本の中の聖剣士

旦夜治樹
旦夜治樹

2冊目:守護者

001頁

公開日時: 2024年11月13日(水) 10:00
更新日時: 2025年1月26日(日) 22:29
文字数:6,951



 今から二ヶ月くらい前の話。

 親友へ会いに俺、斉藤理久さいとう りくは誰もが知る大病院の受付へ来ていた。


 階数と患者の名前を伝える。

 「7階の峰岸優也みねぎし ゆうやの見舞いに来ました。斉藤理久です」

 普通に伝えただけなのだが、受付は恐ろしいものを見るような目で俺を見た。

 「7階の入院患者………?」

 「どうしたんですか?」

 「確認してみます」

 受付の女性は、しばらく困ったように複数の人間と会話し、そして別の人間が俺の前に現れた。

 かなり上位ポストのような、いかにも偉そうな男性だった。一見若く見えるが、定年を迎えていそうな貫禄がある。

 「その患者と、きみはどういう関係なんだ?」

 「親友っすよ」

 男性はじっと俺を見たあと、言い放つ。

 「入院患者は6階までだ。7階の病室なんて存在しない。病院を間違えているのだろう」

 受付からつまみ出されるように追い出された。

 再度病院の名前を確認する。

 蓬莱大学ほうらいだいがく付属病院。間違えてはいない。

 普通に思った。存在しない部屋の入院患者とか、すげぇ怖いんですけど。


◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇


 世の中には不思議な出来事もあるのだと理解している。

 物語の登場人物に転生しました系のライトノベルはよく読むし、俺自身もとても好きだ。

 だからこそ、若干形は違えど自分が物語の登場人物になって話の中に入れるなんて、思ってもいなかった。

 ありとあらゆるものの魂は肉体が無くなれば冥界へと旅立つが、無事に冥界へ辿り着けず彷徨う場合がある。

 そういったものを輪廻の輪へ戻す仕組みを担うのが死神と呼ばれるもの。

 俺は少し前に死神の一種である『テラー』と契約し『彷徨う魂である迷魂』を回収するという仕事を手伝うことになった。

 『言霊』というエネルギーに『迷魂』は引き寄せられ、本の中へと入り込んで『言霊』を取り込んでしまうのだそう。


 夢物語にしか聞こえない。

 作り話にしか聞こえない。


 死神だの魂だの現実離れしすぎているが、現実なので仕方なく受け入れるしかないのだろう。

 『テラー』の仕事を手伝う見返りはきちんとある。

 契約を行う際に作られ、テラーから受け取る小瓶がある。

 途中で変更することは出来ないが自身の魂を願いを器としたこの小瓶いっぱいに砂を集めれば、小瓶にかけた願いが叶うのだという。

 砂の貯まり方は願いや魂によって異なるらしい。俺の場合は数回『迷魂』を狩って、漸く1粒の砂が増えた。

 途方もなく長い道のりだが、俺の願いは死んだ人間を生き返らせたいと言うものだから、それくらいが丁度いいのかもしれない。

 

 病院からつまみ出されたあと、しばらく考える。

 ──この病院、6階建てじゃね?

 外から何度数えても、6階までしか確認できない。

 そら、7階の入院患者なんて言われたら恐ろしいものでも見るような目、しますよね。

 偶然電車で1時間ほど、バスを乗り継いで2時間の距離に親友から言われた名前の病院を見つけたから来たものの、そもそも7階がないのであれば別の病院なのだろう。

 「優也、何やってんのかな……」

 日本全国の同名の病院を探すなんて、難しいような気はしている。

 けれど、必ず会いに行くと言ったから。

 「調べるしかないよなぁ………」

 とりあえず、今日は帰ることにした。


 そして2週間が過ぎた頃のこと。学校帰りに友人とゲームセンターへ遊びに出かけていた時の事だっだ。

 商店街で見覚えのある姿を見つけた。

 友人達が驚く中、駆け寄って声をかける。

 「ねぇ!きみ!!」

 彼は驚きつつも怯えながら振り返った。

 線の細い色白の小学生。顔立ちはとても綺麗で、可愛らしい。

 「な、何ですか……?」

 酷く警戒されているとは思う。

 「峰岸優也君で、あってる?」

 「人攫いか?す、すぐ、人、来るから……」

 凄まじく警戒する彼の様子を見て、吹き出して笑ってしまった。

 「デジャヴってこのことか…俺だよ、理久!斉藤理久!」

 彼は目を丸くして、少し考えたあと、首を傾げた。

 「………り、く?………だれ?」

 あれ?俺、マジで人違いしたかな?

 「お前の名前…もしかして、峰岸優也じゃない?それとも記憶が無い?」

 ちょっとヤバい気がしてきた。

 俺、ただ小学生に絡んだやべぇ高校生じゃん。

 冷や汗をかき始めた時、彼はぺろっと舌を出して笑った。

 「…………なーんてな。『アルバート』も元気そうじゃん」

 「やっぱりあってんじゃねぇか!!」

 思わず声が大きくなった。

 「えへへ、どんな反応するかなって………会いたかった…」

 男の子もといい、優也は嬉しそうに俺へ抱きついた。

 「理久って、現実世界だとだいぶ面白い顔してるんだね」

 「お?喧嘩売ってんのか?」

 確かに優也はかなり可愛らしい顔立ちの美少年で、俺は平凡極まりない顔立ちだが。

 ふと友人達を思い出して見渡して探したが、見当たらない。

 スマホを確認すると、俺を置いてゲームセンターへ行く旨のメッセージが入っていた。薄情な奴らめ。

 優也はしばらく俺から離れず「やっと理久に会えた………来てくれてたの、知ってたよ、ありがとう」俺のにおいを嗅いでいるような?

 「優也、待て。学校帰りだから汗臭いと思うぞ」

 引き離そうとするが「そんなことない。理久のにおいは落ちつく」全く剥がせそうにない。

 仕方なく、張り付かれたまま会話をする。

 あれ、そういえば──

 「なあ優也。来てくれた、ってことはやっぱり病院合ってたんだよな?7階に入院患者は居ないって言われてすげぇ怖かったんだけど」

 優也は俺の顔を見て軽く呆けている。なんだろうこの可愛い存在。中身クソ生意気なのに。

 「受付に行ったらさ、なんか空気が怪しくなって……うちは7階に病室はないって」

 「ぇぇ……?俺の部屋、7階なんだけど………」

 実は、4階を飛ばして6階建てで7階まであるパターンではないかと思い、別日に受付に見つからないようこっそりとエレベーターに乗り込んだ。

 確かに4階は無かったが、今度は存在するはずの7階のボタンもなかった。

 仕方なく受付へ階を間違えている可能性も考え、階は分からないという話と共に名前だけを伝えたのだが、それでも入院患者に峰岸優也という人間は存在していなかった。

 そして俺は警備員につまみ出された。

 「入院患者の名簿にも名前がないみたいで、同じ名前の別の病院かと思ったぞ」

 優也は暫く考えたあと「あ……ごめん、うっかりしてた」ばつが悪そうな顔をした。

 「なにを?」

 「入院患者の名簿、俺の名前ないのかもしれない。ちょっと携帯持ってる?」

 「え?ああ………」

 優也にスマホを手渡すと何かを検索し始めた。

 すぐに検索出来たらしく、蓬莱大学付属病院のホームページを見せられる。

 「ここのなまえ。見て欲しい」

 言われるまま読んでみる。

 「もしかしてお前、医院長の息子だったりする?」

 もしかすると、受付で出会った偉そうな男の人は医院長だったのかもしれないけれど、年齢があまり噛み合わない気がする。

 「7階は俺が暮らしてくだけのスペースだから、入院患者の名簿にはなくて病室って扱いじゃないのかも?」

 病院が家みたいなものとは確かに言っていた気がしたが「比喩でもなくて、マジで病院が家じゃんそれ」思わず突っ込んでしまった。

 とりあえず優也が、家柄の良いお坊ちゃんであることは理解した。

 「色々と聞きたいことあり過ぎんだけど、とりあえずなんか疲れたわ………」

 ため息をついて、遠くを眺めた。

 そして、変なものが見えた。

 「優也、今度こそ正直に答えてくれ。ブチ切れSPっぽい人が走ってきてるんだけど、あれお前の知り合い?」

 俺の制服に顔を埋めていた優也がゆっくりと顔を上げ「ヤバ……よし、逃げよう!」手を掴んで走り出そうとする。

 「多分、逃げちゃダメだろこれ」

 「大丈夫!俺を連れ戻しに来たやばい人だから逃げて平気!」

 「それ聞いて確信したわ。逃げちゃダメだろ」

 優也をしっかりと抱き寄せた。これで逃げられまい。

 「…………今日はこのまま捕まってもいいかな」

 優也は抵抗することなく、そのままじっとしていた。


 鬼の形相で走ってきた男性が、息を切らしながら「優也君、ひとりで外出しないでくださいと、あれ程──」小言を並べながら優也を捕獲していた俺に気が付くと「きみは…この前受付を困らせていた高校生かな?」顔をじっと見てきた。

 そういえば、俺をつまみ出したのはこの人のような気がする。警備員じゃなかったのか。

 優也がハッとして「理久は悪くないよ!俺が勝手に抜け出したら、理久に会っただけ!!俺が悪──」言葉は最後まで言わせて貰えなかった。

 「当然です。優也君、戻りますよ!」

 俺から優也をひょいと剥ぎ取り、お姫様抱っこで抱える男性。

 「はーなーせー!!」

 暴れるものの、優也の足掻きはノーダメージのようだ。

 抱えられながらも抵抗する優也。

 「車の手配はしています。さあ、戻りましょう」

 そして男性は歩き出す。

 元気そうだったな、なんて哀愁に浸っていると男性が振り返り、俺に言い放つ。

 「何してるんですか?貴方も来なさい」

 「えっ?」

 これ、連れ戻されて永遠の別れみたいなそんなイベントじゃないんですか?

 「優也君があんなに懐いている人間は珍しいんです。一緒に来てもらいますよ」

 男性の言葉に暴れていた優也が大人しくなる。

 先程の抵抗は何だったのか分からなくなるほど無邪気に、そして嬉しそうに「理久も来てくれるの?やったぁ!じゃ、ハセガワ!理久にカードキー渡しておいて!スペアのほうね!」微笑んだ。

 ハセガワと呼ばれた男性は少し困った顔をする。

 「それは、医院長と相談でして……」

 「俺がいいって言ってんの!」

 「かしこまりました。後ほどお渡し致します……」

 優也はまた、無邪気に笑う。

 「やったね理久、いつでも来ていいからね!」

 「お前、マジで何者なの……?」

 とりあえず、俺は考えることをやめた。

 少し離れたところに、リムジンを思わせるような高級車ではなく普通のちょっといい車といったものが停まっていた。

 優也は車の前でお姫様抱っこから解放されると、俺の手を握り笑顔になる。

 一緒に乗り込むや否や俺の腕に抱きつき、更なる満面の笑みを浮かべていた。

 「優也君がここまで懐くなんて……貴方何者ですか?」

 ハセガワと呼ばれたお付の方が動揺しているが、俺そこまで気に入られることをしたのだろうか。

 全く心当たりがない事を含め、少し話をしているうちに病院に到着した。関係者用の出入口から中に入る。

 関係者用のエレベーターにも7階はなく、どうやって向かうのかと思いきや、羽瀬川はせがわさんはエレベーターの操作盤と壁の隙間にカードのようなものを突き刺した。カードというよりは栞に近いか?

 操作盤の下方向に一箇所、隙間があるらしい。

 ボタンを押していないのにエレベーターは動き出し、6階のひとつ上、7階で止まった。

 扉が開くと日中にも関わらず真っ暗な空間が広がっていた。

 エレベーターの明かり以外は非常灯の光程度の薄暗い空間。

 優也はなんの躊躇いもなくエレベーターから降りた。小さな明かりが点灯するが、それでも薄暗いことは変わりない。

 「それでは、カードキーの手配をしてまいります。よろしくお願い致します」

 羽瀬川さんにエレベーターから追い出され、扉が閉まると先程までの明るさも相まって殆ど何も見えなくなった。

 「優也…真っ暗で俺、何も見えないかも」

 「ちょっとまって、電気つけるよ」

 優也には見えているようで、数秒後閃光が走った。

 「目がァァァァ!!!」

 思わず顔を押さえる。

 「り、理久ー!!しっかりしてー!!」

 暫く、のたうち回った。



 優也が家と言っていた7階の、応接間のようなスペースに連れてこられた。

 間取りは病室だが置いてあるものが違うため、病院であることを忘れそうになる。

 ふかふかのソファーに、綺麗なテーブル。

 俺の手には先程、羽瀬川さんから渡されたカードキーがある。

 そして、腕には優也がくっ付いている。

 頭を撫でてあげると嬉しそうに、とろんとした目つきで見てきて、正面の椅子には以前受付にいた偉そうな人が。……なんか睨まれてる?

 話を聞いていると、医院長であり優也の親父さんで間違いなかった。実際にめちゃくちゃ偉いんじゃん。

 そんな病院のトップである親父さんは、俺を追い返してしまったことに対して頭を下げてきた。

 どうやらオカルトマニアが普通は行けない7階の調査とかなんとかで面会に来たとか嘘を言うことがあるのだという。

 そんな輩に優也を会わせるはずも無いし、稀に優也の名前口にするマニアも居るらしく非常に警戒されていたらしい。


 親父さんにある提案をされた。

 バイトとして優也の面倒を見て欲しいという提案。

 俺にとって親友に合うことはバイトでは無いし義務でもないことを伝えると、せめて交通費だけでも出すから気軽に来て欲しいと言われた。

 昔から度々出る優也の脱走癖には頭を悩ませているらしく、治まるなら生活費全てを出すから本気で近くに引越して来て欲しいレベルでの相談らしい。

 引越しは丁重にお断りし、頻繁に通うのであれば馬鹿にならない金額ではあったので、後日定期券を受け取る形で了承した。


 そして親父さんが席を外したあと、ひたすら優也に甘えられている訳だが。

 「なあ、優也。お前って『契約者』になってから、どれくらいたつの?」

 気になってたことを聞いた。優也も『テラー』と契約した『契約者』であるなら、叶えたい願いはあるはず。

 恐らく病気の完治なのだろうとは思うが、どれ程の砂を集める必要があるのだろう。

 少なくとも出会った時にも思ったが、俺よりは経験がありそうだった。

 優也は少し考えた後「5歳くらいからやってるから……5年?」小瓶を見せてくれた。

 任意で掌に召喚することが出来る小瓶。

 優也の小瓶の砂は宝石のように輝いていたが、ひとつまみ程度だった。

 「まだまだ足りないね……理久は、どれくらい?」

 「えっと、俺はまだ…ひと月経ってない……」

 小瓶を出して、中を見せた。

 砂が小瓶に貯まり切れば契約満了。

 願いは叶い『迷魂狩り』も終わりとなる。

 願いや狩りの能力によって個人差はあるにせよ、優也の砂の貯まり方は非常に遅いように見える。

 優也の場合は実力不足では無さそうだし、やはり難病の治療だとそうなるのだろうか?

 俺の方が先に小瓶がいっぱいになりそうだ。

 優也は何か考えていたが「ねえ理久。俺と理久で、ペアを正式に組まない?」すごい提案をされた。

 前回出会った物語での状況からして、優也は『器』を必要としない関係で物語の強制力は働かないのだろうと推測できる。

 強制力が働かないというのは、とても大きなポテンシャルかつアドバンテージといえる。

 しかも、かなりの実力者とくれば俺が断る理由はないのだが、やはり少し躊躇してしまう。

 「それ、お前の負担が大きすぎないか?」

 「どうして?」

 「お前、かなりの実力者みたいだったし、俺はビギナーというかヒヨっ子な訳で」

 額にデコピンをされた。

 「時々、同じ『契約者』に会うことがあった。けど、皆俺を同じ『契約者』として対等に見てくれることはなかった。……理久だけなんだよ。ちゃんと、俺を対等に見てくれたの」

 抱きつかれている腕に伝わる力が強くなった。

 「理久だから俺はこれからも一緒に居たいの。居られたら嬉しいの。小瓶がいっぱいになるまででいい。俺の瓶はどうせ理久より先には貯まらない。理久じゃなきゃ、嫌」

 半分涙を堪えながらこんなことを言われて、断れる程俺の意思は堅くない。

 「分かった、分かったから………組んでやるよ」

 ぱあっと優也の顔が明るくなる。

 「今すぐ!今すぐ!栓、交換しよ!!」

 優也に言われるがまま、小瓶を召喚した。

 ゆっくり栓を抜き、優也に手渡す。

 同時に優也の小瓶の栓を受け取った。

 「でも、良いのか?俺がいっぱいになった後、もし誰かと組みたくても──」もう、他の人とペアを組むことは出来ない。

 俺の言葉は遮られた。

 優也は頬を膨らませながら「いいの!」俺の栓を自身の小瓶に突っ込んだ。

 俺も優也の小瓶の栓を挿し込む。

 お互いの瓶が少し光り、そして──優也の背後に現れた、彼女と目が合った。

 銀髪で、オッドアイの少女。

 「………やぁ、きみが優也の『テラー』?」

 少女は軽く頷き、煙のように姿を消した。

 優也が俺の『テラー』に声をかける。

 「はじめまして。知ってると思うけど、峰岸優也です。よろしくね」

 俺の『テラー』は「コレハ、驚イタナ……」くるくると宙を舞いながら、優也の頭をそっと撫でた。

 「リク。『テラー』ニモ階級ガ在ルト、イッタナ。覚エテイルカ?」

 『テラー』は基本的に無口で、話しかけて来ることは稀である。

 「覚えてるけど……それが何?」

 「固有名詞ヲモツ『テラー』ハ稀ダ。ソノ中デモ序列1位ノ契約、別格ノ契約、ソコニ居ル固有名詞『クリス』ダ」

 なるほど、つまり全ての『契約者』の頂点的な存在が目の前にいるわけですね、確かにそれは驚くな、うん。

 「『クリス』ノ『契約者』ハ、特異体質ト聞イテイタガ……コンナニ幼イ、トハ」

 優也は元俺の小瓶の栓が刺さった自身の小瓶を嬉しそうに眺めていた。

 そんな大物のペアが本当に俺でよかったのだろうかと不安になった。

 けれど、優也が幸せそうだしいいかな、なんて思ったのだ。

 


 その後『迷魂狩り』をしたら外見が俺のままだったりと不思議なことも色々あったが、もう慣れてしまった。

 2ヶ月という時間は10代にとって、かなり長いのだ。

 今日もまた、優也に会おうと病院へ顔を出す。

 エレベーターの前に、知らない男性が立っていた。




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