初めまして、処女作かつ見切り発車、読みにくいなどあるかもしれませんがどうぞよろしくお願いします。
「こんなもので、ほんとにゲームができるの?」
そう言って腕輪を見つめる私、米嶋 那由歌(よねじま なゆか)
「そうそう、ほら、私のだって同じでしょ〜?」
と言って腕につけてある腕輪を見せてくれているのは私の友達、朝霧 雪 (あさぎり ゆき)だ。
「どうやって起動させたらいいの?」
その腕輪をつけるまではいいのだか、そこからどうやってゲームを始めるのか。
ボタンらしきものもなければ、ホログラムプレートが出てくるわけでもなかった。
「ん〜?あぁ、頭の中で考えるだけでいいんだよ。あとはこの腕輪が脳波を感じ取って勝手に起動してくれるよ!」
便利な時代になったもんだ。早速念じてみようとしていると
「今念じちゃダメだよ?説明書にも書いてあるとおりベッドか何かに寝た状態で起動するの。じゃないと起動できないようになってるからね!」
「ん?そうなの?なんで?」
「このゲームは現実世界に仮想の体を作ってそっちに意識を移すの。 だから立ったままの状態とかで万がいち起動しちゃうといきなり倒れることになるでしょ?意識を移しちゃうわけだからね。」
そういうものらしい。
「じゃあ早速」
そう言って私はベッドに移動、寝っ転がった状態で起動と念じる。ドキドキとワクワクが止まらないね! なんせ初めてのゲームなんだから。
そうしてすぐに意識が遠くなる。麻酔を打たれたらこんな感じなんだろーなって、つまらないことを考えながら私は意識を手放した。
『Reality barrage gamers へようこそ~!』
後書きとして
時代設定として、超未来の話。色んな技術革新により「働く」ということが無い世界。一瞬で物体を構築したり、空を1人で飛んだり、宅配便はテレポートだったり...そんな今の技術では再現不可能なことが「当たり前」の時代まで人類は成長した。人々は日々娯楽を求めて、スポーツや旅行、飲食に色んな体験を自由にしている。そう、そんな時代のゲームのお話です。
前提としてどんな技術がとか理論的に無理〜。とかそういったツッコミはなしでお願いしますm(_ _)m
読み終わったら、ポイントを付けましょう!