俺は23歳、高橋棚和。
後楽園ホールにてプロレスを観に来ていた。
ちなみに俺は中学生の頃からプロレスを観始めている。
プロレスは良い…非現実的な時間を味わえる。
全く知らない人からすれば、ただの格闘技に見えるだろうがそれは違う。
プロレスは公式から明言されてはないが、基本的に勝ち負けが決まっている。
これだけ聞けば八百長かと思われるが、勝ち負けが決まっており信頼関係があるからこそ、為せるショーなのだ。
そうプロレスとは格闘技ではなくショーだ。
例えば後ろを向いていても攻撃を避けたり、リング下からコーナーポスト上の差が3メートルある高さからの普通なら避けるボディプレスを喰らわせたり喰らったり、なんなら10メートルの梯子からのボディプレスだってある。
これらを信頼関係なしにできるだろうか。
恐らくできないであろう。
しかしそれができ魅せるのがプロレスの醍醐味である!
他にも色々とあるが語ると長くなるのでここら辺にしておく。
「今回もすごい試合だった。まさか田中が3カウントを取る直前に松本が乱入してきて、試合を荒らすとは…」
先ほどの説明のほかにも普通の格闘技にはない、乱入があるのもプロレスの醍醐味だ。
そしてプロレス観戦の帰り道に謎の赤い人魂が目に入り、好奇心に任せてついていく。
「今大会はファイアスピリッツというシリーズ名でその最終日だったが、まさかその帰りにその名にふさわしい人魂を発見するとは。」
普通ならこういう怪奇現象には恐怖してついていかないが、何故かこの謎の人魂にはついて行きたくなった。
そして人が誰一人いない謎の場所へ到着した。
「ついてきたのはいいけど…ここは一体どこだ…?」
そう思った瞬間…人魂が強烈な発光を起こし、俺は気絶した…
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