ミレナが家から持参したティーポットにお茶を入れて行くのです。
そしてお茶受けのお菓子を第二王子であるスティラが
皿に出したお茶受けのお菓子を見て
「な、何でそんなのがあるの?」
そう聞けばにっこりと微笑むのですが
「これはシロンホワイトのケーキだよ、本当は、お前と食べる為に持ってきたんだよ、でも、お茶を入れているのが、ミレナ譲じゃ、少し心配だがな?」
そう言われてプクーッと頬を膨らませると
「まぁ、そう怒るなよ、お嬢様育ちなんだ、箱庭のお姫様は、座って居なさいな」
そう言いながら茶葉が開いたポットの中身を見てから蓋をする。
そして、ティーカップを紅茶を少し注いで温まったのを確認すると上から高々と注いで行く。
「ねぇ、何でそんなに知識があるの?」
そう聞き出せスティラはこう答えるのでした。
「それは俺が趣味で取った、従者としてのS級資格があるからかな? 残念ながらS級従者はこの世界に二人しかいないからな?」
そう言いながら苦笑すると
「さてと、そろそろ来るかな?」
そう言いながらお茶を注ぎ終わるとすっと皿を動かしてミレナの前に置いた。
「どうだろう? 飲んでみて」
そう言われてスッとティーカップを持ち上げて唇に運ぶと飲んだ。
「お、おいしい、それって高いでしょ? 銘柄なに?」
そう聞けばスティラが微笑むと缶をテーブルに置くと
「これは何処のだ?」
そう言われて綴りを読むのです。
「えっ? えぇぇぇぇ!!!! サイロンティの茶葉?」
そう言いながら戸惑うのです。
「これがサイロン? うそだぁぁぁぁ」
そう叫べばスッと缶の中から茶葉を出すと
「安売りする事で有名なサイロン、庶民御用達のね」
そう言われて驚いた顔をするのです。
「これ美味しくない? これで格安なのよね?」
そう聞き出せばムッとした顔を何故かスティラがして居る事に気づいた。
「どうしたの? スティ……?!」
そう言いながらその方を見ればそこには早馬を走らせてきたのだろうか?
息を切らしながら中に入って来るアルバスの姿が合ったのです。
「これはこれは、兄さん」
そう言いながらにこやかに微笑むスティラとは対照的にイライラした様なそぶりで剣を鞘から抜くといきなり
「スティラ! お前の仕業かぁあぁぁ!!!!!」
そう叫ぶと走り出したのでにこやかな笑みを浮かべていたスティラはスッと乗せていた銀のトレイで剣撃を防ぐのです。
「そんなに、自分の思い通りに事が進まない事が不服かい? 兄さん、そうだもんな? だって、俺ならミレナを悲しませたりはしないもんな? なぁ、ミレナ、しっているか? 兄さんは」
そう言った瞬間剣撃が増えたのです。
「言うな! お前がそれを言うな!!!」
そう叫ばれてクスクスっと笑うのです。
「兄さんじゃダメだよ、ミレナに似合うのは俺だけだ」
そう言われてトレイをはじくとトレイが壁に当たったので
「あぁ、乱暴反対、兄さん、ミレナの事に成ると、頭に血が上りすぎ、冗談だよ」
くつくつと笑いながらそのまま剣の切っ先を指で触れると
「それ、片付けない? 兄さん」
そう言いながら指先に光を貯めると
「でないと、加減できなくなっちゃうよ?」
そう言われて戸惑うアルバスのお腹に回し蹴りを食らわせて起き上がると
「あ~あっ、しらけたな? ミレナ、また、来るよ? ほら、兄さん帰るよ」
そう言いながら首根っこを摑まえるとずるずるっと引っ張られるのです。
「ちょっ、スティラ」
そう言いながらゆっくりとスティラを追いかけるのです。
「さて、おっ、来た来た」
そう言いながらすっと手を振って数人の城の者に手を振ると
そのままそれに気づいてスティラの前で止まるのです。
「王子、良かった、剣撃されませんでしたか?」
「本気じゃないだろう? あれくらい、俺でもよけれたよ、あれはよけるタイミングを完璧読んだ攻撃だよ、読んでなければよけ切れず当たってた」
そう言いながら微笑むのです。
「左様でしたか? さすがは、第一王子、剣技であれば右に出る者はおりますまい」
そう言われて俯くと
「そうだな、じゃあ、俺は兄さんを連れて帰るよ、じゃあ、後の事は任せた」
そう言うと自分の愛馬に乗って兄であるアルバス乗せて走り去って行った。
それを見ていた兵士と使用人はゆっくりとミレナを見つめると
「お初お目にかかります、ミレナ様、本日から使用人頭を務めさせて頂きますカナエでございます」
そう言いながら頭を下げるのでミリナが頷くと
「門番を致します、エレインです」
「フローラですわ、ミレナ様」
「エリスでございます」
そう言いながら最後に少女が頭を下げるのです。
「は、初めましてメリーっと言います、ご主人様」
そう言われてミレナは
「かっ、かっ、かわいいいい」
そう言いながらメリーを抱きしめるとむぎゅーとするのです。
「くっ、くぅみゅうぅぅぅぅ」
そう言いながらじたばたするのでカナエが慌てたように
「なりません、ミレナ様」
そう言われて慌てて手を離せば苦しそうに眼を回しているのでミレナが慌てているので
それを見た他のメンバーがクスクスっと笑っているのでした。
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