奧の荷台に置いた。

心で男はおおきにと感謝した。

(おおきに)

男は上に刀を乗せてスーツ姿だ。

袴の下にスーツって笑えるファッションだがこの男こそ後に十二人の一人土方将司とは知らずに空いている席に腰をかけてポケットからスマホを取り出した。

「すまん、名を名乗るが遅れた某は菰野藩藩主土方龍艷(りゅうえん)の嫡男月乃将司と申す。二人は?」

手にスマホを持ち幽華と愛も答えた。

「あっ、俺は天神幽華です。こっちは愛。俺の幼なじみ」

「愛です。神室愛です。幽とは小さい頃から友達よ。これから一緒になるんだったらアド交換しない?」と、愛はスマホを出した。将司のスマホにアドレスが登録された。

LoveSweet1102@docomo.jp

「忝い(かたじけな)」

赤外線で愛を登録。LASTHEVUN1868@ezweb.jp

月乃のアドレスが愛に届き登録した。

「ありがとう。名前だけど将司で良い?」

将司は神妙な顔つきで愛を見た。

「愛殿ッ!申し訳ござらん某(それがし)許嫁居るのでござる。名を千本松脩爾(せんぼんまつなおみ)と申す。愛殿、幽華殿今後とも付き合いは長ごうお願い致し仕(ちか)まつる!」

幽華は愛のアドレスは知っているので自分のアドレスを送った。

Code3082eden1219@ezweb.jp

幽華のアドレスは変わっているがこのアドレス自体一族が長く使っているのを自分も使っている。三人を乗せた電車が津を通り過ぎて停車した。

「あ~間に合ったぁ~ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・ハハハハ」急に飛び込んできたスーツ姿の女は息を切らして汗がびっしょりで将司の隣りに座った。

「御免ね。あのさぁ~神聖KGUだよね?」

幽華が水を渡した。

「あっ、ありがとういい男じゃん。よっ、色男!」

ゴクゴクゴクゴクゴクプハァ~

「生き返るね!私の名前だけど、神祇士笑流(じんぎしえる)でぇーす。シエルっつうて」

四人は神聖KGUに向かった。

道中沿線沿いに広がる遺跡群は古代からCODE達と戦いその都度平和を祈った場だと言われている。KGUに近づくにつれ、シエルと愛は何かと恋バナにくっつけて将司や幽華は聞き流していた。

「神聖KGUでイケメン居るのかな?」

「だよね~イケメンって用は姿形じゃ無くて性格なのよ」

「JESUS!よね。性格いい男ほど尽きないよ~うふふふっ。」

電車はいよいよ倉田山に入った。

五十鈴川・宮川・神宮・朝熊山に囲まれた霊峰倉田山に神聖KGUが建てられている。

電車の駅のホームから小舟が用意されてあった。

「おうおうお、おう、早う船に乗れやぁ荷物確認したか?」

巨漢の警備員が誘導して四人も荷物を下ろして駅のホームに立つと目の前に聳え立つ神聖KGUが現した。

小舟何万隻。

桟橋から渡る人を見ている時に、一枚のチラシが飛んできた。

風に飛ばされて、幽華の目の前にチラシが目に止まった。

《郷土研究会WELLCOME!申4月5日にKGU中央センターにて新入生歓迎会を行う。勿論興味が湧く内容で諸君等にローカルを伝える。週休二日制の安定感あるサークルだからメンバー連れて見に行こうぜ!》

と、デザインとして何とも言えないがA4サイズのチラシを鞄に入れて桟橋を歩くと警備員に掴まれた。

(お主よ、ココより先絶望があるがそれでも行くか?逝くか?)

「逝くよ、俺が決めたキャンパスだ。神聖KGUで生き抜くと誓ったんだ」

(そうか・・・安心だ。困ったらいつでも俺に声をかけココの大学に世話になってる。)

「イェツサー」

小舟は四人乗りで将司・愛・シエルという順に乗り川の向こう岸まで舟が動いた。

「幽華!スゲェーなぁ、俺初めて見たぞKGUでッけぇな!」

「あれ?侍ジャネェのか?」

「あったり前だろうが、俺はここで歴史学を学びそれを藩に持ち帰る!」

「藩?」

愛が聞いた。

「俺ン村は未だ藩だ。城がある。俺は城主である土方龍艷の嫡男っつうが、実際は九人兄姉の末だよ・・・・兄さん達が家督を継がずに蒸発したから代わりに俺が継ぐハメだ」

シエルが水面を見つめてるとブクブクと泡が出て人魚が飛び跳ねた。

「うっわああっ、さ、さ、さ、さ・・魚」

(人魚だろうよ)

人魚は七尺あり尾ひれが綺麗で水面を飛び跳ねる。

美しいブロンドの髪に心が奪われてしまいそうだ。

シエルが勘づいた。

「んにゃっ、ハハハハハハハッ。イルカだよ。イルカ・・・・人魚ってイルカにプロジェクション何たらで投与してるだけのパフォーマンスだよ」

(よく分からないがシエルには見えるらしい。)

愛は朝日を見ていた。

神聖KGU前に降りる新入生を見ている友禅。

友禅は、黒コートを着て新入生等を見上げていると、警備員の男が来た。

パンチパーマでサングラスの三十代後半の巨漢の男性がタバコを吸いながら、友禅に

「やっぱいいっすね。先生ィ、コイツらを迎えに入れるKGUに深く感謝の意を込めます。俺さぁ、これから警備に務めます」

「宜しく頼むよ、濱之翔的浩(はまのしょうまとひろ)(ハマショー)よのう。」

「はっ」

友禅は優しく肩を叩きキセルを銜えながら新入生を誘導しつつ自分とこのサークルのチラシを配っていた。

ハマショーも勤務に戻り見た目はヤンキーだが中身は真面目な男で、KGUの学生や教授を護っている。

(あの大戦争俺も参加したくない。KGUは血に染まり人類ほど力ない者ハCODEに死す。)

ハマショーは小屋に戻るのを辞めてKGUに行き、神聖KGUのある教授がその部屋に居た。

「チッ、君か?新入生の初々しい姿を見ないのか?」

「良いんだよ、俺。アイツらだってその内分かるさ」

ハマショーは、25F25017号室の五藤式部雪之丞がソファーに座り、史料をめくって居た。

CODE史専門の教授で、ハマショーは深々と椅子に座り数人席に座り、スライドで投影されていたのは、CODEについてだ。

《私は君に問うぞ、ハマショー君ICO(国際特殊能力機関)からご返答だ》

《Gッ!口が過ぎるぞ、俺ハァ、サークル統括の責任つうか、友禅教授には俺もサークルは他言無用だ!それに現状は、アイツら今入ったばっかの新入生をアンタラは従軍させる気か?》

《止せッ!ハマショー、友禅から口止めだろうが私達KGU学会の創立当初からCODEからこの学校の安全保障と学生に未来を保障する意味だ!》

《俺はこの学会を抜ける。俺は普通の警備員が性に向いてる。友禅を裏切るとは、俺だってCODEを持つ!》

ハマショーがエレベーターで下に降りてる時に、新入生がバスが来るのを待ってた。

「ねぇねぇ、ねってば、神宮に行くんでしょ?」

「あっ、うん」

スーツ姿の幽華と愛はバスが来る間でベンチに座っていた。

「愛?オレ達知り合って十七年だろ?」

そうだよ。愛も黙り込み将司やシエルが揃ってきた。

「すまん、すまへん」

「御免、変なタイミングで来てしまってさぁ」

「あっ?ううん。別に・・・」

幽華と愛は揃って言うが、愛の美貌は新入生や先輩に目が付けられて早速近寄ってくるメガネ男子が来る。

ざっと二時間前・・・・

ストーカーの恐怖は俺も愛も感じていて、電車に同乗している時に、メガネ男性陣が愛を密かに盗撮していたり愛に好意を抱いてるのが目に見える。

俺はその時に、愛が迷惑しているのが分かりその一人に声をかけた。

「なぁ?君?」

「はっ、は・・はい」

「愛は俺の彼女だ。近づくな、御前等キモメンがぁ価値がないと思え!クズ野郎が!」

「うぉおおおおおおおおおっ!愛は理想的な人間!フィギュアを嘗めんな!」

成る程。

そう来たかと思い幽華は盗撮した写真を電車内のゴミ箱に捨てた。

男は、付きまとい俺は入学式早々と愛とこうしていたわけだ。

これでストーカー共が愛に目を向けるのが分かる。

「は・・は・・は・・ははは・・・初めしぇてです。ぼ、ぼぼ・・ぼ・・・ぼ・・ぼ・・僕は好きです!愛さんが、神室さん!」

肩に触ると愛が叫んだ。

「キャアアアアアッ!」

「え?」

メガネ男子に幽華がアッパーした。

「愛が怖がってるだろ?見りゃ・・・あと、俺愛と付き合って彼女だからテメェ等二度と来るんじゃねぇぞ!」

(愛は確かに美人で俺が幼なじみなのは小学一年から一際輝いて中学になると良く週刊誌やグラビアからのスカウトがあった・・・・。ストーカー三時。日常だった。俺は、中学の時に男に肩を触られ、高校の時に男に犯されたことで俺が今、愛を護っている。だから、俗物共が愛を狙うのは俺が赦さない・・・・・ゼッテェーによ)

愛に優しく詰め寄り手を握った。

「大丈夫か?」

「うん・・・・俺が居るから、俺が一生御前を護ってやる!」

バスが数千台来た。地元大手でKGUが買収して現在は、KGUバスが縦列に並んでいる。

将司とシエルは黒のリクルートスーツを着こなしていた。

俺も愛も15号車に、将司とシエルも同乗した。

他の新入生も乗り込んで、バスが出発の折に友禅と五藤が来た。

「今から参拝か?君達はこの学校を選んだのは運命さ!ねぇ、先生?」

「うるせぇー、Gッ!俺は非番だぞ。お前ら神宮は騒ぐな、ここは神に祈って四年無事って思え。Gみてぇーに、30年学校暮らし長いとなれるモン」

友禅と五藤は前の席に座り神宮の読本を読みKGUの手帳も渡した。

青色の手帳に全員の顔写真で、この顔写真は学生証とクレジット付きの定期にも成る。

見開きにKGUの校歌がある。

『KGU校歌』作詞作曲菊澤治部(きくざわじぶ)英矢次郎左右衛門(ひでやじろうさもん)(XXJAPAN)

一、 皇大ヨ神宮ノ風ガ呼ビ自由ノ川遺志ヲ継ギ教育ト為ス 七焔燃エ皇ノ力光差シ我ノ御霊天昇

二、 戦無キ世ニ命消シ儚キ崩レル者ソノ血ニトホヘ天神ノ 皇目覚メ死ノ螺旋外道七罪背負イ者

三、 終熄ノ地ニ帰リシ自由ノ博愛的主義精神為シ求メ学ベ 求メヨ教育為シ精神皇国也ト自ス候

四、 失意ノ槍ニ刺サレ尽キヌ焔ヲ皇国ノ天帝ゾ御御霊ニ非 叫ベ取リ戻セ奪イ返セ叛撃ノ皇大ヨ

この校歌の練習が車内のCDと共に始まった。

学生手帳に歌詞とどういう風に歌えば良いのかとも書いてあった。

四人は口を合わせながら歌った。

(後にこの校歌こそエンペラーのCODEを覚醒させる鍵とは知らない)

HIDEも音のCODEを持つ者として、自身が手がけたKGUの校歌に、多くのCODEの覚醒を促す鍵を残した。

友禅や、Gも校歌をCDに乗せて練習した。

「なぁー、この歌ええんか?」

「良いんじゃないっすか。俺、リズム早いんで覚えやした」

手帳を見開きしながらバス一同が外宮に向かう。

数千のバスが列を為して外宮に向かう。伊勢神宮は外宮から内宮へと参拝しての常がKGUの新入生が受ける儀式だ。

「ねぇねぇてっば、これ持ってて。」

「うん?え?ああ・・・」

愛に言われて振り向くと写真を手渡された。

(盗撮された写真を全て取り戻した際に自分が持っていたのだが愛に返した後に一枚だけ・・・このビキニの笑顔の写真だけが手元に残った。)

「よう似合うとるぞ、愛殿」

「将司!見、見るなよ、照れるだろうが!」

幽華は手帳に写真を貼った。

見開きに愛が居る。

幽華は深呼吸した。

(4月最初俺がこれからKGUの仕来りに染まる。俺はこれからどうなるか?)

バスが外宮に着いた。

何千台のバスから人が魚の群れを為して外宮の手水に集まる。

四人はゆっくり歩いて人が空いたら手水で清めた。

「右と左に、右で口を濯いでお玉を流して戻すでござる」

将司が言う。

「お手前馴れてるのでは無いか?」

思うに三人とも知っていたので将司は驚いた。

(久々だな。豊受大神さんよ、俺が来たのはコイツらも戦地に向かわないと行けない)

「友禅さーん、遅れてますよ」

「Gッ!五藤、俺は御前が教授になれたことに驚いて腰抜けるぞ」

(全く以ての外だよ。俺を馬鹿にしすぎたのが友禅さんだ。神宮に深く感謝を)

二人は学生の列の後ろに並んで桟橋を渡った。

他にも教授が居る。

30人以上の二十代から八十代の男女が、神宮で並んでいた。

「水鏡さんじゃありませんか?」

「ああ」

頭を下げて一礼するスーツ姿の僧侶の水鏡が友禅と話す。

「今年は四万人も増えた。水鏡さん、俺も本腰入れて頑張ってこーぜ!」

歳が若い友禅だがアマテラスから甚大な信頼があってKGUの教授とCODEの面も持ちここ、外宮で参拝するのも久しぶりだ。

(ハァ・・ハァ・・・俺はコイツらの命を預かってる)

外宮に数万人集まり一同が二礼二拍手一礼で豊受大神に祈った。

「伴学長からのご挨拶!」

一回咳払いして神聖な場での挨拶は何万人が整列して敬礼しながら微動だにしない姿を見た一般参拝者は珍しいのでカメラのフラッシュが閃光のように眩しい。

「第百五十期生諸君この日を待っていた。待ち望んでいたあの戦争以来の応募で本校は、CODEを知る機会が出来た。我々人類の決意は固まった。CODEに立ち向かうと、神宮の名を借り受けて人間は神の力を行使できる。然り、私も本学の教授達はその道のエキスパートだ。良いか?新入生諸君よ、守りたい力があるのだと思えば信じて突き進め!もう一つの世界が崩壊まで寸前で追い込まれている。いつ、CODEが来ても可笑しくない状況に君達は・・・・・百五十期生の諸君等はその命を呈して本学の盾になることをこの場を借りて宣言しよう!」

「うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!」

全員士気高めて伴学長は、黒コートを着た長身のイケメンで、体格が良く黒髪で、眩い金の指輪をはめて十字架のペンダントをぶら下げて左腕には「CODE:DESTINY」と彫られていた。

左頬に十字傷があり、この人が学長だ。

「ああー士気高まるのう」

将司も心意気を感じた。シエルは驚いていた。

「私生まれてヴァチカン・ロンドン・東京って暮らしていて初めて日本の神社を見たの。うっわぁー、スゲェな。学長のイケメンと直立不動の敬礼に引きますって。ヒクヒク」

シエルは十九歳だが、親の都合で転勤を繰り返していた。

日本の血が混じっているが、保々保々イタリア系イギリス人の血が流れている。

(見たら分かるがな!シエルは日本語を話せるが外見イタリアに近いイギリスだ。外人のモデルや女優を見ているがそれに近い。本人もだ、それを活かしてアルバイトで日給七万の仕事をしているらしい・・・怪しい女には気を遣うなり)

幽華は外宮帰りに声が聞こえた。

《天神幽華(エンペラー)殿ヨノウ貴殿はCODEなり。ソナタの力は友禅殿が知っている。力を正しく使うのに御前がKGUで人を守り抜く事だ。》

「誰だ?」

「あ?」

他の学生に舌打ちされて幽華は顔を赤くしてバスに戻った。

「何事じゃ?」

「ううん。気にするなよ、ココの教授って何人居るんだろうな」

「超格好いいイケメンと妖艶な美人とブサイクにダッセェー、中年に後は爺と婆だろう、さっき参拝して並んで居たの分かるでしょ?あの~イケメンに恋しそう」

シエルが思わず愛に吹っ掛けると愛も口が籠もった。

「そう・・そうねッ。う・・・うん。幽華?」

幽華は車窓を見て愛は隠れて化粧していた。

シエルはガムを食べて、将司は居眠りをしていた。

バスが進み伊勢の孤島に着くと、海上の奥に社殿が見えた。

「伊勢神宮にようこそ。内宮は天照大神が祀られこの国の神だよ」

友禅が呟き黒コートに手を突っ込み鳥居前に引き返す。

「お前ら先に行けよ、ここで参拝して祈祷しろ」

「友禅さん遅れますよ。」

「分かってるよ、水鏡老師。」

やんわりと動き礼をして橋を歩くとアマテラスに送られる死者が友禅には見えていた。

「G、五藤止まれ。御前には見えないが、俺はコイツらが見える。送らせてやってくれ」

橋の途中で止まり死者を送る準備をした。

《我ノ御霊皇大明神ニ神祇ノ意表シ死ノ螺旋解脱シ給ウ安ラカニ極楽天上昇シ!》

手を交互に重ねて跪いて手を天に仰ぎ頭を地面に付けた。

(マジかよ、友禅さんこんな痛い姿していたら本当に頭が可笑しいと思われるわ)

死者を送り終えて伊勢神宮は孤島に広がる日本最凶最強最大の神社でこの倉田山一帯を護る神域である。

Gも橋を渡り終えて友禅はそそくさと正宮に走り、新入生や学長達は天照大神に参拝することで神聖KGUの一員であるという契りである。

(ここは約四十年前程昔においてCODEとの最前線に散りゆく際に最凶のCODE達が死守した時に、五十鈴川が氾濫して孤島になったと言われとる)

将司が御触れを読んでいるが周りの学生達もゾロゾロと動き出して、手水に固まった。

水鏡も手水を澄まして天を眺めていた。

神宮の百二十五社の集合体が総称で伊勢神宮。

幽華達も清めて五十鈴川に入り禊ぎを済ました。

上半身裸で、五十鈴川の水は身に滲みる。

(ううう・・う・・寒い。なぁ寒い。寒い。4月と思えぬ気温)四人はこうも口にするが、学長は何も言わず全身浸かり身を清めていた。

伊勢神宮を突き進み、何万人の行進が列を為す。

学長は、三十代後半で、KGUとしては若い方で「伝統は重んじるが、新しい者を創造する」と口癖で今回は、KGUの代表として新入生と同様参拝に来ている。

(友禅も戯言を申して、俺は龍纖の孫っつう理由で指名か?五人にそれぞれ子孫が居るんじゃねぇのか?互いにCODEを隠して一般人装い学長というわけだが友禅こそ御前は何者だ?)

学長は考えながら鳥居を潜り新入生も黙々と歩く。

友禅は、「幽齋」と呼んでいる。

かつては人斬りで天下最凶の剣客でこの伊勢の地で、斬りまくっていたがエンペラー・アマテラスの出会いで一字「幽」の名を貰いそれ以降は、KGUの為に尽力して現在天照暦では、あらゆる事を偽り生きている。

伊勢神宮の正宮は長い。

石段が歴史を語る。

唯一神明造り叉の名を棟持柱式ともいう

二礼二拍手一礼これでアマテラスに祈りを捧げる。

祝詞が詠まれる。

《たかまがはらに・かむづまります・かむろぎかむろぎのみこともちて

すめみおや・かむいざなぎのおおかみ

つくしのひむがの・かかちほの・おどのあわぎはらに

みそぎはらいたまいしときに・あれませる・はらいとのおおかみたち

もろもろの・まがごとつみけがれを・はらいたまえ・きよめたまえと

もうすことのよしを・あまつかみ・くにつかみ

やおよろずのかみたちともに・きこしめせと

かしこみかしこみ・まうす。》

神主が詠み祈る。

学長は奥に入り清められる。

「伴凶齋殿これよりKGUの天命を全うして此度新入生を護ると誓うか?否か?是非を問う」

「はっ、嘘偽りなき事でございます。」

伴学長は白い紙を預けられて預かった一億円を奉納した。

「おい、爺達の言うことは護る。だが、KGUは責められても可笑しくない!俺がCODEを鍛えて戦の世を終わらすって事でアマテラスさんよ、俺は伴家第二十五代当主凶齋名を伴漸十朗だッアアアアッ!」

そう一言言い戻ると新入生達はバスに戻った。

学長はアマテラスと話した。

神は人では見えぬ者であり、友禅と伴学長しか見られない。

《先程は失礼します。どうかご無礼赦し願い給う》

《なら、そう言えば良いじゃないか?ん?肩苦しい男だ》

《アマテラス様。最早と言っても過言でございますが、我々の叛撃でございます!》

《ほう・・・KGUはカオルに戦と申すか。サークルは?戦ならばサークル全八百万に声かけろ、サークルの内加盟団体に戦の支度だ。》

《はっ、五賢帝の同意と見なし・・・とでも言いましょうか》

《お前らバスに間に合わんぞ、私はココでしばし動向を見る。》

二人が石段を下りてくのを見たアマテラスは鏡で見渡した。

(長い戦か・・・神武よ。應神よ。仁徳よ。垂仁よ。崇神よ。お前ら私は心配では無いか?この国はCODEの国。特殊能力は一般的に存在しないのだが、持つ者が居た。可の者エンペラーという。人類が長い戦禍の歴史において可の者の名を知らぬ。御前達が望む世界に私が思うなら今一度この日本国にエンペラーが継ぎし者が来たる。良いか、私は国の神。)

アマテラスはそう言い白い布に隠れて奉納された一億円を金庫に入れて、コンビニのATMに入れるよう命じた。

普通に三重銀行の口座である。

学長と友禅が戻るとバスが出発してKGUに戻った。

神聖KGUのホールは、5F建てのホールでこのホールに並ばされて最期に挨拶だ。

朝から始まりもう昼だ。

学長は新入生に向けてこう言った。

「私が本学KGUの学長伴凶齋(漸十朗)だッ!長らく伴家は設立以来とCODEについて擁護保護を母体にしていたが近年は祖国を護る為の戦を学び、君達が未来を担う存在で、俺が・・・・俺達が、KGUでこの神聖KGUに懸けてこの四年間を生き抜いて欲しい。だが、世界が終焉の危機に際はCODEを鍛える。ここで、新入生諸君には試験を受けて貰う!適性を行い、CODE判定が出た場合は即刻友禅君に聞くが良い。私はね。神聖KGUの在位が浅いが、日本の事知らず世界を知るのは愚直なり!以上ッ!」

五賢帝が前三列後ろ二列に座り黒コートと黒のローブで顔や輪郭シルエットで、はっきりと見えないが、一人だけ胸が強調的に出て女性と分かった。

《エンペラー殿?新入生に一言を》

学長がエンペラーにマイクを渡した。

《ありがとうよ。伴?後で来いって龍纖が言ってた。何やらヤバイ事件だそうだ。》

エンペラーは檀上に一礼してマイクを握った。

「新入生よ、これから学問に身を呈して充実な4年間かもな、んだ、CODE判定は気をつけろ、今の世界特殊能力者が台頭して人種間戦争起こしかねない世だ。CODEでも大きく分けて三つ別れる。一つッ、自然・一つッ、能力・一つッ、創造の三つだ。CODEを持つ者を差別軽蔑迫害断罪は断じて、赦さねぇつ!俺が、最凶のCODEを持つ五賢帝の一人天滅の焔剣エンペラー!」

拍手喝采だ。

(言い過ぎたし、パフォーマンスしちまったな。まぁ、新入生をいつの時代も見ていても輝いて大学は楽しいよな~ハッハハハハハハハハハハ)

席に座ると、龍纖が立ち上がり全員来賓来客マスコミ新入生に対して礼をして、黒コートを脱ぎスーツで頭を下げた。

「伴家初代当主伴龍纖と申す。KGUの創設に五賢帝の一人伴龍纖と覚えといて欲しい。KGUは皇国軍国史観っつう阿呆が居るが気にするな。お前等はこのKGUで、歴史や最先端の研究や世界を学ぶために受検で苦労してきたんだろ?馬鹿なマスコミ連中なんて、俺のCODEがあればドンと来い、情報や歴史ですらリアルタイムで分かる。俺は、凶齋の先祖だが遠慮するなく来いよ、来いよ、来いよ、来いよ、歓迎してやるから。夜は美味い酒に、姉ちゃんとやりまくろうぜ!大学生で女関係(SEX)ないって悲しいだろう、俺が紹介する女は全員CODEで、いつでも処女を貫くあの感じをいつでも味わえるわ」

変わり者の龍纖は黒コートに黒のローブで全く姿が見えないが声で言うと、二十代後半から四十代前半である。

(五人中最凶のCODEで子孫も居てその子らも孫もCODEである)と言われているので、神聖KGUではCODEが居る。

友禅は座って演説を聴いて、暗幕から女性が来て友禅の手を引っ張った。

(失礼致します。申すべき無いと仰ったのですが、MCOが動きます。)

(おおう、分かったわ。等々CODE全面最終戦争(ラグナロク)だ。五賢帝も逝くのか?)

(いえ、伴学長が楽やでお待ちですので速やかに移動願います)

(OK。なぁ?彼奴等をセンターのシェルターは安全だろう。避難させて戦を学ばず命を重んじて生きてくれよ)

女性は頷き友禅は腰を上げて暗幕に消えていった。

《ああ?どうしたんだよ、騒がしいな・・・・》

ウォークマンで音楽を聴いていた黒コート黒ローブで、小柄だが狡賢くて堅実聡明な人物で、五賢帝ながら最凶の男で氷を自在に操り、氷以外にも氷河なども使えるので、應神は、席に座って動向を探っていた。

《動き出す鳥籠はその篭に埋もれ食われる餌。》

殺気立つ男はマイクを握り新入生や来賓に一礼した。

「・・・・あああ・・あ・ああ・・テス。テス。テス。テス聞こえるか?俺は、魔柄應神。KGU創立の一人じゃ、神聖KGUではメディア論・AV論・近世文化史概説・特講を受け持つから、お前等と長い付き合いになるからヨロシクッ!っつうかさぁ、俺はCODEを持っているが俺の場合は氷で全てを凍らす。自然の中でもその能力は極めて高く、俺の目の前で人は死なせない。必ずだ、じゃぁ・・・よっ。」

拍手だ。賛同する人が多い。

(最悪だな。MCOが動くとDCDDが交差し重なる。CODEと人類の死が見える)

音楽を聴きながらタブレットで情報を確認して席を立ち暗幕に移動して、楽屋はホールの地下にあり一番手前の楽屋『伴学長』の楽屋に三人集まっていた。

(分かったよ。新入生は真剣に話を聞いてる余計な混乱は避けたい。伴?俺は思うに、CODEは少なくとも3~5人居る。いざっ、て言うときに俺達が護る)

友禅・伴龍纖・凶齋・應神が話を聞いてる間に神聖KGU内に入っていたDCDDが、新入生に紛れて演説を聴いていたのだ。

(相変わらず愚問な連中だ。大戦争の暁にお前等等が欲しい者を叶えさせる)

黒いフードに長身の男性は黒のストールで口元を隠してホールの10Fの柱に隠れて他の男女も息を潜めた。

「気付かれるの時間の問題じゃね?」と、言うと女の頭に手を乗せて「フッ。心配ご無用」と、安心させた。

(大戦争はCODEを持ったところでCODEを持ち兼ね合わせながらも人は哀れだ)

大柄のパンチパーマで全身タトゥーの男が言う。

「秋水よ、御前が言うのは正しい。俺はこの大戦争に勝ってやる。4万人の命がこの時代に亡くなるなんて背筋がゾクゾクしてくる」

黒フードで左頬に十字傷があり長身の男が指を差した。

(今から磯城譲だ。ジョーは、死を持つ男。我々も手を拱くがアイツは簡単に倒せる。下手すれば、ぶっ殺せる。エンペラーもCODEでも史上最悪最凶だ。良い、俺は爆破のCODEだ。どんなもんでも、爆発上等!爆破感謝爆撃感激爆焔爆風爆雷爆氷なんでもぶっ放せるから俺を頼れ。良いな?)

男に5人が頷いた。

譲がフラフラで壇上に立ち大瓶の水を飲んだ。

「あっ、御免よ・・・・昨日姉ちゃんと飲み明かして30杯以上もワインや酒やビールやカクテルを飲んで、マジで吐きそうだけど俺はこういう人間だ。名前言うと磯城譲。ジョーって呼んでね。クッククククククククククク。ハッハハハハハハハハハハッ。今そこに居るのは分かるよ、DCDD・・・・お見通しだ。俺は死を操る人間、死を恐れずにその瘴気に呑み込まれずにクッククククククククク。こんなクズでもクズだろうが、俺はKGUの理事長だ!伴の坊ちゃんよりも賢いんだ!だからさぁ、困った俺ンとこに来いよ。何でも教えてやるし、教え足るわ・・・・俺はCODEでもこの神聖KGUを本気で攻める野郎が居るんだったら俺の目の前に来い。直ぐさまその醜い穢れた連中の首を骨にしてやる!あばよ、ククク」

黒いコートに黒のローブを纏い白いコートを重ね着て髭面の白髪で三十代後半の男だが、実力的にエンペラーを凌いでいる。

ボロボロのコートにサンダルだが目の下に澳が出来ているが席に戻りポケットから新聞とボートレース・競馬・カジノの新聞を見ながら赤ペンでマークしていた。

CODE一、遊びと酒と女を愛する男。

学長は何やら悩んだ顔で壇上に戻ってきたのだが澪が座っていた。

「澪ちゃん?CODEは哀れだ。ホラ、澪ちゃん演説だね。」

「伴さん分かりました。もしもの事があれば、事があれば、私が斬るのでご安心下さい。」

「おおう、怖いね~ご息女亜理寿ちゃんって何歳?」

「十九歳よ」

学長が黒フードを被り澪が檀上前で礼をして太刀を腰に差したままマイクを握った。

「野郎共ッ!オッス!私が四条組会長の澪だ!CODEを無に還す私だが、お前等の身は守るからな。心配するな、人は何かを護ってこそ生きるのだ。私も可愛い娘の為に、戦って多くの血を見てきた。んでも、五賢帝職の私が最凶極道ヤンキー道の会長が、直々に護ってやんよ、私の太刀断天丸を手に、新入生はこの手で護る。ん、私がこの神聖KGUは今の全てだ!じゃあっ、逝くぞ!逝くぞ!逝くぞ!逝くぞ!お前等阿アッ!死ぬ気でついてこい、屍を舐めるのも悪くない」

聞いていたシエルの後ろの席で顔を隠す女性こそ四条小路澪の実娘極楽亜理寿。長い金髪でグレーのスーツに美人というくらい目立っていて巨乳。ハンカチで母親の演説を聞いていなかったが、友禅が来て手を繋いだ。

《真っ先に貴殿に手紙を送り貴殿を本校に斡旋したのは私だ。君には来て貰うよ、良いか?通常ならばCODE判定が出た者は国の内閣府に許可が無ければ大学に行かせられない。それを、裏手に裏で俺が君を入学させたのは母上の感謝と赦しの気持ちだ。くっ。亜理寿ちゃん、君に実践を味わうのも悪くないわ》

《だろうと思いましたわ。お母様はああ見ても繊細で真面目で気の弱い人よ、無茶して極道なんて継ぐからよ、私は父の性極楽として生きてクワ。》

《お分かりました。では、此方へ》

手を握り4F出口に出て、非常口から階段を下って暗い地下に出て真っ直ぐ突き当たりに進と明るく広い間に出る。和室で本棚に隠された通路を抜けると楽屋に入った。

「ようこそ、そして、御苦労」

伴龍纖。

KGUの理事長で、全てリアルタイムで資料がモニター表示されてCODEもどこに居るのかこの画面で分かる。蒼色味方(自軍のCODE)赤色敵方(DCDD及びMCO・ICOのCODE)と区別できる。訳分からず連れてこられた、亜理寿は、龍纖の隣の席に座ってのを見た友禅は、電話した。

《おっ、もしもし?俺だよ。俺だ。俺・・・友禅国史の友禅だ。》

《最悪ッすわ。俺、今日非番でこれからパチスロ当たりに逝くんで、ダメっつうな。友禅さんよ、新入生のひよっこ相手は辛いかも知れませんが、俺来いってか?》

《済まん。済まん。教育学部の西先生に、英米科のモーリソンも来られねぇっつううの、来いよ!御前はCODEだろ?》

《ヒッヒヒヒヒヒヒ・・・・・アンタには負けるわ。逝きますよ、俺が死んだら朝熊山に壮大なデカイ墓建てて桜の木を植えて欲しい。》

《OK》

友禅が電話を切り、エレベーターでホールに戻り中に入って檀上脇の席に戻ると嫌な感じがした。ブブブブブブとバイブが鳴り無線機だ。

《今、戻ったOKです。やりますな、彼女・・・・亜理寿ちゃんが映像を見た。KGUが崩れ燃える姿で、大戦争です!天照暦21年4月1日最悪のシナリオになると思います。皆さん早急にシェルターに避難させて下さい。もう一つ、誰か死にます。名前は、神室愛。木羽﨑夕日・相葉充・すいませんが、ソノ・・・・一番亭宴楽の五人の死者をと申します。新入生ですが、4万の中僅か残るのは、3000人しか残りません。学部も消えて残るのは、歴史と教育と心理です。》

無線機が切れた。

ため息を吐いた友禅は壇上に上がりマイク片手に言った。

「聞け!新入生は係の人に案内されて指示されて、シェルターに戻れ。避難だ、これより本校は大戦争に入る。CODEが攻めてきた、身の程知らずの馬鹿野郎を俺達が食い止める、死にたくねぇんだろうが、行け!」

友禅の気迫溢れる姿に新入生はざわつき出口が混雑した。

(畜生の野郎がぁ、でも良いんだよな?俺のCODEを使うときだ)

友禅は前席移動して黒コートで、五人居たCODEがそれぞれ散って作戦を実行させた。

天照暦21年4月1日

神聖KGUのホールにて大戦争の火蓋が切られた。

「友禅、A1~A3区域に回るわ」

「エンペラー、無事でよ」

友禅が歩き出して應神がエンペラーについていくと5Fホールからジャンプしてきた兄姉こそ、應神美麻・雄馬だ。

互いに氷のCODEを持つ。

「何故来たんだ?」

「親父の手伝いさ、5人居るな」

その5人だが分散知れそれぞれ持ち場に居た。

(クックククククク爆破のCODEを知るが良い!思い知れ!KGU!)

男がようやく顔を出した。

全身傷だらけで、顔に十字傷がある男性だがこの男は爆破のプロ。

KGU敷地中に爆弾を用意。

その数十万。

「お前等、大戦争は我々が悪は勝つ!俺達の理念は目には目を・・・覇に覇を・・・悪には混沌の鉄槌をぶちかませ!」

黒髪に筋肉質で目を瞑り爆弾の鼓動を聞いていた。

「秋水、秋水、来い」

「はっ」

小柄の茶髪の男が呼ばれた。

「御前はCODE?何じゃモンじゃいと聞く」

「はっ、自分の力は鉄です!全て鉄にして金剛の一撃で相手を潰します。」

「うん。良い、鉄か。應神とエンペラーは避けよ。所詮新入生は人間のゴミだ。」

「御意」

秋水という青年はCODEを生まれつき持ち悩んでいたところ今の男に拾われ育てられた。

男の名を忌諱啓一(ききけいいち)。

「なぁ、秋水御前は人が多いC3に行けェ。山安と守末河もな」

秋水は小柄だが入り口付近で二人の女が肩を出した露出多めの服を着ながらキセルを銜えながら、神聖KGUの旗が揺れるのを見た。

「自由と博愛の十字架・・・現実は違う。悪魔に堕ちたファックな学校だ」

忌諱啓一(金さん)は、爆破のCODEを持ち(爆弾)が上手いテクニカルな能力者だ。

山安と守末河はこのKGUからICO経由でDCDDに選ばれた優れた国家テロリストだ。

(秋水ちゃんはああ見ても鉄よ。万一さぁ、エンペラーさんに会うとあの子死んじゃうよ)その予感は当たりそうだ。だが、啓一は違っていた。柱に隠れて屋上で地図をスマホからインストールして全CODEを見つけていてペンを口に咥えながらメモ用紙に書いていた。(俺が負けるとはあり得ない。)

友禅は、歩き出して戦場の合図が始まった。

「ギャアアアアアアアアアアアアッ」

「うわあああああああああああああああ」

「ぐはっ!ああっ!うぐっ!」

「キャア・・・ギャアアアアアアアアアアアアアアアア」

「た、たす、たすけて・・・・・・」

「逃げろ!逃げろ!」

「おおお・・・」

断絶魔なのか。

叫び声が散りじりに聞こえて将司もA1に出てシエル、幽華、愛は戸惑い新入生が叫び天井が揺れ始めて崩落寸前に、愛が躓いた。

「いっ・・・いたたた」

A1のフロアは入り口とホールと階段とトイレがある。

A2A3はBに続く道と反対側には、神聖KGUの中核学務課・庶務課・就職課・教育課・研究ラボ・スタジオ・財形処理課・出版部・広報部・営業部・運営管理部・KGU本部・ヴァチカン・コンツァレアーノと部署がある。

CDは地下に降りる階段がある。

愛を幽華が膝を見せた。

「躓いたんだな。悪い、将司?シエル連れてシュルターはH5のシェルターって書いてある。新入生達とよ、ほな・・・頼む」

シエルはにやけていた。

「超ラブリンって感じ。」

「うむ。分かった、俺についてこい何びたりともこん腕で護る」

蒼白の鞘に納められている太刀に手を伸ばし、シエルの手を握った。

(殿済まぬ)

刀を抜きシエルの手を引っ張り前向いて走るが、CODEが襲いかかってきた。

「鐵の擊槍( lancia di ferro)・鋼の巨槌( dell'acciaio)」

柱を鉄の槍に変えてシエルが吹き飛ばされ、鉄の槍に突き刺さる血に染まった新入生を目の当たりにして将司がキレた。

「狼藉者には地獄に堕ちろ!我が菰野皇(こものおう)直伝“鬼覇(Menschenfresservormachtstellun)”」

将司が黒から金髪になり大剣化した刀に加え、黒コートにサンダル。全身のオーラが変わり、地面に転がっている石ころを握り剣に変えた。

「初めまして俺は小早川秋水よ、よろしく。間近でと言うよりまだこの国に居たんだ。武創系色が強いCODEを・・・・俺の鉄に敵うかな?」

「鬼覇(Menschenfresservormachtstellun)十字式(Böse Art)・煉獄(Fegefeuer)魔神(Boshafte Gottheit)」

左足を強く踏み込み天井を利用して壁側を走り大剣で何回も連続で神速で斬りつけて、飛び上がって大量の水が押し寄せて鉄を錆びらせ、水を刀に替えて秋水の脇腹・鳩尾・脳天を鞘で突き一振りした刀で斬った。

「ぐはっ」

秋水が居るA1A2フロアーは、天井が崩落寸前で鉄の剣で突き刺さっていた。

「あまーーいッ!」

鉄を食べて全身を鋼鐵化して重さ1000キロの柱の像を鉄の塊に変えた。

「逝くぞ、鬼覇(Menschenfresservormachtstellun)百式(100 Sätze)御嬢(Tochter einer Oberklassenfamil)千乱交(1000 Promiskuität)桜皇(Ein Kirschenbaumkönig)紅蓮(Das rot Brennen)龍牙(Drachenstoßzahn)ッ!」

焔纏い刀の火花散らすが神速で右足を踏み込み刀で次元を捌き歪んだ次元を左足で戻して秋水は鋼鐵の盾で防いだ。龍の爪でえぐる様な一撃だが、その鉄は弾いた。

鉄の槍と剣が宙に浮かび屋根の一部が崩落!砂塵舞い、塵で見えないが秋水の鋼鐵の一撃が将司は血を吐いた。白目で衝撃が凄くトイレまで飛ばされ、内蔵一部損傷した。刀も粉々になった。

「ぐはっ、ゴホ・・ゴホ・・ゴホ・・・ゴホ・・・ハァ・・ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・」

意識が無く覇も消えてシエルが近づいてトイレ前まで引きずって洗面所の水をバケツに汲んで綺麗な雑巾とトイレットペーパーで血を抑えた。

「止血ですから痛いですか?痛みますか?聞こえますか?ねぇ。ねぇ」

「・・・・・・」

秋水が次々と襲い新入生の多くは鉄で串刺しにされ男女問わず多くは血に染まりながら天井・屋根が丸裸だ。秋水は嗤いながら歩く。

「阿呆な連中だ。CODEを持たねぇ劣等種が黙って俺が天に送ってやる」

右手の鋼鐵の鎧に地面が割れて新入生が地中に沈んだ。

「ぎゃああああああああああ」

「あ・・ううう・・うぅ・・・わあああああああああ」

叫び声が快感になってくる。

(應神さん至急!至急!至急!49・・・49・・・A1A2A3に向かって下さい)

映像の思念で亜理寿が應神に場所の思念を送ると無様に転がる屍と入り口が跡形無く、天井も屋根も吹き飛んでいた。

「亜理寿ちゃん恩に切る」

應神は背丈が高く黒髪で耳にピアスをして髭も伸びて黒コートを着て微量な空気ですら凍らせる力を持ち秋水が歩いていると氷の銃弾が秋水を外に押し合った。

「なめんじゃねぇ、氷弾(ブリザード・ボム)」

空気で銃弾を作っていた。

氷は冷たく應神の手が凍っていた。

「いたた・・・」

秋水が鉄の巨大な機械兵器を操り鉄の剣で地面が揺れると應神が舌打ちした。

「9尺の機械のおもちゃだよ!氷河(フィヨルド)」

一気に氷が外を多い氷点下以下(絶対零度)の気温では全ての生物が生きられない。

「ギャアアアアアアアアアッ!う・・うご・・・」

鉄で冷気がベタ付くと應神が手すりに掴まって外に飛び降りて氷の柱が外で響いた。

「氷柱冥土萌葬(コキュートス・ヘルヴィディックオエーウェル)」

應神のCODEは万物を凍らせて絶対零度の冷気で相手を活かす、殺さず状態にする。

外がヒンヤリしてホールまで氷柱だらけで秋水は氷の中に閉じ込められた。

先程の入り口の針葉樹の露とトイレの水を利用して極限まで氷を張り巡らせた。

「ココは良い。お前等怪我人背負いシェルターに行き」

應神は目に涙を流しつつも秋水を見ていた。

鉄が燃えて鋼鐵は厄介だ。

(負けヘン・・・負けヘン・・・本気って書いてマジというなら鉄と書いて鋼鐵と呼ぶ)

氷が割れて白髪で褐色肌の男がボロボロのコートを着て、地面が重く固く鉄の加工は、溶鉄とは鉄を高温で溶かす。

秋水は、溶けた鉄を纏い全身鋼鐵化に、鋼の堅さと鉄の重みが應神は手すりに掴まり、手すりを氷の槍に変えた。

「氷結地獄槍(ブリューナク)」

苦しまれか?場凌ぎかは分からないが、應神は槍を手にした。

「早う、逝け!」

シエルは将司を抱き抱えてA1A2のホール下に学務課の連絡路があるのでそこに向かうと野戦病院化して職員が慌てていた。

見かねてボサッと突っ立て居ると髭を伸ばしてリュックサックで黒髪に白髪交じりの四十代前半の男が将司に触れた。

「お嬢ちゃん交わんな」

将司を地面に置き男が手で傷を塞ぎ意識を確認して眩く癒やした。

「ゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッ・・・忝い。」

「うん。あっ名前は?」

「菰野皇土方の嫡男将司と申す。」

「将司ね。ハッハハハ・・・・侍の血で武創系のCODEね。」

男がカウンターを通り何も名乗らず通り過ぎてデスクに座ってパソコンを開き、次々と運ばれる新入生と職員に驚き将司とシエルはシェルターを目指した。

幽華と愛も将司とシエルと別れて以降A4に留まってホールの座席裏に身を潜めて電光掲示板には地図と時間が表示されていた。

A42人。EFG1~5三万人

14:30

愛は鞄からカロリーメイトを取り出した。

「幽?食べる?」

「俺は良いよ。愛が食べろ、怪我してんだしみんなが離ればなれだ。」

「怖いね。だけど行くしかない。引き返せないんだから」

その通りだ。幽華は立ち上がると檀上にいたのは、磯城譲だ。

「お、おっ、おうい二人?何してんだ、早うシェルターだ!走って、走れ」

ジョーは檀上の見張りだ。

幽華は愛の手を繋ぎ逆方向のA2に回ってB1に出たら、火災検知器で火災発生。有毒ガスでの一酸化炭素の中毒の学生で転がっていた。

幽華は、A2に学生を置き磯城譲に言った。

「先生。この人達息がある。助けてね、ガスは心拍停止に意識レベルが下がる傾向がある」成る程な、と言わんばかりの顔でジョーが指を鳴らした。天秤には学生の命が重みと計り、髑髏が鎌を持っていた。

「髑髏裁判天地創造(スカル・ジャッジメント・ヘヴン・ド・アース)の儀ッ!」

黒衣の髑髏が学生を引き渡しその者に命を与えた。

鎌で天秤を切り落として何十人かの学生をジョーが、学務課に案内した。

(あの餓鬼どうして俺が分かった?)

幽華と愛は瓦礫をかき分けてB3に着いた。

焼け焦げた臭いとスーツがボロボロで破れていた。

前に女が徘徊している。

(守末河と山安だ・・・)B3の階段を下り火災場から、ハンカチで口を塞ぎB2の階段を上ると、友禅が来た。

「アホな。こっちは遅いぞ。お前等早くシェルターだ。俺は学務に行き籠城を申す」

友禅も傷だらけで額から血が出て学務に行くのに腕を押さえていた。

(彼奴等に言うわけねぇーよ。俺は時空のCODEを持ってると言うか)

時空移動で空間をステルス移動して学務まで戻った。

「行こう」

階段を上ると爆発音が聞こえた。

ドドドドドドドドドドドドドドドッ!

C1C2緊急警報が鳴り響いた。

ドデカイダイナマイトが40発も作動してC1C2はあっという間に屋根も吹っ飛びホールが筒抜けであった。

シェルターは幸いにも見えないが、磯城譲もエンペラーも顔を悩ませた。

(ハッハハハハ・・・金さんも酷いね。爆破の能力は厄介だわ、これ以上人を殺すのは問題であり、なぁ?俺は・・・俺は・・・俺がこの地獄のCODEは罪を具現化して魔神を呼び大罪に応じて人を裁く。これでも一兆人殺してきた人間の業だ)

(エンペラーさんヤバくないッすか?私もサポート回されてスゲェー萎える)

(ケッ、エンペラーさん五人は不味いよ。)

(・・・・・爆弾魔のCODEをやるのエンペラーさんじゃねぇ?)

エンペラーは黒コートを着直して澪はぶっきらぼうに刀を構えて楽屋に居る龍纖と亜理寿はモニターを見ながら金の懐中時計で映像とデータで完全にCODEを包囲させた。

《聞こえるか?立った今ココは吹きさらしのドームッすわ。KGUに全問閉門。これ以上の死傷者を出すまいと考えたんですよ、亜理寿ちゃんが涙堪えて映像見ているンすよ、友禅さん?エンペラーさん?ジョーさん?應神さん?リアルガチで状況がヤバす》

《ああっ、そうか。無線機で聞こえたからにゃ収穫は?》

《目先に眩むのじゃないよ。私はこのKGUの映像全て見える。どんな結末で終わるのか?人が一人・・・また一人・・・死んでいく。ねぇ。ママ?金さんは屋上に居る。だけど、彼は上空に巨大な四方を塞ぐ爆弾を作っている。爆破すれば、このホール事否や、KGUは消滅。恐らく誰一人も生きてません。死んでます。エンペラーさんぐらいですよ、どんなCODEだろうが生きてこられるのって》

《お褒めか?亜理寿ちゃん。俺も人間だ。そうなる前にゆっくり天国で寝てるよ。》

《皆さん聞いてるのであれば、屋上までのルートを頭の中に埋めておきます。》

無線機を聞いた五人は意を決して屋上の道まで行き、A~Hのフロアーは無残なカタチで瓦礫とガスが漏れていた。幽華と愛はボロボロで瓦礫下を移動して、C1に向かっていた。「苦しい」息がしづらい。幽華はスマホでKGUの全体図をインストールさせてホールの地図片手に愛も薄暗い状況で階段を上って明かりが見えると、新入生の屍に快楽に浸っているのを見て、二人は階段脇にある備品室に身を潜めた。

亜理寿はため息を吐いて何気なしに目を瞑ると幽華と愛が見えた。

《聞こえる?急いで天神幽華と神室愛を捜して。最悪なマッチング?神の悪戯?遅いわね。忌諱啓一は読んでいた。私が屋上に居ると思うと今は、Cよ。友禅さん!KGUで唯一創造CODEをお持ちの御方居ましたよね?創造の力で全て戻せますがぁ、忌諱啓一は賢い男です。流石、金さんグッジョウブですわ・・・・》

友禅は無線を聞いてバシッと書状を学務の受付に出した。

《KGU本校ハCODEノ戦交エ候〆忌諱大納言大輔啓一名ヲ金申シ本学ノ攻撃争乱セシテ能力問題ナシ申セテ皇ノCODE絶エセシ継ギシ者幽ノ御霊金取レバ則チ爆破食イ止メ我ノ勝利ト為ス》

学務の受付の人は腰が抜けた。

「簡単に申すと、KGUは籠城となる。南門の海上ルートは開けておくように、丸一ヶ月係る。金さんは狡猾な男で趣向を楽しんでいる。良いな?ここは野戦だ!」

友禅は指輪をはめた。

滅多にはめたことがないが今は亡き妻の形見の品だ。

息子とは縁を切られて現在国元一人です娘が居る。

娘とはうまくいってない。

思い悩み指輪をはめて友禅が、階段を走り最凶のCODEが覚醒する。

「KGUはおメェ等の所有物じゃねぇ!俺が大切な学校で学ぶのにCODEで汚す訳にはいかない。血で汚れた分死者を安らかに送るのもCODEを持つ者の一つの十字架を背負う。おい!金さん、やるならもっともっともっともっともっとおおおおおお楽しもうぜ!」

友禅が走る頃D区域には、一番亭宴楽が袴姿(白無垢)で扇子を持ち座布団片手に新入生を誘導していた。

同じく学科研の特任助手管理者の木羽﨑夕日が革ジャンで黒衣のコートを着て、新入生に鍵を渡した。

シェルターの鍵で特殊な場所である故に金の菊の鍵を人一人に渡し終えて、エレベーターが作動しない為相葉充が椅子に座り、番号を教えていた。

「セキュリティーCODEを4343-09887009-5432-11102だ。俺の仕事は人の命だ」

短髪でハチマキをして腕巻きするサングラスをかけた男性が言う。

「さぁっさぁ、私達はこの子等を護る責任がある。CODEは人の想いか?生まれつき遺伝子の組み合わせで異常発生で覚醒する。最近の科学で判明されて歴史上でCODEを持ったのが可の有名なイエス・キリスト様だ!OHッ、ジーザス・シャローム・アテーム・ハレルヤ、OHッ神がCODEを持つ。そう私達人間は生まれつきの能力は持っているわ」

学科研の木羽﨑は黒のストールに赤紫のスプリングを着てクロトップス姿で、誘導していると楽屋から上がってきた男性を尋問した。

「失礼します。ココは関係者以外立ち入り禁止です。お名前は?」

「あっ、俺さぁ心理学部教育部教授の市川弾正鷹秋」

「は?」

金髪で五十代後半の男性がタバコを吸いながらボートレースの中継をワンセグで聞いていた。

痩せすぎた躰に酒の臭いがする。

「俺はKGUの先生だ。理事長に言われてお前等を護る。退いてろ」

咳払いして鷹秋のCODEは「言葉」。言うと発動できる。

「護衛石人形(ゴーレム)ッ」

巨石で出来た岩の人形がゴツゴツした岩肌のおもちゃが斧を構えて、剣槍を構えて新入生を見守るように鷹秋が指示した。

「ウゴオオオオオオオオオオオオオオオオッ!(おおっ分かった)」

「ガガガガアアアアアアアアアッ!(おうよ、こっちこそ人を護れ俺ン仲間だ)」

鷹秋はタバコを吸い蒼空を眺めると巨大なダイナマイトが浮かび一歩ずつ歩く啓一は、笑みを浮かべながらCからHに行き、その頃守末河と山安も移動した。

「御前等のCODEは知っている。性と水・・・どんな人間でも至高の快楽に堕ちれば則ち地獄かと思い天に召される快感が全身から伝わる。悠騎?おまえはもっともっともっともっともっともっとッ人間を犯せ。俺の爆破が間に合えばその性欲の塊を伊勢市がぶっ飛ばすくらいの爆弾でここに居る人間全てぶっ殺せる」

「はっ」

黒フードを被りフロアー中に全域に爆弾を仕掛けた。

「止せ」

友禅が間に合ったようだ。

「織乃坂友禅・・・」

「お前は知ってる。最低最悪の死んで良いクズ野郎だ。KGUの恥だ・・・俺を誰や床超えるか?」

「フッ。人斬り幽齋じゃありませんか?」

「だよな・・・今はKGUの友禅だ。オレのCODEの実力見せてやるよ!」

体中から覇気を解放して創造のCODEの特徴は大きく二つ。

一、 万物全てを創造再生できる。

二、 CODEを分解させてシフトチェンジにより他のCODEでも可能。

(この男流石最凶と言われた介がある)

啓一は爆破のCODEがフロアーを吹っ飛ばした。

「創造の悲哀(ジェネシス・ディグレートガン)」

指を鳴らすと空間が吹っ飛ばされたホールが戻り片手で重力空間から青く輝く細身の長刀を手にして啓一を斬った。七回の連続の斬りで、足場を壁にしてジャンプした。

「火薬冥土爆破(ファーヤーヘル・ボンバー)」

金さんは両手で火薬を拡散させると一階が揺れた。

友禅も柱に捕まり身を潜めた。

別空間に転移してエンペラーは服を着て楽屋から歩き出した。

「澪、亜理寿の側に居ろ。これは俺の命令だ。守末河は俺の姉で、本名は天神悠騎。俺が仕留めるから情報入り次第人は護れ」

大戦争から二週間が過ぎた。

4月10日・・・・幽華はホール下に学務と通じる地下空洞があったので建設当時の石窟があるのでそこで寝泊まりしていた。

愛も躰が冷えるのでマッチの火で生きてきた。

「中は酷くなる。外はサヴァイバル・ヴレイヴ」

薄暗い中愛は鞄からコートを取り出した。

「黒いコートよ。幽君が着てよ」

初めて幽華が黒いコートに袖を通した。

「似合ってる。似合うよ。私ね?4年間幽君と居れたら結婚したい」

幽華が頷きコートを着たまま地図を見ると誰かが近づいてきた。

「みっけ」

C4フロアー地下エリア。

幽華と愛に近づいてきたのは、

山安だ。

「退けェ!」

山安は水が四方から流れていた。黒衣のローブを纏いながらその長い金髪に灼眼の彼女はB→C→Aと順で水が浸水してきた。

戸惑う幽華に、愛は石段に捕まり山安は大量の水で、幽華は地下の排水溝の溝を押し合って愛を上に昇らせた。

「水龍の龍撃槍(オルエレーヴァレァッィオースピィア)」

水の龍が唸り咆哮を上げて槍が突き刺さるが幽華が無残に水の重みで下流に流され、土砂が重く躰にのし掛かる。山安はニヤリと笑い水が言う事を聞いた。

(ハッハハハハハハハ・・・・後はあの女だ。啓一は畏れを為し信じていた。女が希望を終わらせその世界に皇ガ生まれる、と)

(私は水に囲まれ水の如し生きる)

(幽華を・・・・水よ、水の神よ、水神のCODEに私は御前を息の根を止める)

(クッ。)

山安はモデル並みの長身で黒衣のローブに纏い幽華は目を瞑っていた。

(水か。幽邃を思い出すな。爺ちゃんを思い出す。爺ちゃんが言うには水の本質を考えろ、水は様々に変わりゆく物質だ。まさに覚の如し、良いさ。爺ちゃん俺には護る相手が居る。愛だ。愛の家族が殺された時から俺にとって愛は妹であり、妻だ。)

山安は水を集めさせて滝のように流れていた。

「俺は天神幽華だ。アンタ等の狙いは分かってる。俺だろ?」

「物わかりが良い学生だ。」

CODEに人間。

その時に天井が崩落して水が洪水のように押し流されて、エンペラーが来た。

山安もローブを脱いで、黒と紫の妖艶なスカーフにショートパンツ姿で、右耳にインディアン風の耳飾りで、水を片手に圧縮させて蒸発させた。

「真・地獄CODE究極限界解放突破(オーバー・バスター・ドライヴ・アルティメィション)ッ!」

エンペラーは黒コートでサンダル姿だが全身からCODEを解放して力が限界を超える臨界点まで達して、長く伸びた黒髪に上半身割れた筋肉質の躰で、七焔を纏い、魔神達が具現化した。

誰もが畏れを為して最期の裁きを請け負う魔神達が、エンペラーの指示で、集まりKGUに漆黒の暗雲が漂い土砂降りで、雷鳴が轟き、突風舞い、波が荒れる。地表から高熱のマグマが吹き出した。

《ハッハハハハハ・・・・久しぶりの呼び出しに(Für eine Vorladung zu einer la)腕が唸るな?ベル(Ein Arm heult nicht ist eine )》

《サタンさんこそ超ガチ(Ein Satan ist super)で大暴れは勘弁して下さいよ(Vergib bitte das Randale)》

《ここに居る人間全部出し抜いて(Überliste alle Menschen die e)良いかしら?中?外?私も一五〇年(Ist gut ich bin auch 150 Jahr)窮屈でもう限界(Es ist schon eine Grenze in Sp)》

《ほらっ、ハハハハハハ・・・・アスモデウスはエロさの塊(Asmodeus ist Erotik Klumpen)》

《地獄のCODEは大罪を(CODE der Hölle ein großes Verb)現し罪の分だけ(Zeige es und halte es für ein)威力を限界に達せる(Verbrechens ist durch Mach)。》

《はっきりエンペラーよ(Es ist eindeutig ein Kaiser)、腹一杯食えるんだろうな(Ich esse es vielleicht vollstä)?穢れきった腐った連中なんぞ(Wie für die Leute nichts was )(aufgehört hat(hat), verdorben(verdorben) verfault(verfault) zu(zu) werden(werden))腹の漉しにならへん(Es ist seltsam damit der Mage)。飯はビッグで最低(Die Mahlzeit ist im Großen sch)クズ野郎こそ(Wie für die Verschwendung)魂を握って上等だぁ(Halte eine Seele und gut)》

《フッ。ベルゼブブのおっさん(Alter Vogel von Beelzebub)蠅野郎のデブは(Ein fettiger einer Fliege)痩せろ、気味悪い(Bekomme Verdünner und ist selt)》

《山安は水だ(Es ist Berg billig Wasser)。デケェ胸に綺麗な(Ich bin angeschaltet schön )ピンク色のアソコを(Rosa dort)舐め回してから(Nach Abreibung der es sauber)俺の地獄の焔でも(Sogar als für die Flamme meine)縛ってやる(Ich binde es fest)。いつどんな時代も(Als für jedesmal wenn und irge)女を縛り陵辱(Ich binde eine Frau fest und b)させるのがぁ俺の思いつく拷問だ(Es ist die Folter auf der ich)。》

《慎め!(Sei vorsichtig)》

《生真面目か(Bist du sehr ernsthaft)、ルシファー(Luzifer)、御前こそ人間(Mein Herr ist ein Mensch)の女に恋に落ちて(Herbst an Liebe zu Frau)人間と天使が(Ein Mensch und ein Engel)犯して地獄送り(Ich breche es und schicke Höll)されたことが(Das was gemacht wurde)原因で堕天した(Ich fiel auf eine Ursache here)んじゃありませんか?》

七焔の魔神を総べる大罪の皇をエンペラーの下集まり、虹に輝き排水溝から燃え上がる焔に、山安も畏れを為して跪いた。

「結構だ。御前等相手で此奴等本気で御前を地獄に送り返す」

蒼い焔を握りしめて大剣に変えた。

《サタンの焔よ(Die Flamme vom Satan)大いなる(Ich bin sehr und werde)浄火の剣(Schwert des heiligen Feuers)に裁きよ(Das Urteil)》

山安もすこぶり水が逆流の形で馬が走るようになり、水馬に跨がった。

「水馬雷鞭(プリュード・エクゼィアーディテッイノ)」

山安の水の馬が走り雷撃の鞭で天井が揺れる。エンペラーが宙に飛び、剣を構える。

「鋼鉄の魔女(Hexe des Stahles)の墓( ernst)」

蒼焔が燃えて剣に連続で斬り壁を足場にして水を斬り、目を瞑り蒼い焔が山安を捉えて高熱の焔が焼き尽くした。

(あっあ・・あぁ・・あぁ・・・うぐ)

山安は焦げて水が蒸発して蒸気に変わった。

サタンの姿が目に写った。

背高く黒コートを着て髑髏の王冠で、左頬に十字傷と幾何学の紋が彫られてストレートに伸びる青髪で、首には髑髏薔薇十字のペンダント、ベージュのサンダルという姿で血が滲む排水溝のホール下部で、エンペラーに怒鳴った。

《アホ(Narr)、一五〇年ぶり(Es ist 150 Jahre seit dann)呼んでこれか?(Rufe ich es und ist es dieses)荒々しいわ(Gewaltsam)・・・》

ドイツ語が流暢に話して蒼い焔が全体に燃えて他の魔神も姿を見せた。

《シャバだ!(Es ist Shaba)エンペラー(Kaiser)、仕事か?(Arbeitest du)今度は何人(Wie viele Leute sind dieses Ma)ぶっ殺すんだよ(Ich murkse es ab)》

《人はもう殺さない(Ich töte die Person nicht mehr)。人を活かすのが(Das Erhalten einer Person am L)御前等の為す(Von dir mache)CODEとしての(Als CODE)責任だ(Es ist Verantwortung)》

《はい。はい・・・(Ja Es ist ja)》

《女が怒ると(Wenn eine Frau bös ist)リアルにパワー(Es ist realistisch Macht)が上がるよ(Aber ich werde nervös)、エンペラー(Kaiser)?アンタ平気(Du Gleichgültigkeit)?》

《天神の天は(Der Himmel von Tenjin)アマテラスの天だ(Es ist der Himmel der Amateurt)。神は神武の神(Gott ist Gott von Jimmu)。御前等と長い間(Du und lange Zeit)CODEを使ってるから(Weil ich CODE benutze)慣れだ(Es ist speziell)。俺は、(ICH)KGUの戦争を(Krieg von KGU)終わらす!(Ende)》

《ということは?(Bedeutet das)犯しまくっても(Auch wenn ich fortsetze es zu)OK(OK)?》

《構わないさ(Ich kümmere mich nicht)、御前等地獄(Du Hölle)の大罪人の皇だ(Es ist von das große Verbrec)》

《貶されてるのか(Wird es krank gesprochen)?褒められてるか(Werde ich gelobt)はさておき、御前の力になって(Hilf dem Geehrten)やるよ(Ich mache es)!このサタン様々が(Dieser Satan)!》

サタンが歩き出すと上に居る幽華は愛の手を握りすぐ側で大きな爆発音が聞こえてホールのガラスが吹き飛び、ガラスが鏤められて瓦礫の下敷きに・・・・幽華は咽せた。

「ゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッ・・・・・・愛?愛?愛?」

「幽ッ!」

振り向くと大柄の男で下っ腹が出てる大男が愛に抱きついた。

「キモメンがっ!愛から離れろ、」

「それが人に対して言うことか?」

「俺は久我山五十嗣朗(くがやまいそじろう)兄じゃに言われて待ってた。」

愛は苦しそうに俺を見つめるが先程の爆発で俺も怪我をしている。

「うううぅ・・・うぅ・・・うぅ・・・うううううううっ!」

愛が肘撃ちして床に手を付けて足を伸ばして旋回蹴りからの回し蹴りで、拳を立てて力一杯に久我山の腹とアソコを撃ち、衝撃の弾みで吹き飛ばした。

(護身術を高校に学んでいつでも痴漢やストーカーに逢ったら私が倒すと決めて)

幽華は起き上がるとC4から将司とシエルが来た。

「あっ?あれれれ?二人無事だ!」

「申し別けないでござるってか、御免よ、遅れて」

将司も腕に包帯を巻いて刀を持っていた。

愛は怯えてホール前に戻ろうとするが、幽華は先程のガラスの影響で腰を打ちフロアーが籠城を宣告して二週間後・・・・死傷者が増えていく一方で、KGUは耐えかねない状況で籠城から食糧も尽きていた。

(啓一を今だ。おまんの狙いを計った)

友禅は、啓一と相まみえていた。

「死の双刃螺旋(デス・グリットプリゼンウェル)ッ!うおおおおおおおっ!」

左手で床に屍の魂で剣を作り爆破を食い止めて壁を足場にしてバックで飛び込んでから啓一の頭上に、重たい双刃で斬りつけるが床が吹き飛んだ。

「重力爆弾千葬(グラビティーモス・グラインド・サウンザンド)」

床に衝撃が走り友禅は棒に捕まり、ホールの座席の裏側に回り込んで両手で、自身の限界だが啓一を食い止めた。

「天滅牢(クラン)ッ!」

四方に光の鎖に縛り付けて啓一のCODEが光に伝わり力が消えてく苦しみの苦痛が増していく。

友禅も髪がボサボサで服も破れて啓一は自力で打ち破った。

「KGUは終わる!御前等いつまでも籠城は辞めろ、友禅?頭脳一ト言われた御前が随分と馬鹿馬鹿しい策に溺れたか?」

「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・お、俺ハァ、KGUのKGUが俺達の希望だアアッ!男の一撃で終わらす」

啓一はフードを被り火傷の手を前に出した。

皮膚が焼けて痛々しいが、空中に浮かぶダイナマイトがホールに接近してくる。

爆弾の欠片と火薬の臭いが充満して、友禅も息を切らしてCODEを使いすぎると、CODE:LOSEに陥る。

(ヤバイし・・・俺ってLOST状態は危険だ。創造は時に破壊と混沌そして無をもたらす。最悪上等の話で言うと、LOSTが溜まりすぎると俺の手に紫色に変色してきた。ヤバイ、CODEが使えなくなる・・・・・・)

(ん?どうしたんだよ?CODEがもしかしてDED?YOU?DETH?)

(悟られるのならそうだ。俺は・・・・KGUは・・・・)

(KGU助けたいか?御前の思い汲んだわ)

(こうしよう。休戦だ。)

友禅は腕をやられて一旦学務課に撤退して冷泉が椅子に座りながら多くの学生を治療して、友禅は紫色の腕を治す為に暫く集中治療室に籠もった。

「無理しすぎだ。アマテラスちゃんに怒られるよ、勝手にCODEを借り受けて使ったワリに効力を発揮しない、俺も思ってね。神宮文庫の史料で見つけた。」

書物『天帝御御霊鎮魂書状覚書』に、「蒼焔舞時間飛翔天御霊現殺友禅生未来朝来留利以夢滅御事御霊照天剣霊剣御鏡勾玉天仰魂現七人」

天照帝御書』(神宮文庫所蔵)「原初原本」

我天帝御力借時間止百年時空戦飛翔天神滅龍焔門尽散七仲五十間一生進太陽月剣冥府開爆発心歪我東倉田山西河崎南古市北大神宮四門七石我手能力覚醒王魔神戦我運命

この古い極めて崩れそうな史料に冷泉が友禅に言った。

「休戦に持ち込んだのは君の策か?」

「ほぉう。創造のCODEを持つ人間が歴史を作り世界を造りと様々な皇ガこの世界で生きて居る。この日本国も天皇陛下直々にお出でに也、最後の瞬間までだ。天照大神は、俺も参ったが、友禅?御前も顔を久しぶりに見るがよ、CODEは最大限界突破寸前だ」

回る椅子に座りながらパソコンのデスク上に史料を見ながら独自に研究調査していた。

(この大戦争勝つぞ。友禅も思ってるが、このまま突き進んでも七百人ぐらいだ)

「友禅様。腕は治りましたが、新入生はKGUの糧に成って貰う。」

学務課は野戦病院だ。

多くの学生が全て学務課に運ばれていた。

連日連夜と運ばれ楽屋に居る伴龍纖と亜理寿は二週間近くもモニター見つつドライアイで、淡々と映像を見ていた。

(最悪なシナリオぐらい見える)

風呂入らず寝ずに亜理寿はリポビタンを一日の見ながら必死にCODEを使いKGUや新入生のことを見ていた。

龍纖は、金さんと久我山と守末河も見込んで、モニター続きに大画面を楽屋で二週間も見て、残り二週間で戦が終わる。

(死者だけがストーリーじゃない。木羽﨑夕日が明後日死ぬ。続く相葉充も、一番亭宴楽のおっさんも嗤いながら天に逝くってな)

(ほうほう。この娘まるで全ての映像作品見てる感じだ)

(君のお母さんは気品でヤンキー気質だが気が強い。五賢帝に加わり君が生まれた。君のお父さんがCODE使いと知っていて・・・・俺さぁ、頭の中に全ての史料が入ってる。俺さぁ、軍師だよ。CODEの軍師は表に出ない。完全裏の世界で生きる。亜理寿ちゃん、学務課にベッドとメシと風呂がある。暫く寝ていて良いよ。女子は寝ないと、体に良くない)

(ハッハハハハハハハハハハハハハハ・・・・・うっける。私はここに居ます。自分のCODEに自信がないだけで、映像が教えるのですよ。KGUは4月29日に堕ちて消滅します。ある男が目覚めて、私達が従属して従事なさる男にですよ)

(ヘェ~俺は鬼蓄害だ。頭が可笑しくて死んでいる。亜理寿ちゃん?戦が終わったら、十二人現る。円卓の騎士に遂に迎えるKGUの真の悪を倒す為にエンペラー含め僕達は、アマテラスの子孫として現天皇陛下の御子として、カオルを倒すのが宿命なのだ。彼奴は、神だ。何れ分かるが、御前等新世代のCODEが俺等相手を超える。ウン)

こうして会話の後に亜理寿は暫く振りに学務課の隣接する場所のプレハブに戻り、近くの戦闘まで自転車で走り銭湯はこの時代無い為・・・・・亜理寿は五右衛門風呂を自分で作ろうとして、野戦病棟の駐輪場に作った。

「あぁ、良い気分だぁ~夢気分~旅気分」

五右衛門風呂に熱燗飲んで、月を見ながら浸っていると友禅が来た。

「風呂最中に悪いね。裸見られるのは悪い」

友禅も黒の着物を着て黒のストールに包帯の腕で飲みかけた熱燗を飲んだ。

「亜理寿ちゃん?KGUが終わる。そう思うね。少なくともエンペラーさんを助けに逝く」

「逝く?」

ホール跡地はボロボロに鉄筋剥き出しで、下の水路は水で浸水。

エンペラーは、山安と相まみえて死にかけていた。

(エンペラー自身生きて五〇〇年。CODEも限界を超えている)

その頃CODE:LOSTに近いエンペラーは魔神解放で山安も水で蒸気に変えて蒸気となると蒼の焔と紅の焔でフルスロットルでの戦闘は血を吐くくらい上半身鍛え抜かれた躰で、水路で戦闘が続く。

山安の水が猛威を振るう。

「水迅」

水がばらまかれるが、サタンが水を吸収した。

《糞野郎がぁッ!(Exkremente)水は物質変化上等!(As for the watermaterial chang)エンペラー(Kaiser)、俺とアスモデウス(Ich und Asmodeus)を武装にしろ(Mache Kriegsstärke)、だいぶ御前も(Beachtlich als für das Geehrte)消耗しきってる(Ich beende weil ich verschlis)。俺は御前を(Ich geehrt)死なせないだろう?(Wirst du es nicht sterben lass)》

《決まってるじゃないよ(Entscheidung )。エンペラー(Kaiser)、私だってアンタを(Sogar als für ich du)信じてその身を(Glaube es und der Körper)燃やす焔を(Flame um zu brennen)与えて(Gib es)山安は水(Berg billig Wasser)。水は蒸気になる(Das Wasser wird der Dampf)。一気に(Bei einer Ausdehnung)畳み掛けて(Eilig)ぶちかますわ!(Ich mache dich kaputt)》

アスモデウスは長い金髪の女性で毛皮のコートを着て黒の下着を身につけて紅い焔を纏わせて灼眼で美人だが、《色欲(Begierde)》を司りエンペラーの肩に手を乗せて煙管を銜えつつ山安を見つめていた。

サタンも黒コートに手を突っ込み髑髏の王冠の位置を直して青い眼が焔を揺らぎ見ていたのは、山安は全身蒸気を武装化して水路に霧が籠もった。

(武装化成功。クッ。エンペラー自身弱り切っている。逝けるぞ、私ッ!)

察したエンペラーは焔を自分に吸収して限界分を回復させるとゆっくり深呼吸して大剣を構えると《天滅の焔剣(Brenne Schwert vom Himmelsauss)》と呼ばれる理由がそこにある。

エンペラーは左足を文にして、高く飛びA4に出て、焔がホール事燃やして焼き付くホールに山安は蒸発して、温かい水として水玉を飛ばした。

「超極神星(Polo super God la stella)水龍(Innaffia dragone)爆雷(Bomba di profondità)紅蓮(Fiammeggiando rosso)刃龍牙(Zanna di dragone di lama)」

KGUのホールが紅く燃え上がり天井も崩落で排水溝の貯蔵庫が溢れる水の浸水で、山安はバックサイドからの雷→水→焔→交互に織り成して龍が何頭も咆哮を上げて、翼を広げてエンペラーの肩を喰うが、幻影に消えて山安の背後から大剣で突きだして水のように泡になって消えて、その上空から斬撃の数々で両者は外に吹き飛んだ。

「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・」

山安はCODEを失い腕も飛んでいた。

「終わりだ!」

エンペラーの勝ちだ。

「闇に呑まれろ!(Wird in Dunkelheit getrunken)」

蒼い焔はDNAすら遺さず全てを灰にさせる。

全て闇に消えて死んで逝くのだ。

「あ・・・ああぁぁ・・・うぐぐぐううぅ・・ああああああああああああっ!」

全身に蒼い焔が行き届き山安は燃えた。

「Ihm wird Anmut von einer toten Person gesagtEs ist amen durch Erleichterung von das. Ewigkeit」

(死者に祈りと永久の救済をアーメン)

十字に祈り切り手を合わせて跪き数珠で死者を葬った後黒コートを着て、サタンやアスモデウスが戻りこの日は遅く自販機もないが、学務課が炊き出しでカレー・バナナ・ステーキ・伊勢エビのリゾット・アワビの残酷焼き・握り飯・日本酒・ビール・発泡酒・熱燗・ワイン・カクテル・水・お茶・ジュース・サイダー・コーラ・コーヒーとあり、多くの教授や新入生が利用していた。

エンペラーは、保健室に向かった。

「みんな、御苦労だ。御免な俺が居てKGUは大丈夫だ。後で保護者会開かれるが、気にするな・・・親は俺達のことは知らない。CODEは人間じゃない。」

エンペラーが救護班に謝り救急箱から包帯とアルコール消毒とガーゼと小さい針を貰いそのままホールに戻っていた。その頃風呂上がりで暫く振りのメシを食べた亜理寿は、楽屋に戻り巨大モニターで映像を見た。

「映像再生(Dipingi riproduzione)映像転換(Interruttore di ritratto)映像操作(Dipingi operazione)解除(Annullamento)」

亜理寿が今までの映像とこれからの映像を見て判断してモニター画面が切り替わりKGUが消滅して無残に立ち竦む五賢帝の姿と新たに十二人の騎士が郷土研究会の席に座るイメージと、ICO・MCO・金さん達が外壁内壁を攻めるが一気に大爆発?巨大な何かが爆発してCODEが塵に成るのを見えた。

亜理寿は蒼白しつつも映像から見えたのは、「天神幽華」という男がエンペラーであることだ。

(推測はダメよ。だけどあの男見たのはエンペラーさんに間違いない。エンペラーさんは、ご存じの通り正真正銘天皇家の子。そのCODEを持つ者は歴史上で言うならばただ一人この国の皇祖神最高神である天照大神である。天神はアマテラスの天とその孫ニニギノミコトの子神武の神を持つ。彼って歴史が作りだした闇を消す者とカオル?ママ達が畏れを為してこの世界を分断させてCODEで世界を創り人類を滅ぼし自らを神と呼んだモノの戦か。)

亜理寿は本日18本近くリポビタンを飲み焼きイカのスルメをしゃぶりながら映像を見てパソコンを開きワードを打ち込んでいた。

《レポートナンバーⅠ:以下のことが考えられる。エンペラー本名天神幽。天神家の人間が地獄のCODEを継ぎその継ぎに新たなエンペラーを継ぎ者がCODEを持つ者ね。私達は次のことを申す。KGUは最終的な結末に走っていく。恐らく”大戦争”とは、MCOとICO間でCODEと人間が繰り返す戦争に私達は五人の申す判断に任せる一存。が、KGUは250年目の4月29日に終局を迎える。一つの時代が終わり再生に郷土研究会の出番であると踏まえる。偽りのCODEは不要。CODE:NAMEカオル・・・・私達は知らない。歴史の闇に葬られKGU神の化身となった史上最悪最凶のCODEを・・・・・》

亜理寿はワードに書いて近くに居た龍纖が欠伸しながら古い写真を眺めた。

「ねぇ。亜理寿ちゃん?この集合写真にカオルは居る。SUBCODEだらけで本当のカオルは本名じゃない。俺達が知るKGU創立は単にカオルを殺すのではなく、人間とCODEを分け隔て無く学ばせて社会に巣立ってくのに創ったんだよ。亜理寿ちゃんも言うべきだ。俺達は『KGUはCODE擁護区だ。CODEは死んだ場合どこに転生する。人に。CODEを継ぐのにその者の血が必要だ。全てを自在に操り世界を創世できる人間に神を名乗る資格がある。普通に考えたら無い。しかし、カオルは自ら神の創世を受け入れた。エンペラーは彼奴が一番大事なモノ知ってるか?自分の妻だ。彼奴は妻の死でCODEに覚醒した。CODEは生まれつきの先天性・人体実験及び人工的意図的に後発性と呼ぶ。エンペラーや俺らみてぇーな人間を突発性という。まぁ、亜理寿ちゃんは先天性だ。エンペラーさんも生まれつき持っていたがその力を最大限に究極進化を遂げて完成されたのが、突発性だ。愛する妻をカオルに惨殺されて遺体を伊勢湾の藻屑にされたのだよ』こんな暗い話今でも思い出す」

亜理寿は大粒の涙を流した。

エンペラーは崩れたろうかを歩き啓一を捜した。

「フウ。應神居たのか?」

「居たよ、四人は生きてる。すまん、秋水の餓鬼に手こずった。」

「良くあるよ」

ハッハハハハハハハハハ。と嗤いながらホールのD区域を歩き守末河に見つかった。久我山が四人を囲み将司が足を引きずっていた。

「エンペラーが居る!今日一番の大物の首だ!」

「ギャハハハハハハハハッ。エンペラーか?知ってるぞ。百年前の12月19日に妻を殺されたんだって。ダッセェエエエエエエエエエエ」

怒りが湧き上がってくる。

《流石に怒りだ(Come si è aspettato è rabbia)。エンペラーを侮辱するって(Io sembro insultare un imperat)此奴等(Questi individui)死ぬ気MAXだ(È Max per stare andando a mori)》

《そうよね(Quindi)。私だって(Anche come per me)あの人は(Quella persona)本当に(Realmente)エンペラーを愛した(Io amai imperatori)。本当の幽が(Vero)居たんだ(Io ero)》

《お主ら(Padroni)今こそ我々の(Ora di noi)思い知る番だ(È una svolta da comprendere)。創造との間に(Tra la creazione)魔神を統べた(È in divinità malevole)大罪の(Del grande crimine)分だけ(Solamente come per l'azione)CODEを(CODICE)限界突破できる(Io posso eccedere un limite)》

《旨そうな魂だ(È un'anima appetitosa)。腹減っては(Su un stomaco vuoto)戦えないし(Io non posso lottare e)確か彼奴は(Affidabile quel individuo)エンペラーさんの(Di un imperatore)姉貴じゃね?(È sorella più vecchio)》

《悔しい思いがあるのなら(Se c'è pensiero deplorevole)嫉妬で(Per la gelosia)私を呼べ(Chiamami)その憎たらしい( è odioso)魂事私がパクる( le mangiatoie esso)。》

《逝こうか(Morrò)。俺達七人は(Sette di noi)エンペラーのCODEだ(È Codice dell'imperatore)。罪を背負い(Io presumo un crimine)生きるかよ(Vivi)》

イタリア語で話す魔神にエンペラーはその秘めた能力を全解放で、CODEを持つ者でも最凶の最強で、守末河はニヤリとエンペラーの顔を見た。

「お兄様来てたのですか?ヴァチカンで死に損ないの皇帝がぁ、天神幽ッ!死ね!」

「悠騎。幽邃をぶっ殺したのかを聞くわ」

「ええぇ・・・爺殺しただけで罪ですか?幸福ですか?義務ですよ」

「御前等ッ!(Tu)七人の魔神よ(Sette divinità malevole)、魂の解放よ(La liberazione dell'anima)馬鹿で淫乱で(È dissoluto in sciocchi)エロくて(Erotico e)、罪一つ(Un crimine)認めねぇ(Io non lo riconosco)姉を(Una più vecchia sorella)地獄送りだ(È spedizione di inferno)ッ!」

髪の毛が白く長く伸びて肌も焔纏う褐色の筋肉質の躰で、魔神達が集った。全員美男美女の魔神の皇である。CODEを行使する地獄の神で、天神家の祖である神武とその大神の母で日本の神であるアマテラスそれに伴う八百万の神がそのCODEを持つ。守末河は、細身の体に合わず胸が揺れてその惑わす臭いにプロポーション、エンペラーは自分の姉でも地獄に送ると決めた。

「私が性のCODEと知らず良く突っ込んでこれるなあああアアッ!」

エンペラーは神速で背後から紫色の焔で床をぶっ壊した。守末河は驚き、側に居た足を引きずる将司を掴んだ。

「うぅ・・うぅ・・ううう・・わああっ」

将司にキスをした。息を吹き将司の目が変わった。

「悠騎に手を出すな。俺が護る。悠騎の剣に俺が為るッ!うぉおおおおおおおおお」

ルシファーが現れて見た目は五十代の紳士で杖を床に叩くと黄色の焔の粒子が将司の心臓と繋がり守末河が将司のを手に回した。

「フッ。しゃーねぇよ。アンタ?侍か。その子種を大人しく渡しいや、ん?」

「ああぁ・・・い、い、い・・・いな・・・否や」

将司も自我を戻して刀を抜くが守末河はD区域に転がってる重傷者や死にかけてる男に、メガネの男に近寄り自分の四球を与えた。

CODEを超える能力で性は生まれる。

つまり人間をどんな状況でも創れると言うことだ。

「ハッハハハハハハハハハ・・・・・この際私はキモメンに孕ませされるが、兵を増せ!エンペラーは大人数じゃこのCODEは使えない、所詮人間如きが私を殺せないよ。」

ベルゼブブが翼を広げると人間の魂が天に消えていき、大きな口で喰って無職の透き通る尾様な翡翠色の焔を全身纏い太った油っぽい男だが見た目が格好良くて動けるデブだ。

下っ腹に溜まった魂を浄化して超スリムの長身で、黒コートを着て30mの大剣を構えて、綺麗な六枚の翼が無間地獄を与える。

「シー・アモーレ・ベルゼブブ」

翡翠色の焔が死者を天に送りエンペラーの拳が守末河を受け止めたのはメガネ男だ。

「ひ・・ひっひひひ・・・は・・は・・いぐぐ・・お・・お・・」

屍に動けるのは守末河の魂だ。

「うううう・・・地獄煉獄(Inferno purgatorio)天滅(Estinzione di cielo)」

ホール全体それもシェルターが耐えられない高温と地獄の焔と守末河が今まで犯した男の屍の骸が鎖に繋がれて地表が割れて焔が湧きだした。

一気にKGUに震撼が走った。

ヒンヤリと凍えて音楽を聴きながら歩く黒コートに長身の男で高温の火で氷を創り凍らせた。

ペットボトルの水で氷を創り守末河の足がすくみ下は何も身に付けていないのでヒンヤリと伝わってきて、寒気がしてきた。腹を冷やすと子供に影響が出る。

「無用な死を出すな(Gib keinen unbrauchbaren Tod)。死者に敬意を(Zu einem toten Personenrespekt)表し祈れ(Ich drücke es aus und bete)」

ドイツ語で音楽もオーディオやイヤホンが海外製や日本製を買いまくり売りまくり株が取引された最初の年から株で成功を収め総資産一兆である。だから、異国の言葉と自分のCODEだけを頼りに自分を信じてくれる仲間のためにその力を貸した。

「栄光の道に氷よ(Es ist Eis auf dem Weg des Ruh)たった一瞬の(Von nur unmittelbar)想いが(Gedanke)氷の剣と(Mit einem Schwert des Eises)化せ我に(Werde zu mir)誓え全てを(Versprechen alles)懸けろ(Aufnahme)氷の神髄(Das Wesen des Eises)よ神すら(Sogar als für Gott)滅する(Gehen aus)俺の氷よ(Mein Eis)」

應神が耳で聴いていたのは「Rord To Glory」を聴きながら氷で焔を凍らせて、守末河が屍の骸から骨を應神にあてるが、氷で瞬時に消えた。

「あっああ・・ああぁ・・うう・・うぅ・・・・あああ」

焦る恐怖の顔に應神が片手で氷の剣を構えて床を氷でコーティングされてスケート感覚で滑って背後から剣で突き刺した。

「幻影(Vision)究極(Äußerst)限界突破(Beschränke Durchbruch)性欲の墓(Grab des sexuellen Wunsches)」

應神が鉄の柱に掴み、守末河が地面に触れて動けなくなった人間が黒衣の髑髏が大鎌を持ち幻影のように守末河が素早く動き飛び込んで、下は何も穿いてない。

つまり、ノーパン。

あちこち死者の魂が浮かび、誘惑の惑わす香りがするが應神が凍らせて、上空と地面から閃光の輝きを放たれ、應神のコートが槍に貫かれた。

「ぐはあっ!痛ェよ!」

應神がホールから滑り落ちて氷の槍を手にして守末河が立ち直った。

「氷の逆鱗(Der Zorn des Eises)鰐の顎(Kinn des Krokodils)槍(Speer)」

應神の手に触れた時に床に氷が張り巡らせられて鰐顎のように強靭な刃が槍のように何度も突き抜かれて守末河は跪いた。

「死にたくないのか?(Non vuoi morire)」

應神はそう言いエンペラーも埃を払い魔神達が歩き出した。幽華は腰を抜かした。

「御前等先に行け(Gehe Punkt zu dir)」

ベルフェゴールが言う。

茶髪の少年がボールを蹴っている。

ベルフェゴールは黒衣の男で大鎌を振りまして少年だが怠惰で面倒臭い。橙の焔を扱いCODEに無効化と吸収の側面を持っている。

守末河が、地べたを這っていると澪が来た。

「遅いわ(Spät)、早う来ること( komme schon)出来ないのか?(Kannst du es nicht machen)」

「だから(Deshalb)、謝ってんじゃ(Entschuldigung )。シェルター(Schutz)大変だったんだよ(Es war ernst)」

「良いじゃねぇか(Gut)。澪が来たんだ(Mio kam)。澪のCODE(CODE von Mio)無(Nichts)いものの(Von einer einer Kartoffel)唯一の女性で(In den einzigen Frauen)オレ達の頼れる(Es ist die ältere Schwester)姉貴だ(auf die wir uns verlassen könn)、今後共よ(Die Zukunft)公私(Danke die offiziellen )ヨロシク(und privaten Sachen)」

「ありがとう(Danke schön für deinen Rat)。コイツらね?(Ist es diese)斬る(Die Vorbereitungen)準備は(um zu schneiden)出来てるわ(Ich habe es)、エンペラーさんとジョーは?(Kaiser und Joe)」

「居ますよ(Io sono)。厄介者の(L'aspetto del gruccia-su)登場って事だね(Un aspetto è una cosa)。俺は死を操れる(Io posso occuparmi di morte)不運の力であるが(È potere della sfortuna)、この能力と(È una grande )向き合い(guerra che)大戦争も(questa abilità)いよいよ終局に向かう(Io finalmente vado alla fine)。外壁が攻められた(Un muro esterno fu attaccato)。倉田山(Mt Kurata)倉田島(Isola di Kurata)倉田城郭都市(Kurata arrocca città)に取り次ぎは(Il l'agenzia)女々しいよ(Effeminato)。女々しいよ(Effeminato)。辛いね(Caldo)」

「仕事ですよ(Affari)。本当にオレ達は(Realmente noi)働いてる(Io lavoro)。ココは死んでも(Io lo proteggo qui anche )護る(anche se io muoio)。氷が暴走する(Il ghiaccio prende carica)前にアンタの(Prima di te)姉も(C'è là la più vecchia)そこに居る(sorella anche)デブも(Fa il dado grasso)殺しと(grasso con)逝くか(anche?)?」

「いや・・・良いさ(Nein ist gut)。俺はアマテラスの(Ich der Amateurterrasse)威光と使命で(In Einfluß und einer Mission)動いてる(Es funktioniert)。この地獄も慣れだ(Diese Hölle ist auch speziell)。おまえ等こそ(Wie für du)俺に長い間(Während es für mich lang ist)付き合ってくれてありがとう(Danke für das Gehen zusammen)。逝くぜ(Ich sterbe)」

五人が集結したところを四人はしかと見ていた。

圧巻と驚愕だ。ピンマイクをさして黒コートに白いシャツに紅いネクタイで長い黒髪を七三分けにして髭も剃りパソコンのモニターを閉じた。

ゆっくりシェルターの帆面から歩き出して、二週間ぶりにシャバの空気を吸った伴龍纖が澪に挨拶した。

「お嬢元気そうだ。」

「そっちこそ御免な。理事長職勇退後にこんな面倒かけてよ」

澪は亜理寿そっくりだが長身のモデルで、タバコを吸いながら長刀の鞘を抜き紅い刀身に秘められたいままで斬ってきたCODEの力を一気に拡散させる霊刀。

澪が、刀を構えてベージュのコートと紅いハチマキに左足を踏みにした。

「ぶっこうもうぜ(Getto)、地獄の断頭台の(Della ghigliottina dell'infern)情け無用の(Dell'inutilità di comprensione)黄金刀でデブや(Con una spada dorata un grasso)淫乱女も(Come per la donna)奴隷が(dissoluta un schiavo)天に裁かれる(È giudicato nel cielo)前に私の極道というのは(Il mio essere cattivo prima)道を極めた(Io ero pieno di corsi)。ヤンキー魂で(Con spirito yankee)、コイツら死んでいけ(Questi possono morire)」

初めて見たのだが、亜理寿の母四条小路組第二十八代目当主澪が、鞘を抜いた時寒気がして、守末河を冷凍事斬り(マグロの解体ショー)って感じで斬り堕として、崩れた壁をバックに鉄の柱に足を伸ばして大理石の手すりに乗っかり久我山を神速の霊刀で斬った。

「瞬間(Momento)桜斬り(Io tagliai un albero ciliegio)倭姫命(Principessa la vita di Giappon)」

イタリア語で華麗に斬り刀を白紙で血を拭き取り鞘に納めた。

久我山は、天に手を仰げて叫んだ思いで床が割れた。

「舐めるなよ、俺はICOに認められたCODEだ。死んでいく訳にいかねぇ」

久我山は全身傷だらけで手を天に仰ぎ瞼から血と混じる涙を流しながら、CODEが分かった。澪が再び鞘を抜くと手を止めたのは、龍纖だ。

「CODEはズバッと言うと『重力』だぁ」

何だ知っている顔で言い龍纖は腕をまくって指を逆回転で回して閃くように石ころを手に持った。

「重力は浮くんだよ・・・・久我山は重力だ。だから空間が歪みオレ達は浮いてる。」

龍纖は普段表では姿を見せないが、CODEを誰もが知り得る人物で、久我山がムッとした。

應神の子も来て、久我山が絶体絶命にピンチに黒ローブを被り細身の女性がエンペラーを睨んだ。

「エンペラー(Kaiser)、私だよ(Ja das Sprechen)。今日は顔を(Heute ein Gesicht)久々に(Ich mache dich Aussehen)見せるね(nach einer langen Abwesenheit)。私にとって存在の(Für mich der Existenz)意義は(Die Bedeutung)、御前等が何処に(Geehrt wo)倒す人間か(Ein Mensch der besiegte)?愚かな人間共よ(Dumme Menschen)、神に逆らい(Gegen Gott)救済せずとも(Wenn ich es erleichtere)祈り(Die Gebetsseele)魂は救われない(wird nicht bewahrt)。ヴァチカンと総統府(In Vatikan und Präsidentenbüro)と関西も(und Kansai)藻掻いて(Ich mühe mich ab)消える(und verschwinde)。御前等に(Zu dir)私は倒せない(Ich kann mich nicht besiegen)。」

カオルは跪き山安と守末河を召喚士し治したら肉体とCODEを授けて前回の肉体とCODEも修復し治して完全復活となって姿を見せた。

「おお、神よ(Dio)、姉様(Io ringrazio per)感謝致します(più vecchia sorella)。我が愛の(Del mio amore)姉を(È profondo nelle più)深く愛します( vecchie sorelle)」

「お姉様よ(Una più vecchia sorella)、カオル(Kaoru)、私は本当に(Io nella verità)アナタに(A te)感謝致します(Io ti ringrazio)。應神の氷は(Il ghiaccio di)命すら消す(Io cancello anche un comando)まるで(Affatto)自分が(Sé)殻に(Io servo un cesto )籠もる(in una buccia)冷酷の(Un uomo del)男よ(bloodedness-freddo)」

「その男というより(Eher als der Mann)もしくは(Oder)、五人は私の友であり(Fünf Leute sind meine Freund)古くは(Alt)維新後に(Nach einer Revolution)御前等と(Mit dir)出会って私は(Eine Begegnung ich)生まれながらにして(Durch Natur)神である(Es ist Gott)認識だ(Es ist Anerkennung)。神は私だ(Gott ist ich)、エンペラーは(Ein Kaiser)CODEを失う(Ich verliere CODE)と元々の(Ich werde davon zu einem)人間に(Menschen zurückgeschickt )戻る(das materiell)、御前等もだ(Du)!ココで(Hier)、CODE事消して(Verschlüssle)新世界の(Durch das Urteil )裁きで(der neuen Welt)ココ事私が(Hier)一握りで(Durch eine Handvoll)消し去る(Radiere aus)。神に誓え(Versprich zu Gott)、誓えば(Ich helfe mir)助けてやる(wenn ich verspreche)、どうだ(Wie ist das)?人間(Mensch)・・・・」

背筋が凍り付く。

戦慄の恐怖の場面に幽華が勇気を出した。

「これ以上人をさぁ、血を流すな!」

手を握る愛に目を向けてカオルは下を向く。

「青天の(Zum blauen Himmel)蒼空に(des azurblauen Himmels)藻掻く迷い(Zögern sich abzumühen)魂聖天の(Vom Seele nandikesvara)祈りは塵と化せ(Das Gebet wird ein Staub)、神の愛は(Die Liebe von Gott)皇の下に(Unter)誘い(Einladung)、死は罪を(Der Tod ein Verbrechen)汚れ(Ich werde schmutzig)祓え(und stoße ihn aus)」

カオルはローブを脱ぎ黒衣の下からは十字のペンダントに、しゃれこうべの金の指輪をはめて山安と守末河を復活させてD区域に居る相葉・木羽﨑・一番亭は最期まで新入生を誘導しようと抵抗した。

「先生!」

「解せぬな。カオル!」

「粋がるなよ、侍風情の狼藉者がぁ。私は国史の者・・・・貴様等と格が違う。くたばった教授共の爺婆も・・・・大いに死んでも構わないさ」

将司が刀を抜きカオルが片手で吹き飛ばしてその圧倒的威力に手が出なかった。

将司は四階下の一階に落ちて腰と頭を強く打ち・・・・動かなかった。

「カオル何故来た?(Warum kam Kaoru)神が来るものじゃねぇ(Dio è prossimo )」

エンペラーが睨み黒コートを澪に預けた。

「今は御前(Ich kämpfe jetzt nicht )と戦わん(gegen meinen Herrn)。だが(Aber)、KGUは死ぬ(KGU stirbt)。その最期を(Der Tod)しかと見届けようと(Um bestimmt sicherzustellen)思いヴァチカンから(Von Gedanken Vatikan)急遽戻ってきた(Ich kam in Eile zurück)。維新以来の日本だ(Es ist Japan seit der Revoluti)。私は女性でありながらも(Während ich eine Frau bin)一人の母の(Es gibt ein Gefühl)気持ちがある(von einer Mutter)」

「無いわ」

きっぱりという澪にカオルは姿を消した。

ホールの上の上空で黒いエネルギーが充満して倉田山に雷鳴が轟いた。

「もうっ、やめろよ!」

「黙れ、人間がぁ!私はカオル。神に対して人間が口を挟むな!」

「違うよ、こんなのさぁ、オレ達人間は弱いが今回は御前等が仕組んだのか?これから勉強して社会に巣立っていく人間の命奪ってまでもKGUにイク気も学ぶ気はない!神が潰す前に俺がこんな学校事ぶっ潰してやる!」

幽華の肝に感心して山安と守末河がCODEで四人を襲いかかった。

「禁断の愛(Amore proibito)海賊女王の(Dei pirati di Regina)銃弾(Pallottola)」

山安はベージュのカールの神で紅いドレスにダメージカットのスカートを穿き、左耳にインディアン風の耳飾りに帽子は髑髏が描かれた海賊帽子を被り蒼空目掛けて二丁拳銃を撃ち、水のCODEと雷のCODEを組み合わさった力で、金銀の銃口が大きいライフル銃を装備して、幽華の左胸に弾が当たり出血して倒れた。

「ぐっはっ・・・あああぁ・・うぐぅぅ・・ぐ」

胸から血が零れ滴り落ちて愛がしがみついた。

「愛ちゃんさぁ、危ないよ、離れよう」

「やだあああっ!」

「束縛禁忌の(Del tabù di limitazione)歪みの性交の(Del sesso della distorsione)銃弾(Del bagliore)閃光の(pallottola di luce)一撃最期の(Di solo colpo gli ultimi momen)楽園(Paradiso)」

銃口を一体化させてドライヴをフルに動かせてエンジン全開の状態で紅く光輝き青白く光、銃口を天に放ち撃ち隕石がホールを消滅。

多次元に歪んだ空間から銃弾が、四人を撃ち抜き瀕死の状態で、見かねたエンペラー、應神、亜理寿、美麻・雄馬、龍纖、澪が肩をならして怒りMAXの状態でCODEを解放した。

「これ以上(Nicht mehr)大事な人を(Eine wichtige Person)死なすわけには(Ich ließ es sterben)いかねぇんだよ!(Es ist ein Tintenfisch)」

魔神の焔を解放でエンペラーの背筋から黒い翼が生えて心臓から燃えさかる青白い刀身の剣を抜いて山安は銃口から充満される高濃度圧縮粒子砲でKGUは地割れを起こして砂塵が舞い火薬が爆発して校舎や居住区に被害が甚大して何発も撃ち銃から剣に変形して銃剣と大剣が火花散らす。

「氷壁氷河(Ghiacciaio di iceberg)神々の(Di dei)牢獄(Prigione)」

應神と美麻・雄馬が氷の壁で攻撃を通さずホールの中側一帯に氷の壁で創り、瀕死の四人と将司に磯城譲が柱裏で治療を行った。

「俺がコイツらを(Ich diese)助けるから(Weil ich mir helfe)、頼むよ(Ich frage)、應神君(Ojin)」

應神が頷き氷を腹一杯壁を創り音楽がガンガン耳に聴いて、守末河と久我山が、重力と性と空気のCODEを兼ね合わされるので、應神もMAXでオーバーに超えると腕に血が、上り血が滲む氷を心配した、美麻の壁を囲みジョーは四人の回復を待っていた。

「御父様ッ!限界超えまくってるよ」

「父さん?ヤバイよ・・・・・・スゴくね」

息子娘の力でも氷に限界を感じていた。

《氷壁氷刃(Iceberg ghiaccio acuto-aguzzat)龍牙爆撃(Dragone zanna bombardando)》

雄馬が壁の向こうから無数の氷の刃で中を覆い壁の外壁に氷の龍が吠えて久我山がニヤリと笑みを浮かべて重力だけでなかった。蒼空から皹が入り、真っ暗な闇が続いた。

《無重力(Azzera la gravità)宇宙転換(Interruttore spaziale)星崩れ(Interruzione di stella)》

重力ですら感じさせず空間を無重力に変えて床に散った瓦礫が浮き、真っ暗や闇から宇宙放射線や星の欠片がぶっつかってゆく。久我山の手の動きに合わせて動いていた。

《神々の魂(Anima di dei)死の螺旋(Spirale della morte)牢(Prigione)》

守末河が魂の器を何百人の屍の軍団が壁を覆い、復活を果たした守末河が裸で惑わしてその魂を鞭で叩き永遠の苦しみを感じたが、屍に対してジョーが動いた。

《魔神氷河(Ghiacciaio di divinità malevol)煉獄(Spada di estinzione di)天滅(cielo purgatoria)剣(Spada)》

磯城譲と應神の組み合わせた大技で、氷で相手を吹き飛ばしてジョーが床に振動を振るわせて屍の魂を安心させて天に送った。

守末河が叫んで、ジョーの心臓に突き刺さる魂の鎖に繋がれて、ジョーが自らを粒子化させて別の方へと生き延びた。

《獄氷(Ghiaccio di prigione)》

巨大な氷柱に閉じ込めるがあっさり壊されて打つ手がないと判断した。

《重力天擊(Cielo di gravità)星の叫び(Piangi della stella)》

ドガガガガガガガガガガンンンンと衝突音が聞こえてジョーが四人を護りきろうとして、歯を食いしばり瞳を閉じた。

宇宙からの攻撃に星の爆発でKGUのホールはめちゃくちゃでシェルターも耐えきれず無残な鉄筋コンクリートの柱が残った。

柱が無残に残り新入生の多くはほとんど消えた。

友禅が来たのはその前後で、KGUの変貌に唖然と憤りを感じて上空から放たれる銃弾を片手で受け止めた。

「荒んだ状況と多くの命を奪った御前等の罪は重い」

学務課の野戦病院に居た冷泉も一緒に居た。

「冷泉ッ、ホールに行け、KGUは危ない一人でも多くの子は助けてくれ」

頷き友禅もこの状況は危険と判断した。

「終熄の失意の(Della delusione di)断罪の(Della condanna)銃弾十字架の(Della pallottola croce)一撃(Solo colpo)」

銃口に向けられる粒子砲に水と雷を媒介にさせた銃器に対して友禅が、時空のCODEの実力を爆発させた。

「皇帝の地獄の(Von der Hölle des Kaisers)奉仕国家の(Von der Dienstnation)断頭台(Guillotine)」

友禅が大きく深呼吸して宙から撃つ山安よりも近くに移動して、時空の隙間から刀を呼び目を閉じて銃器を斬り高く蒼空へと飛び鞘で山安の腹を堕とした。

「ぎゃああああああっ!いやああああああああああ」

「苦しむのは御前だけじゃない!」

友禅が刀を鞘に戻すと氷の壁が崩れて啓一も歩き出した。

「KGUは陥落と申せ。三週間も良く持ち堪えた。神聖な倉田山にこれ以上血で汚すな」

(御前が言うなよ、言うな!)

四人は辛うじてジョーによって救われた。

「おせぇぞ、友禅さん。コイツらギリギリで生きてますが、ホンマに言うと俺だってこの戦参加するの渋ったんすよ・・・・・だけどぉ、KGUは俺が学んだ学校で創った側の立場となればココを無くすわけにはいかないよな!」

ジョーが立ちエンペラーも本気に七焔が燃えていた。

「終わりだ。KGUはその長い歴史に闇の呑まれろ!」

(アマテラスちゃん今だ!)

五賢帝に宿る熱い心にCODEを超える限界を超えた先に掴む最凶の能力を手にして、エンペラーが覚醒を果たした。

「皇帝(Der Kaiser)天照大神(Die Sonnen-Göttin)神武(Jimmu)覚醒(Das Wecken)」

翼が生えて長く伸びた金髪に黒衣のコートから、七つの焔が宿る魔神を束ねる大剣に、神々しく頭上に輪が光っていた。エンペラーのCODEを全員分上乗せで覚醒したので、啓一は溜息を吐いた。

(エンペラー自身限界を超えている。今なら四人もろとも始末できる)

啓一は深呼吸して爆破のCODEでKGUは、一瞬にして吹き飛ぶくらいの火薬の量でホールがぶっ飛び燃え上がり亜理寿は心眼に覚醒して啓一の弱点を見ようとしたら、交わされて首を鷲掴みされた。

「爆破皇の(Ein verdammter König)流星群の(Von der Meteordusche)爆焔(Flamme des Sprengstoffes)」

ドドドドドドンと上空で爆破して、應神の子と居ると氷がオレ達を護ってくれている。

その頃KGUから離れて倉田山の麓に宇治山田駅があるが、バロック調と日本建築の駅舎のボロボロの駅だが、そこの駅のホームで段ボールを敷いてボロボロのコートを着てダークブラウンの長髪に革ジャンを着てギターを担ぎラジオで情報は聴いていた。

「逝きますか。親父等は苦戦してるし、兄者は兄者で人を群がることを嫌ってるからな・・・・・俺ァン家を飛び出て無職同然ニート・ホームレスギリギリの俺だが、いよいよKGUか・・・・・・」

男は段ボールを手に持ちラジオをキャリーバッグに乗せてホームを移動して、駅の構内図を確認後近くのタクシーを呼んだ。

「ハイハーイ。タクシーのおっちゃーんさぁー、幸福ですか?義務ですよ。幸せですか?おっちゃんここの場所行きたいのだけどお金無いんだわ・・・・・」

「アンタ?ここ来るの初めてか?」

「あぁ、俺はこう言うものだ」

タクシーのおっちゃんに自分の名刺を渡してKGU近くのGROUNDKGU前に降りて、そこの地下街は暖かく雨風しのげて男はそこで機を待った。

(後にこの男こそ幽華の前に現る魔柄應神の孫魔柄志士浪(まがらししろう))である。この時はまだKGUの外に居る。

KGUでは、極僅かに生き残った新入生が心配でシェルターの外に飛び出してKGUは燃え上がる山岳に居たのだ。神域の御陵であるが、瓦礫と鉄筋コンクリートが目立つ。

「父上!」

雄馬がムッとして氷の壁から氷柱を創りその足場で、剣を構えた。

七尺ある大剣で金の柄に魔柄家家紋(柊に十字に狼が彫られその回りが白鳥の翼)青く透き通る蒼白の大剣を担いで外を見渡した。

(啓一はエンペラーさんと俺達はこの子をどう護るか?)

應神もタバコを吸いギターで演奏した。

「音楽は癒やす。困ったら先ず聴く。癒やされても俺は音楽と株と姉しか信用しない。俺は人間が嫌いだ・・・・・・俺が生涯で愛するのは姉しか居ない。姉は俺の全て」

音楽をガンガン聴いてジョーは起き上がって龍纖は亜理寿の手を引っ張って学務課の地下のスタジオの鍵を開けて全モニタールームに移動した。

「究極の軍略だ(È l'ultima abilità strategica)。御前等KGUを(Tu KGU)落とせるとでも(Quando può calarlo ma)思うのか(Pensi)?馬鹿野郎がぁ(Sciocco)、皇大の底力を(La vera abilità di)見せてやるわ(Io lo mostro)。天皇家を(Io compiei difesa)御守りしてきた(della famiglia imperiale)伴家の(Con gli intestini)意地と(della persona di compagno)総力を(Ogni potere)結集させた(Io ti permisi di concentrarlo)軍智の才を(L'abilità dell'intelletto mili)貴様等覚えとけよ(Ricorda Takashi)、皇學館に(In)喧嘩(La persona che)売る(vende una disputa)方が可笑しい(Uno è divertente)」

モニタールームの椅子に座るUSBを挿入。

龍纖は亜理寿を左側の椅子に座らせ頭にモーションキャプチャーを装着。

ICO特許の映像を具現化させるメモリーチップで、モニターに映し出される史料を元に再構築した。

「映像再生(Dipingi riproduzione)再構築(Annullamento)解除(che ricostruisce)」

モニターが切り替わり亜理寿の映像をスキャニングが済むと学務課の女性達と男性職員がスタジオに入り、一斉にオペレーションを開始した。

「分かったか?(Lo capisti)君達生きると(Quando tu vivi)言うことだけ(Solamente come per dire)頭に入れて戦うのだ(Io capisco esso e lotta)。これからKGUは来る(KGU viene da ora in poi)4月29日に決起する(Io sorgo ad azione aprile 29)。死んでも・・・・俺は(Anche se muore io)KGUの学長であり(È il presidente di KGU)、救世主を(L'intenzione che io invitai )呼んだつもりが(invitai un Redentore a)、十二人確かに(12 certamente)呼んである(È chiamato)。しかし(Comunque)、我々の騎士は(Il nostro cavaliere)集結して御前等の(Raggruppa e di te)CODEを潰す(Io fracasso Codice)!」

龍纖の専用の椅子は世界中のデータを読み取り通信できるパソコンで、亜理寿は左側に座ってリアルタイムで表示される。

世界中のCODEが表示されて倉田山にもCODE判定を待つ十二人のルーキーが映し出された。

「理事長!エンペラーさん遂にオーバー来ました」

「亜理寿ちゃん、ママを呼んでエンペラーのコードをキレ!」

「は・・ははぁ・・・はーい」

その頃啓一はKGUのホール跡地での壮絶な戦いで四人は眼を覚ました。

「ん?愛?大丈夫?」

「うん。でもさぁ、幽君?」

幽華は腹の中から銃弾五発摘発されて包帯が縫われていた。

ホールから避けようとすると山安が銃剣で追い回してきた。

「俺達の番だよ(Es ist unsere Drehung)。仮にもここの(Von hier)職員なら誇りとCODEを(Der Personalstolz und der CODE)信じるさ(Ich glaube es)。俺は、相葉充(Ich bin)。龍のCODEだ(Es ist CODE des Drachens)。古代より龍退治(Ich machte Drachenvernichtung)をしてきた(von den alten Zeiten)英雄の血が流れている(Das Blut des Helden fließt)。俺の先祖は(Meine Vorfahren)、アマテラスの弟スサノオノミコトなり(Jüngerer Bruder von der Amateu)!この腕の(Im Gras-mähenden Schwert diese)宝剣で( Armes)相手を稼ぐ(Ich verdiene einen Partner)。その内に安心な( ist zuverlässig innerlich)食堂に走れ(Lauf ins Eßzimmer)、逝け!逝け!逝け!逝け!逝け!逝け!逝け!逝け!」

「充の言う通りよ。私は木羽﨑夕日。木羽﨑氷鬼教授の娘よ。学科研の助手を一五年近くやってるわ、幽華君は走りなさい!」

「分かったよ。木羽﨑さん。ありがとう・・さようなら」

「充兄さん?ドイツ語上手いじゃない?調査研究が活かされたのじゃない?」

「龍を怒らせると激怒ぷんぷん丸ってよ」

「そうだな。君達は早く逃げなさい。入学式早々とんでもない目にあってるが、KGUはマジで限界を超えて・・・・・人は嗤いながらも生きる」

「宴楽さんは上方落語の先生や。嗤って生きて楽しくってよ」

「すいません。」

「逝こうよ、愛!」

三人はホール部分と食堂に行く連絡路に立ち、追う山安は守末河が四人を追撃しようとするが、全員CODEを隠していたが能力全開で挑んだ。

(ココが俺達の死に場所と心得て思う存分悔いが無いように戦ってKGUを護ろうな)

充は龍の鱗に一部変容させてどんな固いものでも壊せる威力とダイヤ並みの堅さで、山安は瓦礫下に潜り込んで銃を装填した。

「龍滅の(Dell'estinzione di dragone)十字の弾丸(Pallottola della croce)龍滅(Estinzione di dragone)」

十字の閃光に銃剣による龍の鱗を抉る攻撃に耐えて、充は唸った。

「毒龍の(Del dragone velenoso)龍槌(Maglio di dragone)」

毒霧で回りが毒に犯されて体中に毎秒で細胞をしに犯す毒に犯されて、山安はゴーグルをかけて宙に飛び連写した。水と雷のエネルギーで銃の威力を高間得て最高点に達した時に銃が巨大化して銃口から刃が双刃出現した。

「焔雷(Tuono di fiamma)水迅の(Di)神の銃弾(Pallottola di Dio)大乱交(Grande promiscuità)龍滅(Di un re di estinzione)王の(di dragone)大罪我を(Grande crimine io)赦し教皇の(Del Papa di permesso)銃に炎心(È un cono ad una pistola)零式(0 set)」

山安と守末河の連携連擊に木羽﨑と一番亭が嗤いながら扇子を構えた。

「大笑い上方一句”おお、江戸の兄さんや、今日の目玉は何と申す?御覧よ、焔が消えて水が蒸発する途中から巨大な岩場が囲みたす”」

一番亭が座布団の上に座り扇子で身振り手振りして銃弾が消えた。

「今や、夕ちゃん」

一番亭が扇子を床にたたきつけると明かりが消えた。

「私のCODEは変身。どんな者にも化けられるし、今は馴れで普段は大人の二十歳の女性だけど見た目によっては子供からアラサー・フォー・フィフ・老女にもなれるわっ!」

木羽﨑が子供に化けて瓦礫の下に移動して山安と守末河の銃弾を撃ち続けられた充は血を吐きつつも龍の血は全てを浄化し、燃やすと言われている。

「なんちゃあぁ・・・・うぐぅ」

四人は食堂のドアを抜けると数人が食事していた。

「お、おうい、おいメシだし・・・安全だからスーツ着た人やチャラ男が居る」

「うん。そうだね・・・三週間も腹減ってガリガリだから力付けよう」

愛が言う。幽華は四階建てガラス張りの食堂に一階は和食と二階は中華三階と四階は洋食と別けられて、バイキング形式やスイーツがたくさん置いてあった。

「俺、腹減った」

「そうやね。本当に・・・辛いわ」

シエルと将司は財布を手にして三階に向かった。

(なぁ?俺達は四階の展望テラスでゆっくりとでもするか・・・・・)

エレベーターで四階に移動するとガラス張りで光差す植物に囲まれてスーツの人がパンケーキやピッツァ・リゾット・パスタを楽しんでいた。

一人の小柄の男が新聞とパソコンで株をチェックしつつ音楽を聴いていてグレーシャツに黒いコートで皿が冷えていた。

「あの~空いてるので良いですか?」

「ん?いいよ」

男はヒンヤリしていてワインを飲みながらノートパソコンを見ながらKGUのCODEの株を百億注文してすぐに売りさばき三千兆も儲かってニッコリとその場を立ち去った。

(後のこの男こそ最凶の氷のCODEを持つ白宮和馬)

「愛?何か食べよう・・・何にする?」

「何でも良いよ」

メニューはめちゃくちゃあり迷ってしまう。

何れもシェルターから生き残った人達がココで食事をしてKGUは崩れそうになるが、どうやら一先ず安心できそうだ。

「将司!」

「おう、ここは美味い。鱈腹食える」

メニューにある品全七十品頼み食べていると、エンペラー達が戦っていた。

「焔王の(Von einem Flammenkönig)騎士(Ritter)爆撃(Bombenangriff)大爆発の(Von der großartigen Explosion)剣(Schwert)」

啓一が爆発させた上空で火薬の剣でエンペラーにトドメを刺すが、魔神の鎖を解き空中に解放された魔神が大暴れした。

《俺達を抜かした(Ich kam an uns vorbei)野郎だぞ(Es ist ein Typ)。俺は傲慢の(Ich der Arroganz)蒼い焔で(Es ist ein Satan durch )サタンだ(blaue Flamme)。どんな万物を(Welche Art von allen Sachen)遺伝子残さず(Ich verlasse kein Gen)消してやる(Ich brachte es hinaus)俺様の焔無しに(Ohne Flamme von mir)クズは(Die Verschwendung)俺に跪け(Knien zu mir)!》

《相変わらず(So je)口が悪いこと(Das Haben einer scharfen Zunge)。だけど(Aber)、アンタ好きよ(Du Enthusiast)。私のこの(ICH)美貌と性(Die Technik von gutem)のテクは( Aussehen und der Natur)欲を支配する(Ich beeinflusse einen Wunsch)人間が(Die Person die ein)求める者( Mensch findet)。歴代の(Der aufeinanderfolgende)王と皇帝(König und die Kaiser)が私に授けた(Aber ich gewährte es zu mir)大いなる力で(Durch große Macht)アンタを(Du)堕とすわ(Falle)》

《流石だね(Charakteristisch)。私は紳士の(Ich des Gentlemans)憤怒(Zorn)。神の裁きも(Wie für das Urteil von Gott)人間が(Ein Mensch)望んだ(Das Verbrechen)罪を(das ich erwartete)私が裁く(Ich beurteile es)。それが(Es)元四大(Verursache vier)天使(bedeutende Engel)であるルシフェルへの(Zu )罪と懺悔(Ein Verbrechen und ein Geständ)であると老いぼれも(Wie für der dotage)戦うぞ(Ich kämpfe)》

《爺さんは(Ein alter Mann)引っ込んで出ろよ(Ich gehe hinunter und erschein)、俺は(ICH)面倒臭いことは(Die lästige Sache)嫌いだ。だけど(Aber)、サタン様には(Zu Satan)俺の力に(Für meine Macht)貸してでも良い(Ich leihe es und bin in Ordnun)。俺の黒焔は(Meine schwarze Flamme)能力を無にして(Überflüssige Fähigkeit)増幅させた(Von Hölle der Mietfrist)地獄の( daß du es verstärkst)冥府の(Von der Welt der Toten)走馬灯よッ(Eine sich drehende Laterne)!コン力に(Zu ein Macht)大抵の人間は(Die meisten Menschen)闇に呑まれるが(Es wird in Dunkelheit getrunke)、エンペラーとアマテラスは(Ein Kaiser und die Amateurterr)違う(Nein)。俺達を(Wir)初代に(Das was zu behandeln)扱えたのは(die erste Generation fähig war)、日本国(Japan)創始(Die Schaffung)最凶の(Vom meisten Pech)CODEである(Es ist CODE)神武だ(Es ist Jimmu)。未だに(Noch)神武に(Ein Muster ist in einem )頭上がらへん(Kopf für Jimmu seltsam)》

ベルフェゴールは若い少年で黒焔と橙の焔で、啓一の爆弾を防いでいた。

KGUに爆風が吹き食堂のガラスが飛び散り、先程の男がガラスを凍らせた。

「一々、面倒だ。氷の(Of the ice)皇帝を(Der Kaiser)怒らせ(Ärger)蒼い焔に(In blauer Flamme)我を赦せ(Vergib mir)」

小柄の男が食堂全体を凍らせて、近くに居た女が中を燃やした。

「和馬?私が暖を囲むからその隙に一気に攻めて凍らせや」

長身で長いベージュ色の髪の女性で革の黒いドレスを着て、グラディエーターを履き床に焔で囲んだ。

「姉ちゃん御免よ、こんな同行させて姉ちゃんだって大事な縁談の時に俺なんかの要で」

男の姉でお茶を一杯杯で飲んで、左手に纏う焔がフロアーを囲んだ。

(俺達戻ろうよ。三週間過ぎて分かったけど、友禅さんは?)

友禅はアスモデウスとサタンとルシファーに居た。

時空のCODEで、一時的にKGUの時間を止めて目を瞑りながらタイミングを計っていた。

「俺も行くよ。時空を止めた上に啓一は爆弾だろう?その起動時間を残念ながら俺が改竄した。フッ。アホ野郎、俺がKGUを止めている。良いか?GOッつうたら、起動事啓一に爆死させる。CODEは死んだら他人に乗り換える。俺も他人の思い出を継ぎCODEは、CODEの死を認めない!」

友禅は黒コートを着て右手で受け止めて爆弾の起動を読んでいる。

(あと・・・数分。おめぇらぁっ!ばっちこーい!)

この大戦争が起こる一ヶ月前のこと

天照暦21年3月

ICO本部でCODEの皇を決める儀式が行われた。

《能力選抜(La selezione di abilità)》に友禅も五賢帝も同行していた。

「久々のサン・ピエトロ大聖堂のご参加頂く。国際特殊能力者機関の上層部に相まみえる。エンペラー、御前もリラックスしろ!呉々も戦事は無しだ。」

「OK」

友禅達はKGU代表で最前列から教皇側の席に座って背広を着ていた。

(戦か・・・。五皇達がどう判断するのか?委ねるのか?)

ジョーは居眠りして應神は音楽を聴いていた。澪は黙ってみていた。

「おい、五皇がご到着だ。礼しろ」

「ああ」

これが戦の前触れなのか知らないが友禅は身震いした。

五皇が徐に大聖堂を歩き神の十字架に一礼して胸に十字を切り聖杯に口づけして水を飲んだ。

「諸君(Tu)お集まりいただき(Incontrando il mio)大変感謝する(Io ti ringrazio moltissimo)。これより(Che questo)第450回記念すべき(Tu dovresti commemorare i 450)450周年目の(Del 450 anniversario)儀式を(Una cerimonia)今回はICOが(Questa durata ICO)後援としてではなく(Come appoggio)全面(Io lo compio da )主催で(sponsorizzazione)行う(completa)。申し遅れた(Io ero in ritardo)私が(Io)、ICO(Della persona di )能力者(abilità di ICO che)監視委員の(esamina comitato)トロリ・グランヴェルフォードと(Spessamente con )申します(Io lo dico)。」

流暢なイタリア語をしゃべりマイク片手にICOの教典を見開いて、各国から集まった能力者にお辞儀をした。

元々は、小国の名も無き生主批評家(クレーマー)であったが、数年後に現在のICO諜報員の目に止まりICOに入庁して今に至る。

若い男性で銀髪のウィッシュヘアーで黒いコートを着てアルマーニの革靴に背広を着て五皇側に座った。

会議のプログラムがモニターに表示された。

《能力選抜(La selezione di abilità)・五皇選定(La scelta di re del cinque)》

モニターにイタリア数字のプログラムが表示されてエンペラー達も見ていた。

一、能力者側と(Col lato di persona di abilità)人類側の(Del lato umano)弁論(Parola pubblica)ー反省と(Con riflessione)改善を(Miglioramento)活かして(Tienilo vivo)ー

一、五皇の(Di un re del cinque)引退と(Con un pensionamento)選定式(Tipo di prima qualità)

一、能力者(Con la selezione di )選抜と(persona di abilità)ヴァチカン教皇の(Del papa in Vaticano)CODEとDCDDの(Di Codice e DCDD)対策と(Con misure)最終戦争に(Per l'ultima guerra)向けて(Può girare)

一、ファイティマ(Con una predizione )第四の予言と(del quarto)ソロンの予言と(Con una predizione di Solon)ヨハネの黙示録の(Dell'apocalisse)予言が(Una predizione)示す死(Morte per mostrare)

合計八時間に及ぶ儀式に参加者や教主庁の数機卿もICOのメンバー達が目を見張っている。

外に警備に五百万人が居る。

このサン・ピエトロ大聖堂がこんなり静かなのは驚く。

友禅達も五皇と先代の皇に挨拶しに椅子を離れ前後ろと右左に回って挨拶した。

「初めまして(Nizza per incontrarti)皇(Re)各位(I membri)・・・・」

「うん(Ogni destra)。御前が(Caro)友禅なのか(È Zen)?先は(Il punto)苦労をおかけした(Io appesi guaio)。KGU建設の(Della costruzione di KGU)儀は(Un modo grande )大変手を(come per la questione)煩わせた(Io ti infastidii)。KGUはその後どうなった(Quello che accadde dopo a KGU)?思い出したくもないな(Io non voglio ricordarlo)・・・・天照(Io accendo il cielo)暦元年(Il calendario prima anno)KGUは堕とされた(KGU cade )。新たに神聖と(Se è di recente santo)建設したが(Io lo costruii)、嫌な勘が働く(Atti di percezione sgradevoli)。そう言えば(Quello mi ricorda a)、友禅殿と(Caro Professore un yuzen)五賢帝殿よ(Cinque)。私も(Nella posizione dalla)退く身に(quale io vado in pensione)、余計だが申す(È non necessario ma lo dice)。カオルは私達の敵(Kaoru è il nostro nemico)。神の敵と仰せよ(Un nemico ed un comando di Dio)!御前達が(Tu)その身に(È il potere per spargere)流れる力だが(nella posizione)、CODEは階梯(Il codice è una scala)出来ると言える(Si può dire che io posso farlo)。今まで決められた(Fu deciso finora)力を(Motorizza )限界突破は(l'avanzamento di limite)無理と言えるが(Si può dire che è impossibile)、私は五皇の(Io di un re del cinque)一人で(Da solo)、サイラス(È Cyrus)・ヴァーミリオン・ヴァン・ウォーカーだ(Pedone del carro della stazion)。何か事があり(C'è qualche cosa)次第頼むよ(Io chiedo ordine)。友禅(Yuzen)」

長い金髪で黒コートを着て左頬に十字傷と腕には、CODE:EMPERORと刻印されて、筋肉質の中年男性で目は青色。

無精髭が目立って、CODEは不明。在位五〇〇年に及ぶ五皇の任期終了だ。

友禅は一人ずつ礼をして席に戻った。

《大戦争(Grande guerra)》・・・・

ICO協定を破りDCDD側が仕掛けた主にCODEや人類相手の戦で現実世界の大規模な戦。

《戦争(Guerra)》・・・・・

武器を手に取り合い血を奪い合い革命と呼ばれる血が流れて死の最前線。

《最終戦争(L'ultima guerra)》・・・・・

神と王の戦争。

エンペラーを継ぐ者とCODE達が神相手に世界の運命を分けた最終決戦。

《紛争(Disputa)》・・・・・・・

領地争い。

民族間のトラブル。

宗教による血を流す戦。

《能力者(Guerreggia tra persone)間戦争(di abilità)》・・・・・

CODEとCODEの戦。

大昔から行われた最もポピュラーな戦。

《人類戦争(Guerra umana)》・・・・・

人類が兵器を使用して人が人を殺し死の螺旋や罪を背負い永遠の苦しみで戦い藻掻く戦。

《聖戦(Crociata)》・・・・・・・

神の名下に於いての代理戦争。

神との四天使と聖母達や五皇達の戦で、ヴァチカン設立・KGU設立前から続く五億年戦争。

・・・・・・暫くしていると大聖堂や外の鐘から賛美歌や洋楽やジャズが流れる。

後ろの方に特別参列者として、亜理寿や志士浪や和馬が来て大聖堂のフラスコ画を眺めていた。

他にも各国の大臣も来ており、時の教皇は黄金の椅子に座って話を聞いていた。

教皇とイメージしては、白髪の老人をご想像にお任せするが現在のヴァチカン体制は、KGU側の意向に基づきCODEを尊重し合い人が争わない平和な礎を気付く目的に設けられた。

エンペラー達は椅子に座って、儀式を見ていた。

(教皇はずっと黒コートに黒のローブで顔は見えないし、声も一回も聞いてねぇぞ)

龍纖は弁論を聴いていた。

「初めても良いか?(È per la prima volta buono)」

「おうよ(Io l'inseguo)」

五皇が返事すると教皇が杖を床に四回鳴らした。

「弁論の(La volontà della )意は(parola pubblica)自由だ(Gratuitamente)。CODEも(Il codice è questi)最近(giorni anche)悪に落ちる(Io cado in cattivo)。落ちたら最期(Se caduta gli ultimi momenti)」

トロリが弁論の合図をした。

「良いわ(Bom)。CODEも(Em CÓDIGO)人間も(Um ser humano)同様だ(é semelhante também)。能力は(A habilidade)五皇が(Um cinco rei)持つ最凶の(Do a maioria azar para ter)自然を超えても(À frente de natureza e)私が思うに(Se eu penso)弁論した(No lugar onde eu )ところで(fiz oração pública)出たこと勝負(Joga ter se aparecido)。最近悪態(Estes dias amaldiçoam)つきた(Eu corri fora)。尤もさ(É razoável)、生きる伝説(Lenda válida)。レジェンドとも言われる(É dito que eu sou a lenda)ヴァチカンの(De Vaticano)貴公子(Aristocrático-olhando o homem)世界でも(No mundo)五本の指に入る(Os cinco melhor)CODEを(CÓDIGO)持つ悲運の(De infortúnios ter)貴公子が(Há um homem)居るんだ(aristocrático-olhando)。」

そう弁論したのは、MIUのポルトガル語を話す明治から現在まで生き延びた女帝バーソロミュー・愛梨がトロリに言う。

「そうだね(Tu hai ragione)。皆さん資料の(Dell'ognuno il documento)6P~150Pまで(A 6P - 150P)みてくれ(Occhiata)」

友禅達が頁をめくりみていた。

五皇も見た。

「驚くな(Ne sois pas surpris)。こんなにも(Si beaucoup)悪い事件(Mauvais cas)起こされれば(Si je suis woken au-dessus)世間はどう(Comme au sujet du monde)見ても俺達を(Même si apparence nous)嫌う(Évite)」

フランスから来た先代の五皇の一人で、《水擊の(D'eau)能殺(Épée de l'homicide)剣(de la capacité)》の異名を持つ水のCODEを持つエトワール・ド・ザックディランシュだ。

資料通りの事件が述べられた。

「殺人(Assassinio)・盗撮(Pirateggiando)・痴漢(Pervertito)・強姦(Stupro)・放火(Incendio doloso)・無銭飲食(Froda un ristorante conto)・殺人(Assassinio)・住居侵入(Trovati invasione)・不法(Andando oltre i )侵入(limiti del lecito)などその件数(Il numero di )七百億は(70 miliardo)超えている(Io l'eccedo)。今までCODEを(Finora il Codice)使い(Solamente come)これだけ( per commissione questo)行われていると(Quando è compiuto)なると(Quando diviene)我々の信用に(Per la nostra fiducia)問題が出る(Un problema è dato)。五皇(Un re del cinque)!何れも(L'essere umano )一人の( che io sono )人間が(del tutto da solo)・・・その神です(È Dio)。カオル達が(Kaoru)、REALで戦争の(In Vero della guerra)為の準備だとか(Che è preparazioni per)、これ以上(Più)野放しにすることで(Nel lasciarlo corri allenta)人類も我々も死にます(Ambo umano e noi moriamo)。この件は(Questa questione)世界全体の問題だ(È un problema del mondo intero)!今回(Questa durata)集まってくれた(Io raggruppai)本当の目的(Come per il vero scopo)はこの事だ(parla di lui)。五皇も(Come per cinque re)先代(Come per i predecessori nella )も(nella linea di famiglia)十二の騎士も(Come per 12 cavalieri)認めている(Io lo riconosco)。我々の死に(Per la nostra morte)場所は(Il luogo)、マグダラに眠れ(Giaci in )!良いな(Buono)?CODEを持つ者は(Una persona che ha Codice)その運命に(Per il fato)流されるのではなく(Non è esaurito)、マリアの本質と(Con essenza della Maria)マグダラのCODEを(Codice di )持つ者とで(Nell'avere persone)、天の神の(Di Dio del cielo)災厄の七十二柱を(72 di loro dell'incidente)どう扱うか(Come lo tratti)?神に背くか(Tradisci Dio)、それとも(O un essere)人間は人間だ(umano è un essere umano)。神を斬り(Io tagliai Dio)、撃つと(Eri capace preparare)覚悟できたか(quando tu lo sparasti)?俺達も私達も(Come per noi come per noi)全CODEに告ぐ(È in ogni Codice)!刑期を(Il termine di prigione)全うした(Io lo portai a termine)元犯罪者を(Un primo criminale)釈放させろ(Un primo criminale)、盗賊(Ladro)・暗殺者(Assassino)・犯罪者(Criminale)・死刑囚(Criminale condannato)・海賊(Pirati)・反逆者(Traditore)・異端者(Eretico)・宗教者を(Una persona di religione)直ちに(Prontamente)出迎えて(Incontralo)、神に挑もう(Sfidiamo Dio)!カオルの(Di Kaoru)好き勝手に(Quando io gli permisi di avere)させては( il suo proprio modo)、KGUもモラルも(In KGU come per il morals)世界も宇宙も(Nel mondo e lo spazio come )人間も(per l'essere umano)歴史も全て(La cosa che tutta la storia è )愛されるモノ(amata)全部奪われだけだ(È solamente io)!」

演説だ。

五皇の一人で、日本代表の安陪清麻呂だ。

黒い装束に烏帽子姿で酌を持ち平安時代の狩衣姿で壇上に立つと「日本(Japan)」と拍手喝采で清麻呂は烏帽子を外して右脇に抱えて360度礼をした。

日本がこのような場で演説とは初のことで、五賢帝は涙を流した。

「極東に(Nell'Estremo Oriente)同意だ(È un accordo)。やはり先に(Dopo del tutto più primo)片付けるのが(Chiarendolo su)先だ(È un punto)。神は敵(Dio è un nemico)。カオルを殺せ(Assassina Kaoru)」

教皇が重い腰を上げてローブを脱ぎ杖か他県を抜き天井に突き刺して目の前にある神の十字架に十字を切り、五賢帝達も立ち上がると鐘が鳴り休憩時間だ。

多くの人がトイレにタバコにと外に出かけるが、清麻呂も水を飲んでいると五賢帝が駆けつけた。

清麻呂は凛々しい青年だがどこかインチキ臭い陰陽師で、安陪家の末裔でCODEを占い、今回は先代の五皇を退く式で、エンペラーとは同期だ。

「清麻呂!大出世お疲れの身だな!」

「僕なんか務めることは出来ました。そう言えば、エンペラーさん階梯は?」

「その話は後だ。澪に友禅やジョー、龍纖が待ってる」

「懐かしいな。明治十六年8月以来かな?神宮KGUの設立後官学派のKGUに移行したの」

清麻呂と五賢帝はヴァチカンの聖堂内のテラスの席に行き紅茶とかノンアルコールの柑橘類の炭酸を頼んだ。

「エンペラーさんのCODEですが、《真(La verità)聖槍(Lancia sacra)紅蓮(Zanna di dragone rossa)龍牙(che fiammeggia)爆裂拳(Pugno di esplosione)》出来ますよ。しかし、養生為さって下さい。無理して両腕を無くなる可能性が多いので、オウジンさんは無限です。僕もオウジンさんを見て育ちました」

「マジか?俺を見て、俺は御前の小さい頃から京都の本家で知り合いだけど、氷のような男に出来るのか?」

「唯一神の息の根を止めると黙示録にありましたので。これは教皇にも悟られるぬ内密ですよ。日本独自のやり方で堕とす」

テラスに頼んだスパークリングのノンアルを七人が乾杯した。

「明治期のCODE:ZEROの再会を祝して乾杯」

エンペラーが乾杯した。外は春先と雖も肌寒く鐘の音が聞こえる。

(脳漿炸裂ガール&聖槍爆裂ボーイか・・・今の世界はCODEも生きれない)

龍纖は各国が名刺交換や五皇が選ばれるというのにやけに静かなのを不思議と思いながらもシスティーナ礼拝堂の美しさをバックに五賢弟が外に居る頃。

啓一は、黒ローブ姿で、大聖堂内の地下に潜り込んでいた。

DCDDの何名かはヴァチカン内に潜伏して儀式の最中に、事を起こそうとしていたが、ある人物が事前に防いでいたとは知らないであろう。

天照暦21年3月

ある人物も出席の為無銭でヴァチカンに入国していた。

世界的ミュージシャンのhideだ。

本名菊澤英坊。

XXJAPANのヴォーカルで、多くの作詞も遺している。

本人は、音のCODEを持ちギターで戦う。

「久々の(Un'agenzia di padrone )教主庁や(buddista dopo un'assenza lunga)。」

肩まで届く黒髪にギターを担ぐ革ジャンの黒コートの男が門番と言い争っていた。

「不審者を(Un individuo diffidente)中に入れん(Io non lo metto in)」

「そうだぞ、(Quindi)帰れ、(Ritorna)帰れ(Ritorna)」

「帰れ、(Ritorna)日本人!(Un giapponese)」

「アナタは(Tu)頭可笑しいですか?(Una testa è divertente)発狂か?(Pazzia)」

「発狂!(Pazzia)」

衛兵が槍や銃口を男に突きつけると、男が指を鳴らした。

「俺はhideだ!(Io sono nascondiglio)菊澤英坊!(Kikuzawahidebou)世界最凶の(Del mondo peggiore fortuna)ミュージシャンで(In musicisti)天災だ!(È un naturale disastro)分かったら(Se io lo capisco)中に入れろ(Mettilo in)!」

衛兵が次々と来るのが困り英坊は大きく深呼吸した。

「CODEだ!(È Codice)全員回れ右、(Tutto il voltafaccia di membri)敬礼、(Saluta)この方は(Questo uno)先に(Più primo)崩御為された(Fece cede)法王(Dell'il suo papa di )殿下の(altezza imperiale)寵愛を(Favore)受けた(Io lo ricevei)日本代表する(Il Giappone è rappresentativo)御方だ(È un Sigra)。口を慎め(Sii accurato con una lingua)」

 茶髪の老兵が剣・槍・銃・携帯を置いて英坊に頭を下げた。

回りの衛兵達も静けさに英坊に頭を下げた。

「ありがとうな(Grazie)。ディヴィッァーノ。御前(Caro)居てくれて俺、(È ed io)助かるわ(È salvato)」

Hideはギター片手に衛兵を通り過ぎてヴァチカン内のサン・ピエトロ大聖堂の講堂に、十字架に祈ってから受付嬢に近づいた。

「どちら様ですか?(Wer ist es)」

「いやぁ、(No)俺だ(È io)。俺、(Io)英坊だ!(È Bo britannico)名前名簿(Elenco di nome)載ってるだろ?(Appare)」

「少々お待ちを(Aspetta solo un minuto)」

受付の人四人が名簿を見て英坊を確認した。

「すいませんでした(Io sono spiacente)。菊澤様ですね(È crisantemo Sawa)。こちらへ(A questo)・・・」

「姉ちゃんさぁ(Più vecchia sorella )、ドイツ系?(È tedesco)訛って(Perché io parlo con un )るから(un accento provinciale)・・・・ってか(Io voglio dire)相手居る(C'è un partner)?」

「居るわ(Io sono)」

ガッカリしてhideは講堂内に入っていくとスーツ姿の男女をかいくぐり席に着いた。

会議が順調に終わって資料も配付を済まして五賢帝は、立ち去るが、教皇が杖を叩き床に光る聖印が天に昇って啓一は、DCDDのメンバーは消えた。

「良いぞ、王よ(Essere è Re)」

「教皇殿(Caro professore il papa)申し上げます(Io l'esprimo)。先だって(Dei giorni fa)亡き(Mio in ritardo vieni)法王の(Del papa)名を(Il nome)継いで(Ereditalo)為さるのでしょう(Sarà uno di la scimmia)」

「何故?(Perché è)如何にも(Realmente)私が(Io)第五百六十代教皇(Il 560 papa)ディゾン・リアレスト(È il resto di retro il)Ⅶ世である(mondo di VII)。」

「お下がり願います(Per favore preleva)。」

七人が教皇を下がらせて聖印に近づき啓一やDCDDが睨み合わせた。

「此の地に爆弾が爆発。これは挨拶だぞ、エンペラー」

「無駄なことやって言うや」

七人の慌ただしい事に教皇が近づき引退した五皇がベランダから見ていると新しく選ばれた新時代の五皇もエンペラーに力を貸した。

(余計な手出しに計らいだが、CODEは俺達がやる)

「應神さん久しぶりのコンビ復活と言いますか?」

「馬鹿野郎。俺は人間が嫌いなんだよ、況して人の群れとか一番俺自身心赦せねぇわ」

清麻呂は烏帽子を被り黒の狩衣で扇子を広げて、澪は重々しくその鞘を抜くと刃がヴァチカンの空模様を捉えて美しく青空に信仰者という景色に銀の波紋が輝く。

「お嬢の剣は空間自体斬る。階梯か。お嬢は無効の筈だが、溜まった力で空間を斬る。流石、村上天皇の祖を持つ日本国最凶最悪のファミリー・ヤンキーですね。」

友禅が言う。

ジョーは、床に手を押し当てると地下からガスが爆発した。

「見切った。死の爆発(Explosion des Todes)死者の(Von der toten Person)聖槍(Heiliger Speer)爆裂(Explosion)魔神(Boshafte Gottheit)紅蓮(Das Brennen von rotem)龍牙(Drachenstoßzahn)鋼鐵の(Vom Stahl)処女(Jungfräulich)」

啓一は歯を食いしばり眉間にしわを寄せた。

ヴァチカン全体から死者の魂が槍の形とかして地面から巨大な龍が咆哮を上げて紅蓮の木羽で、かぎ爪で信仰者の魂を天に召させる代わりに神の罰として、DCDDの黒衣の一糸纏わぬ女の下半身を龍の槍が貫き鮮血が地面を赤く染める。

「凍てつけ!氷河(Ghiacciaio)氷神(Ghiaccio Dio)瀑布(Cascata)」

應神が両手で外を巨大な氷に覆って啓一は爆弾が不発に終わりエンペラーが拘束した。

「うぅ~寒い。寒い。御前等諦めろ」

啓一達DCDDは撤退した。

それから現在

友禅もそのようなことを思い出して、エンペラーもCODEの余力は残ってない。

啓一は爆風でガラスが割れる音に、冷泉が来た。

「KGU!」

「啓一、ったくよ」

エンペラーも元に戻って一回残る全ての力を左腕に回した。

《エンペラー、(Imperatore)やるんだな?(Lo fai)》

《啓一に(Zu Keiichi)爆弾の事(Es ist eine Bombe)KGUも(In KGU)被害は(Der Schaden)大きいが、(Groß)爺さん(Alter Mann)神に(Zu Gott)祈ってろ(Bete)》

《神を(Dio)撃ち放つ(Io lo sparo e lo colpii)。聖槍は(La lancia di)グングニル(gunguniru)。女の処女を(La vergine della donna)アンタ達ので(Nel tuo)貫く(Porta attraverso)》

《そういう(Dico io così)言い回しは(L'espressione)放送倫理(Nel trasmettere)委員会に(Comitato di etica)通報される(È riportato)。辞めろ(Permesso)》

《はーい(Ciao)》

《どいつもこいつも(Ognuno)魔神共は(Divinità malevole)気楽だ(Libero da preoccupazioni)。大罪の(Del grande crimine)王が(Re)よく(Bene)気楽で(Libero da preoccupazioni)居られる(È)》

《暇だ(Gratuitamente)。何かすること(Fa' qualche cosa)あるんだろ?(Ci lo è)》

《俺はあの時から(Ich von dann)御前等を背負い(Ich trage dich auf meinen Rück)俺自身人殺しで(Durch mich Mord)罪をCODEに(Ein Verbrechen gegen CODE)変えた(Ich veränderte es)》

《犯罪者は所詮(Ein Verbrecher doch)生きても(Auch wenn ich sterbe)死んでも(auch wenn ich lebe)地獄だ(Es ist Hölle)》

《サタンが言うとおりだ。(Ein Satan hat recht)御前等俺に持てる(Ich kann mich zu dir haben)力一つ残らず(Eine Macht bleibt nicht)集中しろ(Konzentrat auf)》

《アイツを貫く。(Es geht durch diesen Kerl)半径的に(Radial)可能だ。(Möglich)》

《女も貫くのか?(Führt die Frau es auch zu Ende)》

《穢れた人間を(Der Mensch der verdorben wurd)活かすのが(Es ist ein Problem)問題だ。(lebend zu bleiben)俺の力で(Durch meine Macht)ここを護る(Ich folge hier)》

《よし、(Ich gab es auf und bin )大罪だ!(ein großes Verbrechen)俺がこの腐れ斬った(Ich schnitt diese Sepsis)CODEで貫く!(Ich führe es in CODE zu Ende)》

《脳漿爆裂炸裂(Es ist in der Gehirnexplosions)だ(flüssig)》

《月ってか、(Mond)宇宙まで(Wenn ich zum Raum)イカせるんだったら(kühl sein kann)俺は俺で終わらす(Ich beende es in mir)》

魔神と話してサタンは王冠で顔を隠して蒼い焔が鎖となってKGUの屋上の樹に繋がり、啓一は爆弾でKGUを吹き飛ばした。

「真神聖(Wahrheit Sei God)KGU皇帝(Der KGU-Kaiser)鋼鐵の墓(Grab des Stahles)紅蓮(Das rot Brennen)龍牙(Drachenstoßzahn)聖槍(Speer von)」

両腕から巨大な閃光が輝く黄金の槍に槍は鋼鐵で出来て紅蓮の炎を纏う槍が、啓一の心臓を貫き上空で上体を反らしたエンペラーが、啓一を振り落として地面に叩き付けられ紅蓮の炎と鋼鐵の槍の重みが心臓を貫き血が飛び散る。

「脳漿(Fluido nell'esplosione)爆発(di cervello)」

啓一は大爆発でKGUに大被害で食道までに爆炎と爆風が広がった。

エンペラーは、腕を伸ばしてその槍が守末河と山安を捉えるが、秋水が受け止めた。

「鋼鐵の(Militärischer Hund des Artefak)女王の(eines abgetrennten Kopfes )斬首鮮血の(frisches Blut der Königin)軍犬(des Stahles)」

鉄が浮かび鋼鐵の銃がエンペラーの脇腹を撃ち抜き、更に鋼鐵の犬が食いつき足に牙が達して痛みに耐えきれずに紅蓮の炎と橙の焔がエンペラーと秋水を囲み翡翠色の焔が宙に浮かび、無限浄火の無色透明の焔の雨が、ポツンポツンポツンと降り注ぎ、秋水を巻いてその場を助けたのは、冷泉だ。

「回って寝取れ」

エンペラーをすぐに学務課のカウンターに運ばれて友禅と應神と澪とジョーが来て、秋水や久我山は啓一に手を合わせた。

「DCDDが(DCDD)怒るぞ!(Bös)神の逆鱗に(Im Zorn von Gott)触れて(Bemühe dich)みろ(es zu berühren)、ブチギレの(Vom Herauslaufen aus Stellen)神に(Zu Gott)御前等の(Von dir)命は(Das Leben)微塵もない(Es gibt auch nicht das Teilche)」

「警告だ(Es warnt)」

「あっそうか(Ach ist es damit)・・・。俺には(Zu mir)関係ない(Ich bin nicht wichtig)」

ドイツ語で言い返した應神は瞬間的に空気を凍らせて、久我山は空気。秋水は鉄。

友禅が袴姿で随分と錆び付いた刀を抜いた。

「幽齋その刀では斬れない。覚えとけよ、刀は武士の魂。幽齋よ、澪様が解く」

日本語を聴いて友禅は刀に手を伸ばすと、澪が錆びた刀を解いたのを渡した。

「斬鉄(ざんてつ)鬼斬(きざん)・阿弥陀仏(あみだぶつ)滅龍牙(めつりゅうが)減葬(げんそう)」

刀が空間を真っ二つに斬り、CODE事斬り込まれてKGUは傾いた。

(ぐはああああっ!)

久我山は腕と足を切られた。

瞬時過ぎて分からずにそれが友禅だ。

友禅は時空のCODEと言いKGUの時空自体を自分が支配者で操れる。

久我山は空気が届かずに、秋水も鉄の何本か空間を繋ぎ止めた。

「鬼獄(きごく)阿弥陀不動(あみだふどう)毘沙門(びしゃもん)天獄(てんごく)」

澪が上空に駆けて刀が無限に斬撃の衝撃波と閃光の一撃がDCDDを一気に殲滅してKGU全体にドドドドドドドドドドド!と音が聞こえて床が割れた。

「っしゃ!ヤンキー極道上等ッ!」

澪が刀を納めた時に久我山と秋水を斬った。

「た・・た、たた・・・たすけて・・・・・・・うぅぅぅ」

「ぐはあっ」

ジョーがフラフラと歩き出して秋水と久我山を見下ろした。

「死にたい連中ほど願望者は俺の目を見ろ」

「ああ、生きたいのか?そらぁ、無理や。KGUは御前等に対して無残に散った命がある。DCDDは俺が嫌いだ。今から死の恐ろしさ肌に感じろ!」

ジョーが彷徨っているKGUの大戦争に巻き込まれた魂を集合させて、一升瓶の酒を飲み大剣を床に刺して夕暮れ時の蒼空を見ながら涙を流した。

「死の交響曲(Sinfonia della morte)死の饗宴(Festa della morte)皇帝の首(Collo dell'imperatore)」

黒いコートに黒衣の髑髏が王冠を被り暗闇の中二人は紅蓮の炎に燃え尽きた。

「終わりだ。幽華を探せ、エンペラー動けるか?」

カウンターから手を伸ばしてエンペラーが立ち直った。

「幽華」

食堂を抜けて四人は、食堂から坂道を下って別館の教室に蹲っていた。

「幽君怖いよ」

「愛殿もうすぐで拙者ってか、俺の知り合いが来るからそれまで辛抱や」

将司はボロボロの袴にスーツ姿で随分と汚れて刀は全部三本持っていた。

愛は、部屋の隅で祈っていた。

「大丈夫だ、俺が護る。愛!心配するな」

ドアが開いた。

「幽ウウウウッ華アアアアッ」

シエルだ。アイツは声が大きいし、叫べては困る。

「こっちこっちこっち」

幽華がシエルを呼んでゴミ袋には空き缶やお菓子や飲み物やカップ麺が入っていた。

「ど、どど・・ど・・・どうしたの?」

「パクった。ハハハハハッ。世の中奪ってパクってなんぼ」

シエルが四人分を配給して、将司がポケットからライターを取り出して窓の木と葉を段ボールに集めて火を付けて水は幽華がトイレに行き、トイレのバケツに水を汲み、水を煮沸させてお湯として確保した。

「生きる」

四人は同時に感じた。

その後だ。

夜が近づいた。

三週間このKGUでサバイバルを経験してきた俺達は、もう限界だった。

将司がカーテンを開けて携帯で電話した。

《もしもし、俺だ。俺だ。遅いぞ、三人寝詰まってる》

《御免ね。将司・・・・用意してきたよ》

《おう、411だ。今、411の部屋に居る。相当体力もやられてる》

《気をつけますよ。ハハハハハハッ。私が行くから》

《済まんな。脩爾・・・・御前にしてやれること俺にはない》

《出来るでしょ!》

《今日は止めてこう。当分おわずけだ。戦中にそんなことは出来ない》

《はーいはい。じゃぁ、411ね。》

《将司元気上等よ》

《おうよ、俺は平気だ。なんてたって、菰野っ子は山の神だぞ。》

《そうよね・・・・山に生まれ山に死ぬ。初代藩主龍幽齊様の教えだもんね》

《二人で今度ゴールデンウィークだよな?ゆっくり温泉にもどうや?》

《イクイクイクイクイクイクイクッ!》

《あぁ、そう。そうか。じゃぁ、予約しとくから来いよ》

《はーい》

電話が切れて将司は火を見ていた。

侍と言いつつ家は一軒や。

山と畑と牛と馬に囲まれた湯の山に近い秘境尾高高原に集落がある。

そこで、一家の長男としてKGUで学んで、KGUに来る前まではヴァチカンを学んで、イスラームも学び、餓鬼の時に仏教を会得した。

俺の躰には宗教が流れ込まれている。

俺の曾祖父は、土方の子。

土方家は、菰野を治めた最凶のCODEと聞いているし、菰野町は少なからず住民はそれを知っている。

幽華は眠気を押さえ込んで愛の手を握っていた。

「痛いよ、痛い」

「アッ、アッ、ご・・・御免」

毛布に囲んでカップ麺をすするシエルを見て将司がカップ麺と水とご飯を葉っぱに包み焼いた。

すぐに冷まして握り飯を創って一口食べた。

「もうすぐだ」

コンコンコンコンコンコンコンコン

ドアを叩く音で将司がゆっくり戸を開けた。

「まっさーし」

「おうよ、上手いこと生きてたのか。紹介する、コイツは敵じゃねぇ。俺の彼女だ!」

「はーいはいーいはいーい、私が千本松脩爾。脩爾って分かる?」

シエルが叫んだ。

「超カリスマモデルじゃありませんか!ギガントうれしすwwwwww」

というのは分からない幽華に愛も知っていた。

「御前等俺が知ってる場所に移動だ。」

火を消して深夜に誰も居ない教室から非常口階段の四階を目指してそこは、南京錠が掛けられた部屋の通路でその先に7畳半の部屋がある。

「実は脩爾と決めていたんだ。幽華に貸しがある。あと一週間持ち堪えられる分の食料と生活必需品は揃っている。」

将司が部屋の鍵を開けた。

午前午前2時30分

満月が美しいKGUに、守末河と山安は移動していた。

血眼になる應神やエンペラーは、深夜に気にせずKGUを回っていた。

「さぁ、さぁ、さぁ、私も暫くここに居て良かったもんだよ。入学式早々えれぇー目におうてこの部屋で籠もっていたんだ。ビールなら飲み放題だ。」

脩爾に招かれた俺達は、段ボールから毛布と枕を拾って空いてるスペースに敷いた。

「ねぇ一緒に寝ようよ。一人じゃ、怖い」

愛が来て俺はスマホを充電して寝し詰まった。

「脩爾すまんのう」

「ええ、この部屋に暗証番号があって外から入れない。」

「今宵の酒は美味い」

「うん」

窓際の椅子に座り脩爾と将司は杯を交わして酒を一杯と飲んでいると、銃弾が放たれた。刀に手を伸ばして将司が髪を結ぶ。

「武創色鬼覇菰野の血が騒ぐ。俺を誰やと心得る?狼藉者が、俺が侍のCODEを持つ最凶の現代の人斬りじゃぞ、誰や!姿を見せぃ」

天井を銃弾何発で開けて山安と守末河が現れた。

「早う起きて、隠れて」

三人はカーテンに隠れて幽華と愛とシエルは懐中電灯のLEDライトを照らして給湯室に移動した。将司と脩爾はこの頃から変だった。

性格が別人に豹変して、刀を持つと武士は人を斬る目になる。

山安は、火・水・土・空気・雷・重力・光・闇を媒介に出来る銃のCODEを神に与えられ守末河は性のCODEを究極超絶限界突破解放(OVERCODEDRAIVE)させて、イッた男を従えて攻めてきたのだ。亜理寿はすぐに位置を教えた。

《こちら亜理寿。最悪な鉢合わせね。エンペラーさん無茶しすぎると死んじゃうので、應神さん。各位に伝えます。私の映像が見えました。後もうすぐに神室愛はご臨終することを伝えます。場所は、四階旧史料編纂室の備品室だ。側に給湯室がある。今、守末河が、バコンバコンバコンバコンバコンとこれじゃ、仕方ない。良いですよね。私、今から仮眠するのでSOSは呼んでハァ~》

ホール跡の楽屋で映像を見ていた亜理寿がエンペラーに伝えると

「おうよ、OK」

将司と脩爾は刀を抜き山安と応戦していた。

「菰野斬り」

上体を反らして左足を踏み込んで背後を突くようだが、山安が銃弾を装填して、脩爾が銃弾を斬り落とした。

「水天(Della divinità custode di mari)の(nai)軍犬(Cane militare)弾(Pallottola)爆裂(Esplosione)脳漿(Fluido nella pallottola)弾(di cervello)」

連射のように強力な水の銃弾が刀を弾き、将司の胸に銃弾が何発も当たり壁に吹き飛ばされて血を吐き銃弾を交わしきれず脩爾は撤退した。

「うぐぅ・・・ぐはっ・・ああ」

刀を握りしめようと守末河が鞭で叩き、SMが強要された。

「うううううううううああああっっううううう!」

悲痛の叫びに應神がガラスを凍らせて入った。

「馬鹿野郎が!亜理寿ちゃんに迷惑かけたな。」

「應神か」

人間嫌いの應神が部屋を零度まで下げた。

「炎熱獄の(Della prigione di fervore)銃弾(Pallottola)銃剣(Baionetta)千乱(1000 rivolte)」

灼熱の地獄の業火に、應神は跪きCODEを階梯させて焔すらも操れるように可能だ。

「焔獄(Brenne das Gefängnis)焔帝(FlammeKaiser)」

部屋が灼熱に囲まれたが、直後にバックドラフトが発生して山安と守末河は廊下に出たところエンペラーがボサッと立ち青白い剣を構えた。

「魂を紡ぐ神剣バルムンクさぁ。俺が天滅の名を持つのは、御前等救えないヤツでも俺が天に送らせる。」

友禅も着物姿で立ち二人は囲まれた。

「愛、ここにいろ」

「幽君どうしよう」

「心配するな。」

幽華が給湯室から覗くと二人が囲まれているのを確認してシエルと愛は給湯室の奥の方に急須や紅茶やコーヒーやお茶などある段ボールをかぶって穴を開けてみていた。

「愛ちゃん、幽華は勇気だけ一丁前」

「え?え?え?無いわ。幽君は勇気も努力もない平凡すぎる男よ」

幽華は天神家の跡取り息子だが、力がなく眠っているだけだ。龍纖はメガネをして山安はスコープで銃弾の距離を測り狙い撃ちした。

「真天照(Il cielo di veritàAccendi su)獄(Prigione)皇帝の死(Morte dell'imperatore)弾(Pallottola)連写(Copiando consecutivo)聖槍(Lancia di)爆裂(Esplosione)脳漿(Fluido nel cervello)弾(Pallottola)」

山安が放った銃弾が四階に乱れ撃ちしてエンペラーの肩に深く弾が入り込んで、應神は給湯室の水滴で凍らせて銃弾を凍らせたが、澪が刀で切り落とすがジョーもヤレヤレと顔をして見えない魂がジョーには見えていた。

「哀れだ。山安よ、俺はKGUに言えるって日本の魂がここにはある。」

白いコートを着て銃弾をマトリックスのように交わした。

「愛!出るなッ!」

幽華が愛を突き放すと愛は廊下に飛ばされた。

「幽君ッ!イヤアアアアァァッ」

幽華に黄金の槍の銃弾に貫かれ息も出来ないほど深手を負った。

「野郎!」

エンペラーは蒼い焔で銃弾を燃やして自分に紅い焔で傷を癒やしてCODEを活性化した。山安の銃弾が続く。

「聖槍(Spieße davon )爆裂拳ッ!(Explosionsfaust auf)」

拳が黄金の槍に愛が貫かれた・・・。

「グウウハアッッッ!」

幽華が拳で槍を掴むと血が滲むように染みこんでくる。

「愛!イケエエエエエエエッ!」

幽華に異変が起こった。

山安が逃げる愛に銃弾を撃ち放って倒れた。

「愛!愛!愛!愛!し、死・・・死ぬな!」

愛を抱き抱えて給湯室に避難するとシエルが物を漁っていた。

「大丈夫!愛ちゃん」

「うぅ・・うぅ・・ううう・・・・幽・・・幽・・・幽華ァ」

愛は苦しそうだった。

「大丈夫か、お前等」

友禅が来て愛を見た。

「助けてやる。言い残すことはないか?御前の時間だ。命という時空を俺が操れる。」

「先生ィ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・生きたいよ。幽君と結婚するって。幽君と・・・・・ハァ・・・ハァ・・・・私の処女奪って。時間でしょ?後三時間後・・・それにィ私が生きられる時間でしょ?ねぇっ。」

友禅は頭を下げた。

友禅が「御時間(Temps)我阿弥陀仏(J'Amitabha)盧舎那仏覚」と、愛の心臓の時間を止めた。

「OKだ。約束通り愛の時空を俺が握った」

友禅は給湯室脇に居て應神とエンペラーが、史料編纂室を抑えた。

「俺は人が邪魔されるのだけが怒り限界MAXもんで、助けるさ」

エンペラーと應神が肩を並べて氷で塞ぎ閉じ込めた。

「應神CODE第四階梯“サバト”」

「エンペラーCODE第七階梯“アマテラス”」

同時にCODEを解放させて部屋が完全に凍り付き太陽が照らされる。

「撃て!犯せ!やれ!生だ!抜け!犯せえええええっ!」

山安の銃を拾い上げたのは友禅だ。

「即斬」

スルッと短剣で山安の背筋を斬った。

「ああ・・・うぅぅ・・・」

「ッシャアアアッ!」

守末河を見張っていたジョーと澪は三階に下りて非常口で押さえた。

「幽華、愛の思い受け取ってやれ」

「はーーーーーーーい」

幽華は愛を見た。

改まってみると愛は綺麗で美人で大人の女性だ。

「うん。い、い・・・入れる?」

「まだだ。」

幽華は愛とキスをした。

「うううん・・・ううぅぅん・・・ううっんん」

「好きだ、好きだ、何でだよ?訳分かんないよ、だから御前は死んじゃ逝けない!どうして御前が死ぬんだよ!俺は御前を護りきれなかった。御免・・・」

幽華と愛は深くキスをした。

「胸・・・・胸を・・・胸を・・・スーツ邪魔ね。」

スーツを脱ぐと白いブラウスに紫色のブラに綺麗に整った胸だ。

「・・・・・残った時間見ていてもお可笑しくないか?」

「私死んじゃうのだよ。胸触ってシャブってよ・・・・」

不思議なことに愛は嗤っていた。

「御免な。水刺すようで悪いが二時間だ。愛も苦しんだ、俺が時空で止めているが愛の時間はいつ終わっても可笑しくない。弾が肺まで届いている。黄金の槍は聖槍。グングニルが愛の処女膜奪ってないだけマシと思え」

友禅が目を瞑りながら黄金の懐中時計をぶら下げながら刀も置き腕を組んでいた。

「はあ・・はぁ・・・はぁ・・・はああん・・」

「愛!お、俺・・・・・俺さ・・・・俺さあああ良いだろ?」

「うん。奪って・・・・幽君(中二)中だよ」

心臓の心拍数が上がってくる。

愛は自力で給湯室の台に上って下着も全部脱いだ。

幽華はもう・・・・夢を見ているようだ。

愛が死に際に自分を犯してくれと言われて正直俺は驚く。

「ダメだ。俺、かなり・・・・」

「大きいね。私・・・何だろう?生きて居たら幽君の見られたのに死ぬ時に幽君の見てるってこれは・・・・ゴホッ」

手の平に血が鮮血塗れの肢体に唾を呑んだ幽華は愛の股を開いた。

「入れるよ!入れるよ!入れるよ!」

「幽君私の処女膜薄さ0.0.2の壁をぶち壊して!」

應神も苦戦は強いられていた。

「急かすつもりは毛頭無いが、入れて早く中に出せ!俺がぁ」

氷に皹が入り應神は唇を噛みしめた。

「幽華!うぐっ」

エンペラーも左腕が蒼く燃えていた。

サタンの腕だ。

魔神を統べる王にフロアーを燃え尽きた。

山安は銃を担いで狙い撃ちにエンペラーは上体を反らして、右腕に黄金の槍で山安を貫いた。

「てめぇっらっのグングニルで奪ってやる。」

エンペラーは崩れてゆくように史料編纂室の前に倒れ込んだ。

「イクか?イカないか?」

應神に迫られて幽華が決めた。

「愛、イクよ!」

愛は頷き思いっきり中に入れた。

「いたああああっぁああああああい!」

愛が我慢するかのように痛みを堪えた。

中に深く奥深く突き上げてく。

「痛いよ。痛いけど、気持ちいい。気持ちいい。気持ちいいよ。幽君もっと、もっともつともっともっもともっともっとおおおおおおおおおおおっ」

俺は突き上げる。

愛はもうすぐ死んでしまう。

「片付けたわ。お嬢死んでまうか?赤子だけでも居きらせるが」

ジョーが三階から上がってきてヒッソリと友禅に言った。

「死を逆手だ。愛が死んでも子が生きる。」

思い悩んで友禅が時空を止めた。

「うぅ・・ひぃいあっっ・・はぁんはああっん・・あああああっっん」

「御前が死んでも子が生きる。だけど、孕んでも孕まなくても動く時間は今から十五年後だ。代償を払え、御前自身だ。愛?その命の精算を俺のCODEで支払う。案ずるな、御前と幽華の愛した結晶は消えない。だろ?」

「勿論だ!愛は俺の中では消えない。オレの全てを懸けるんだ!」

再び愛の時間は残り二時間だ。

「ジョー、愛は二時間後死ぬ。オレが合図したら子をぶっ飛ばす」

ジョーは手を振り一升瓶の酒を飲んで下に降りていった。

「フゥ。幽華全て出せェ」

腰を叩いて下に降りていくと守末河が待ち構えていた。

「裂ける!裂ける!裂ける!裂ける!裂ける!裂ける!」

愛が叫ぶとオレはドンドンと突き上げていく。

「あああん・・・・ああああん・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・熱い」

「愛?気持ちいいか?」

「最高よ。天に逝く・・・・熱い!イクイクイクイクイクイクイクイクイクイクイクウゥウウウウウッ!」

愛は絶頂を迎えた。

「俺もイクッ!御前の処女ぜってぇ忘れない。」

愛の中に出した。

友禅が時間を見た。愛の時空を止めて時間が表示された。

「あと30分」

幽華は愛に水を飲ませた。

「互いに初経験だ。でも・・・・本当はKGUを卒業してからの方だった」

「言い残すことねぇか?」

友禅が愛を見つめると愛が最期に力を振り絞った。

「ううん。素晴らしいよ。幽君私は幽君をいつでも見ているよ。幽君の奥さんや子供見るよ。私は蒼空となっていつでも見てる。ありがとう・・・ありがとう・・・・こんな私でも愛してくれて私スゴい幸せだよ。ハハハハッ。ゴホッゴホッゴホッゴホッ!うぅ・・・うぅ・・・うぅ・・・・・・・ううううう・・・幽君さようなら。」

静かに愛は息を引き取った。

ジョーが上がってきて、愛に手を合わせた。

「おうよ、御阿弥陀!南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏」

唱え終わると愛と幽華の受精卵を遙か先の十五年後に飛ばした。

未来にこれから幽華の子が生きてくことになる。

友禅も仕事を終えて給湯室で水を飲み顔も洗い、二人を追い詰めた。

幽華が倒れた。

「幽華!」

幽華は息がない。

心臓の猛スピードで脈が速くなった。

《幽華か?》

《御前は生きてる。(Le le Mie vite di Dio)問題ねぇ。(Problema)だが、(Ma)CODEが(CODICE)覚醒した。(Io mi svegliai)》

《は?は?え?どういうことだよ?って聞いてるんだけど》

《神だぞ。(È Dio)この国の(È il terrazzo dilettantistico)アマテラスだ(di questo paese)。口を慎め、(Sii accurato con una lingua)お前のCODEは(Il tuo Codice)エンペラーだ。(È un imperatore)天神家は(La casa di Tenjin)この国の(Divieni Codice di)CODEとなって(di questo paese)カオルを(Kaoru)殺すのが(Assassinandoti)御前の家の(Della casa del caro)運命だ。(È il fato)》

《本当か?マジなのかよ?カオルを殺したら何叶うのか?》

《叶う。(Avverati)それは私が(Esso io)保障する。(Garanzia)神のCODEは(Codice di Dio)全知全能に(In onniscienza ed onnipotenza)創造と破壊。(La creazione e la distruzione)御前は(Il caro)エンペラーに成る。(Io divengo un imperatore)名をエンペラー、(Il nome un imperatore)勿論(Chiaramente)幽華と(Con)名乗っても(Anche se io do il mio nome)良いが(Buono)エンペラーは(Un imperatore)違った。(Era diverso)明治の世(Il mondo del Meiji)幽は、妻を殺されて(Una moglie sia uccisa)力に目覚めた。(Io fui svegliato per motorizza)それが現在の(Esso del presente)アイツだ。(È quel individuo)おメェは、(Tu)天神家の息子。(Il figlio della casa di Tenjin)幽華、CODEは目覚める。(Veglie funebri di codice)制御効かぬが、(Il controllo non funziona)御前は御前の(Il caro del caro)ママ(Mamma)生きろ、(Vivi)分かったな?(Lo capisti)》

《今、死んでます?オレ》

《阿呆、(Stupido)今は意識の中だ。(Io ora sono consapevole)私はあんまりと(Se io sono irragionevole)伊勢神宮から(Da Ise-jingu il grande sacrari)離れないが、(Io non lo lascio)CODEはそれぞれ(Il codice è ognuno)階梯がある。(C'è una scala)説明は(Il chiarimento)友禅から聞け。(Sentilo da Yuzen)十二人出揃った。(12 persone erano ogni presente)最凶のCODEが(Codice della peggiore fortuna)此のKGUに(In questo KGU)集まった。( quale raggruppò)》

《はい。でも・・・・オレ、心が熱いです》

声が途切れるとオレは立っていた。

俺は今KGUの龍脈に居る。

KGUのCODEと全てオレの血の流れと共にCODEが組み込まれてきている。

オレはその圧倒的力に耐えきれず手をつくが、重力が躰を重くのし掛かる。

「うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!」

KGUの倉田山が俺と共鳴反応示してエンペラーが舌打ちした。

「ちっ」

幽華は自分の血に眠っていた大いなる天災の力が覚醒した。

「ガッ、アアアアッッ、愛!愛!愛!愛!愛!愛!愛!!!!!」

愛に対する感情がオレを黒焔に包み込まれて黒衣のコートを着て、漆黒のコートに真っ直ぐ金髪ストレートで、背筋スゴく目が隻眼で上半身筋肉が目立つ。

「阿呆!アマテラスが何か言ってねぇのか?ん?」

エンペラーのCODEも幽華が吸収してKGUに大きな衝撃が走り倉田山が大爆発して地中深く溜まったマグマが一気に急上昇で湧きだした。

「KGUよ、(KGU(皇學館))オレが(ICH)エンペラーだ、(Es ist ein Kaiser)KGUよ、(KGU)腐った(Zusammen mit den)時代ごと(den verfaulten Zeiten)オレが潰す!(Ich zerschlage es)」

雷が鳴り響き黒い雨が天から降り注ぐ。

「山安!守末河!(Einen Berg herunter ist)御前等俺の(Von dir ich)地獄で(In Hölle)裁かれよ(Wird beurteilt)」

山安(山田安燐那(やまだやすしりんな))と守末河(天神幽姫(てんじんゆうき))が、目覚めたエンペラーの一撃が強かった。

「天照(Es ist im Himmel)紅蓮(Das rot Brennen)龍牙(Drachenstoßzahn)天滅(Himmelsaussterben)鋼鐵の(Vom Stahl)墓(Ernst)アアァァァァァァァァァァァァァァァッッッ!」

KGU全体と山安と守末河を一瞬にして灰に変えた。

紅蓮に燃え上がる拳が、血を赤く染めて倉田山にマグマが吹き出した。

大地ですらその天擊はエンペラーを凌ぐ。

覚醒した、幽華は地獄のCODEの最初の技として「天照紅蓮龍牙天滅鋼鐵の墓」を習得して、彼一人がこの無意味な争いを終わらせた。

「アアアァァァァァァァァァァァッッッ!!」

大声で叫び橙の焔がCODEを無効化してその目は人を殺める娶判断した友禅が澪を呼んだ。

天照暦21年4月29日この日はKGUの建国日で、同時に争いが終結した。

後日。

愛の葬式をエンペラーが執り行った。

天神幽華(エンペラー)は急激な体調を崩して現在医務室で寝込んでいる。

友禅はこの日の時計を見た。

「明日で五月か。週明けに・・・・サークルの準備だ」

幽華が目を覚まして新入生歓迎会と合コンに参加した。

天照暦21年4月29日

愛を失い力も抑えきれないままの参加で、黒のローブを深々と被り両腕に火傷の痕とCODE:EMPERORと右と左の腕の肘に烙印の痕がある。

将司は翠のファーが着いたコートを着てダメージジーンズを穿いて大盛り上がりで酒を飲んだ。

「飲んで!飲んで!飲んで!飲んで!飲んで!飲んで!飲んで!ホラァホラッ、お客さん注文シャンパーン一杯お召し上がり!ゴクンと一気に飲んで、飲んで!」

経歴で言うと高校時代にホストのバイトをしていた将司はホストで培った接客や経験がある。

女子は酔っていた。

(愛を失った。失った。失った。俺が・・・・エンペラー・・・・CODEの)

傷心した幽華にジョーが肩を回した。

「気休めだ。飲め、新入生も今年は500人。亡くなった三万五千人の想いまで受け止めて生きろ!俺だって最初自分を憎んだ。CODEだって世間が俺達を憎んでるのに、御前は平気だ。安心しろ、ハハハハハアアアアアアッ。嬢ちゃん」

洋食屋(Ristorante di cibo occidentale)(喫茶(Negozio di caffè))クック(Cucina)

住所伊勢市倉田山外壁地区3-15-23(神聖Lord21ビル)

巨大商業オフィスの1F~4Fを占めている三重大手のレストランで、若い化粧ど派手美人のウェイトレスの人が酒や料理を運んだり、清掃している。

「ジョーさんいつも来てますね。暇?」

「違うよ。違うよ。俺ハァ、ジェシカちゃんやゆまちゃん目当て」

「あ・・ありがとうございます。ジョーさん」

幽華は黙ったまま寧ろ体中熱く熱くて焼ける痛みがしてきた。

「来いよ」

幽華の手を引っ張りエンペラーが幽華の心臓に蒼い焔を押し込んだ。

「ぐうはっ!」

「痛い・・・痛たたた・・・」

「御前は平気だ。っつても、今日ぐらい楽しめ。」

エンペラーは焔を消した。幽華はトイレで吐いて顔を洗った。鏡に映る自分の顔を見て今ではダメだと思い自分を見つめ直した。

「待って下さい!」

「ん?」

「お、俺・・・俺さぁ、天神家の息子です!エンペラーを名乗ります。きちんとCODEとして練習や自分で選んだ道です。エンペラーさん、お世話になります!」

「そうか。嬉しいな。後は友禅に通せ」

エンペラーはニコニコしながら席に戻り残ったシャンパンを飲み新入生の名簿とサークル設立の談合も併せて行った。

「友禅よ、そろそろじゃねぇのか?郷土(Distretto natio che si )研究会(incontra per lo studio)・真郷土(Wahrheit einheimisches Gebiet)研究会(Das Treffen für das Studium)・神聖(Sei God)郷土(Einheimisches Gebiet)研究会(Das Treffen für das Studium)何れも法人化の件は内密で進んでいる。」

KGU創設時から存在する郷土研究会は現在三つの派閥が存在する。

表向きは大学祭用に地域をフィールドワークする不定期のサークルだが、裏向きは世界的にヴァチカンの信用を買っているCODEの育成とDCDDに向けての兵の育成がメインに行い、同時に総統府からも許可を貰っている。

「うん。法人化や細分化は重要だ。KGUの命だ。十二人の名簿?」

友禅がメガネをして契約書を見ていると、エンペラーが名簿を渡した。

A4サイズの紙に個人情報が載っていて十二人のCODEも書かれていた。最初入学試験の時に、一般教養以外にもCODEの適性も作っていてそれの判断も出た。

「先ずは、天神幽華彼はエンペラーで新時代を創る王となって神を殺す存在。我々の宝だ、カオルも内心焦っている。アイツはこの宇宙事自分のモノにしようとしているが、それは間違っている。明治の世、アイツと共に居たゼミの人間は俺が受け持った三十年間全員が死んだ。唯一生き残ったエンペラーぐらいだ。」

涙が出てくる。

遅れて應神も来た。

「来たのか。」

「ああぁ、酒の席だ。それぐらい出るわ。十二人集まったのか?」

「うん」

應神もその事は気になっていた。幽華のことで、應神も無理に聞こうとはしなかった。

「五月に新年一発心機一転だ。友禅、俺にも見せろ」

名簿を渡すと酔ったジョーも来た。

「磯城さん酒臭いです。新人に酒の強要は悪いですよ」

「う・・うぅ・・あぁ・・ひぃはぁぁ・・・ううううふぁっ」

ソファーに寝転んで名簿を見る。

「おうう、おおい、おいおい、應神さん家の子が居ますじゃん」

「俺の倅で性を白宮名を和馬。俺譲りだ。俺に似て人間嫌い。姉好き。音楽はいつも聴いていてネットが友だ。株式のデイトレードもアメリカのプロと並ぶ。総資産十九歳で、一兆超えてるな。」

そんな人間を良くKGUは受け入れ尚且つCODEと判定したものだ。

「しかしな。」

言葉が詰まるエンペラーに龍纖がタバコを吸いに下に降りて、喫煙室に行くと薄汚れた男がギター担いでボロボロの服を着て店に入るのを見て声を掛けた。

「誰や?汚れた人間が入る場所じゃねぇ!ここは今作戦会議の場や」

「いや~俺、こんな者」

胸ポケットから顔写真入りのパスポートを見せた。

KGUの学生で現在四年生。先程ヴァチカン・総統府から帰ってきたこの男とは。

「失礼しました。魔柄志士浪様」

「龍纖、理事長酷すぎるわ、俺の存在忘れるなよ。天笠宮殿下やディゾン教皇・マグダラのマリアから仕入れたネタやCODEを全面的に受け入れるってよ。」

「はははっ」

跪き龍纖が喫煙室のドアを開けると、志士浪が言った。

「親爺やお袋に会わせろ」

「畏まりました。」

店のインターホンに電話して魔柄雄馬・美麻を呼んだ。

プルルルルルルルルルル

三回も鳴った直後クックの六十代目のマスターで若手の料理人の錦水橋鳳嵐(きんすいきょうほうらん)が来た。

「美麻さんと雄馬さん来たぞ」

「親爺ッ!お袋ッ、戻ってきた」

「御苦労や。先の戦争は聞いたか?」

「聞いた。俺が帰ってきた兄者は?」

「白宮も来てる。御前等は席を外せ親子の話や」

20Fの小部屋に三人入ったまんま。

友禅はワインを三十杯も飲んでウコンの顆粒なども飲んで、錠剤や二日酔い止めを飲んでサークルのことを延々と話していた。

「幽華?」

「飲むか?」

将司がノンアルコールビールを幽華に渡すと一気に飲んで涙を零した。

「うわあああああああああああっぁああああああ」

愛を亡くした辛さや自分がCODEになったことをどうしても受け入れずに居られた。

「将司君も来て」

金ピカ露出ドレスのキャバ嬢に誘われて将司が暗闇に消えていった。

「一人にしないでくれよ!一人にしないでくれよ!わぁっ!ああああっ!ううううううううううう!ぐはああっ!」

澪が寄ってきた。

「泣くな、幽華、男だろ?」

「あああ・・・あああ・・・ありがとう」

ハンカチで涙を拭くが澪は足を伸ばした。

「幽華、愛したモノ亡くしたぐらいで弱気なルナ、私達は随分と失った」

五賢帝の四条小路澪は自分も辛かったと幽華に話した。

「ですね。俺、強くなりますわ。俺、サークルに入ろうと思います」

「え?」

「俺さ、澪さん聞いて下さい!エンペラーに成ります!成って世界を護ります。俺が弱いばかりに愛が死んだ。KGUで俺は耐えます。耐えて凌いで、俺がエンペラーに成る!」

「ううん。そう・・・エンペラーさんね。皇帝の名を欲しがる者やアンタがその気魅せて私達もアンタに手を貸す。だから、飲めェ」

澪は一升瓶を置いた。

「うぅぅぅ・・・くはぁ~」

酔ってきた幽華は寝てしまった。

「決まりましたのでこの事をICOに言うわ」

友禅がドアを開けると、全員酔っていた。

叩き起こされたジョーは水を飲み顔も洗いさっぱりして下に降りていった。

「じゃぁ、言う人間は週明け俺ン研究室って呼んどけ」

友禅は紙に書き置きしてそれをファックスとしてICOに送った。

《第二百五十期生(Der 250 Absolvent einheimisch)郷土(Gebietsversammlung)研究会(für das Studium)》

十二人のCODE

一、 天神幽華(エンペラー)CODE:地獄

男。十九歳。地獄のCODEを持ちCODEとしても最凶の力。地獄本来や大罪の能力を引き出して魔神達を使役させる。(エンペラーと同様)

一、白宮和馬(魔柄和昭)CODE:氷

男。十九歳。氷の力は自然系最凶最悪の力。別名を王の力。生物や万物凍らせて造形が得意なCODE。実父は五賢帝の魔柄應神。

一、月乃将司(土方菰野守将司鐵齋)CODE:侍

男。二十歳。侍は古風で触った物や見る物を武器に変えて刀や槍などに主に武器のCODE。最凶の人斬りに目覚めることで、CODE本来目覚めて刀をいつも持ち歩くのは、武士の末裔だからである。

一、千本松脩爾(月乃脩爾)CODE:重力

女。十九歳。将司の許嫁で土方龍艷の養女。将司と付き合い、同じくCODEである。重力は地球の磁場や宇宙の流れで地形を如何に読むことで戦略的にCODEを使うので、中々扱いづらいCODE。

一、雨宮亜理寿(四条小路/極楽蝶院亜理寿)CODE:映像

女。十九歳。映像を見ることで相手の未来や過去などを全て透視できる。映像を様々な媒介に通してCODEとしては、軍師やオペレーションである。多くの人を見ることで、対象者の人物の全てを見通せる。全色は料理人で料理が超絶美味い。

一、和泉権六(泉龍幻夢齋(いずみりゅうげんむさい))CODE:磁場

男。十九歳。CODEは磁場。電磁波の力で金属や電気に強い。金属から磁場などを扱う。

一、瀧蒼空(大瀧恋慕)CODE:影

女。二十歳。影を自在に操るCODEの持ち主。ICOに在籍する兄もCODEを持つ者。フェラーリに乗る大学生。影は一番融通が利かず敵味方の区別無く無差別に攻撃するので、タイミングとCODEに対する心がなければ自分自身影に呑み込まれる。

一、菊澤秀保(FINALFAIRLYのVO:Hide)CODE:音

男。二十八歳。世界中を放浪してきたミュージシャンで社会人の入試でKGUに入った。音のCODEは、相手の心音や地球や宇宙などの僅かな周波で音全般や音速などが得意。世界的有名なバンド《FINALFAIRLY》のヴォーカルとして生活はギリギリ。

一、残月坂神(一色志摩)CODE:塵

男。十九歳。CODEは塵。砂塵・灰燼・塵・水塵等の塵等を使って相手を止めたり塵等を特殊造形させて攻撃する。

一、神祇士笑流(シエル・ローゼンハウェスト)CODE:盗む

女。十九歳。相手の物や時に技からCODEを奪いそれを自分用に吸収や調合で新しく生み出せる新時代のCODE。10000%の確率で盗むことが出来て、素早さもある。俊敏機敏な動きで足が速くウサイン・ボルトを超える。

一、ヴェルト・ベルガモット・グランスエッジ卿CODE:宇宙

男。二十五歳。ヴァチカンから派遣されてきたハーフ。日本人の父とドイツの母との間に生まれて生まれつき宇宙のCODEを持ちヴァチカンで約二十四年間CODEを学び、警察でも手を招く事件や難事件を解決してきた天災天文学者の一面がある。宇宙とは、星や惑星や未知の力で相手を倒す。

一、稲葉いなりCODE:命

男。十九歳。伴冷泉の子。父と同じ力を持ち命は万物全てを癒やせる。どんな傷や病気なども治せて神の手を持っている。父と同じくKGUに来て命の能力は、回復や医療系であって必ず医師の代行として向かうことが義務づけられている。

以上が天照暦21年に選ばれたCODEであり、カオルを倒せる能力者だ。

友禅はこの事だけ伝えて自宅に帰った。

その頃新時代に期待する人物達に期待を声がした。

アマテラスは、この吉報を待ち望んでいた。

「やぁやぁ、エンペラーが継いだ。新時代だ。のう?Hide」

「カッカカカカカカカカ。おもしれぇー世ン中だ!アマテラスさんきっとよ、他にも居るんじゃねぇのか?俺以外に。アンタ以外に。」

「変わっているよ。秀保。御前の父は頭がHYPERCRAZYだ。だが、好きだぞ。エンペラーを支えてやってくれ。全ての時代が変わる」

伊勢神宮の正宮で秀保は石段に腰を掛けてギターで演奏していた。

『REAL』作詞作曲Hide

♪♪♪リアルなんて求めてもないさ♪♪♪

こんな世に取り残されていく哀れな人間よ・・・・

「神の愛」?って言うけど笑いながら何が愛だろう

over the Know who is love?

 no,no,no,リアルって俺はいつもギリギリに這い蹲ってろーぜ!

もしも、「主の導き」って占いが出たら、ぶっこもうぜ!

WOWWOWWOW俺はリアル自体・・・・見てねぇーよ

笑いたきゃ笑ってもFOOL東のDESTINY西のDISTANCE

俺の人生LIFE馬鹿にでもしろ、こんなのは幸福は幸せの義務か?

そう、誰が決める?

god is people no liveing the fool someonehi is real get wall destiny everyone guard 

Emotion BLAZE BLAZE 心が崩れ燃える現実に嫌気が差し込む

一体自分は何を求めて生きる・クズでも候某はクズでもないさ・・・・

現実ぶった思想も思考も結局虚栄妄想の幻想の幻想

its the fantasy fantasy world no,real no,real

エンドなリアルと思っても自分自身がSOUL囚われ奴隷SURAIVEの

飼い犬は羊の気持ちは死んでも永遠のETARNALHELL堕ちるんだ・・・・

WOWWOWWOW

俺は・・・・俺は・・・・・

リアルなんて神が創ったのは何だろうな?この世界に求めるの物自体NAIという虚栄

wats is over world over drive max power man & woman honey?

gravity eath life is Star shooting shot

炎のBEET刻んで、冷たいRHYTHMに鳴らせ、SUNDERの拳

(幸福って義務?晴天は曇天?国土夢想の嘆き悲しみ)

俺は、君を探す。失われた地平線に蜃気楼の君の影を思い出すだけでここは、「リアル」

いや、無いさ・・・・俺のリアルは永遠に地獄に囚われるのではないよ。君と・・・・

崩れた「リアル」サヨナラを言う人間別れ悲しむカップル泣き叫ぶ家族

「終わったね」

そうね。俺はリアルだけを追い求めいても夢は叶えるだけじゃねぇ!掴むもの!

get for my dream dream yes, over can you hand&hand god得る、の上に、できる、あなた、hand&hand 

俺は生きる。生き抜いて生きて、生きてやる!明日の日まで・・・・

生きて!DO!

SOな爽快痛快快感痛感的な、ネーム!ぶっこみたい世界に俺は飛び込むぜ!

「神の愛?主の導き」そういえば若いころ変なおじさんから受け取った「聖書」

本音?心の音?俺の気持ち?「リアルという次元的空間に俺はいない」出るぞ!抜いて抜き出してくれ!出して!

俺の物語現実という「今」からで見つけにくい今の現実。

HELP! 

over the know who is love? 

no,no,no,リアルって俺はいつもギリギリに這い蹲ってろーぜ!

もしも、「主の導き」って占いが出たら、ぶっこもうぜ!

WOWWOWWOW俺はリアル自体・・・・見てねぇーよ

over the know who is love?(誰が愛かという知る上に?)

no,no,no,リアルって俺はいつもギリギリに這い蹲ってろーぜ!

もしも、「主の導き」って占いが出たら、ぶっこもうぜ!

WOWWOWWOW俺はリアル自体・・・・見てねぇーよ

god is pepore no liveing the fool someone 

hi is real get wall destiny everyone guard

Emotion BLAZE BLAZE 心が崩れ燃える現実に嫌気が差し込む

曲調はロック調で書かれていて伊勢神宮が静まりかえった21時に、アマテラスに生曲をギターで演奏していた。

「最高よ。幽華君見てるでしょうね。」

「俺も楽しみッすよ。久々に伊勢に戻ってきたら巨大な御陵都市なんて」

「うむ。絶海に孤島ぞ」

アマテラスに別れを告げて砂利道を歩く秀保であった。

一方、教皇と五皇も全く同じでありエンペラーに託していた。

「エンペラーというのか(Come per l'imperatore)。まだ青二才の(Ancora del sempliciotto)者がどこまで(Una persona a dove)通用するか(È usato)見物だな(Sta facendo il turista)」

「ああ、(Oh)無理しても(Ad un stiramento)しなくてもよ、(Anche se io non lo faccio)CODEでも(In Codice)俺達は(Noi)五人で一人(Io sono per 5 persone da solo)」

「ほうほう。(Uno)十二人(12 persone)選んでも(Anche se io ti scelgo)人選ミス(C'è una scelta dell'errore )ってある。( di personale)」

「宇宙創造の(Della creazione spaziale)根源は(La radice)四つの源。(Quattro fonti)そして導きの(E della guida)求道者の(La luce del cercatore )光。(dopo la verità)」

ヴァチカン内部大聖堂内の執行室にて、真っ昼間の信仰者を眺めながら話した。

「天神家と(Con casa di Tenjin)家と(Con una casa)どう関係が?(Le relazioni che come è)」

サイラスだ。

水の王で彼は引退した身であるが、ヨーロッパ地方のCODEの任務が与えられた。

「遅れて申し訳ございません(Spiacente essere in ritardo)」

「ああぁ、(Oh)ヴィアン・・・(Vian)よう来てくれた。( venne)フリードは?(Liberato)」

「気付かれました。(Fu notato)エンペラーは(Un imperatore)まだか?(Non è venuto ancora)」

「五皇に(Ad un re del cinque)聞いておこう・・・・(Sentilo e chiedi)KGUは(KGU)今後神との(Col dio ora sostenendo)争いが起こる(Accade una lotta)」

「申し上げます!(Io l'esprimo)マグダラのマリア様(Caro Sigra Magdalene)ご到着(Arrivo)」

「下がれ(Preleva)」

「はっ(Will)」

近臣のヴィアンと五皇は廊下の向こう側に行き教皇はマグダラのマリアが地下鉄に乗って大聖堂まで来て今回エンペラーのことで教皇に会いに来た。

「ベツレヘイムまで(A Gerusalemme)御苦労(Difficoltà)長旅じゃそうだ(Il viaggio lungo è così)」

「久々に(Dopo un'assenza lunga)船に乗って(Su una nave)地下鉄よ。(Un sottopassaggio pedonale)肩凝るし、(Una spalla è rigida e)疲れたわ~(Io ero stanco)」

年齢的に三十代後半の女性で赤子を背負い麦わら帽子にサンダルで大聖堂の鐘が、午後を知らせると信仰者は天に祈っていた。

「おお、(Come quello)最近(Recentemente)人が来づらいわ(Una persona è difficile venire)」

「事業展開したら?(Perché gli affari non spiega)めっちゃ儲かる( è proficuo)」

「なんでやねん(Io non dormo in quello che)」

「どないするさかい(Cosa faresti)って言うねん(Di' non dormire)」

「とにかく(In ogni modo)エンペラーが(Un imperatore)青二才でも(Anche come per il sempliciotto)最凶のCODE(Se è Codice della peggiore for)だったら(tuna)勝てるね(Io posso vincere)」

お茶をしながら聖堂内のフラスコ画を見て教皇は疲労が溜まって冷えピタ張りながらタロットカードを引いていた。自分専用で商品化もしたオリジナルカードで、マリアが引こうとはせずに、紅茶を飲んで赤子を抱き抱えながら地下鉄のカードのマイルを数えていた。

「四百万(4 milione)貯まったんで(Perché io lo salvai)夫と一緒に(Con un marito)家族旅行と(Con una vacanza di famiglia)メシ喰いに(Mangiare un pasto)イクでさようなら(Ciao in Iku)」

教皇は頷きラファエロの最後の審判を見て欠伸しながらも執行室を後にした。

一方神が支配する戦乱の世界では、カオルは回る玉座に座りながら黒コートを着て、黒髪も長く垂れ下がってREALを握っていた。

サッサッサッサ

小さな廊下を抜けてステンドグラスの壁を越えて研究室の戸を開けた。

「何や?騒がしいぞ、言え」

「はっ、エンペラーが目覚めたことと十二人が集まったことです。友禅の策で」

「下がっていろ、カツヤ。御前は私の奴隷!犬!何よりも私の可愛い弟だ。」

「カオル様?幾分どう過ごすか?友禅が私達を叛撃なさると伺いますが・・・」

「はっ?DCDDにKGU総攻撃は待てと言え。私も様子は見る。平泉は居るか?」

カオルとカツヤが話していると、研究室の牢から出された見窄らしい服を着て髪はボサボサで頬が垂れ下がった男にカオルが力を与えた。

「平泉よ、KGUはソチが逝け。いい気に成り下がって所詮郷土研究会のクズ共に私を倒せるか?ハハハハハハハハハハハハハハハッ。カツヤ、メシだ。今日はどのくらいメス奴隷が居るのか楽しみだ。」

「ああ、カオルよ。姉貴よ、俺はもう耐えられない。」

カツヤは既に精神的にも限界でカオルは黒コートを着て、研究室の地下牢を抜けると多くの捕虜が収監されていた。

「御前等!御前等!狩りだ!ハントや、KGUで十二人ぶっ殺せ、友禅の首を討ち取った者に永遠の自由と永遠の命を授けよう、逝け!私の奴隷よ」

「おおおおおおおおおおおおっ!」

士気が高まり収容されていた囚人達が一気に溢れ出てKGUの門に飛び込んだ。

「天神幽華。あの者は思い知る。CODEは強気者にしか使えん」


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