夜になった。
エミリーが来ないかと期待していたが、さすがに今日は来ないか。
俺が諦めて寝ようとした、その時。
トタトタ……。
宿の廊下を人が歩く音が聞こえる。
そしてーー。
コンコン。
ドアがノックされた。
「リキヤさん……。起きていらっしゃいますか?」
「おお、エミリーか。もちろん起きているとも。よく来てくれたな」
俺はドアを開け、彼女を部屋に招き入れる。
「何か用か? ……と聞くのも無粋か。いいんだな?」
こくっ。
エミリーが静かにうなずく。
少し緊張しているようだ。
俺は彼女をそっと抱きしめる。
そして、優しくキスをした。
「ああ……。リキヤさん……」
「エミリー……」
いい雰囲気のまま、ベッドに向かう。
彼女の服を脱がしていく。
彼女は手で大切なところを隠している。
「ごめんなさい。土壇場で怖くなってしまいまして……」
「心配するな。優しくする。俺はこれでも、経験は豊富だ」
俺は地球で最強を目指していた。
しかし、強さだけにしか興味がないわけでもない。
いい女、うまい料理、上等な酒、すばらしい音楽など……。
俺を奮い立たせるものはたくさんある。
今回の場合は、奮い勃つわけだが。
「リキヤさんなら、優しくしてくれそうですね。でも、私が怖いのは別のことで……」
「何が怖いんだ?」
「私のは、汚れているかもしれません。盗賊たちの汚いものを挿れられてしまったので……」
なるほど、そういうことか。
彼女は、ブラック盗賊団に捕らえられて好き放題にレイプされてしまっていた。
もうずいぶんと心が癒えたように見えていたが、実際にはまだまだ心のキズが残っていると。
「あんなやつらとやったことなど、回数のうちに入らん」
「でも……」
「犯人のうちの一部は俺がぶっ殺した。残りは奴隷として売り払った。あいつらと関わることはもうない。エミリーが過去を気にする必要はないし、俺も気にしないさ」
女が過去にだれとやっただとか、まったく重要ではない。
今目の前にいる、俺を見てくれればそれでいい。
「それに、乱暴にされたので広がってしまっているかも……」
「ふっ。俺のビッグマグナムを受け入れるには、多少は広がっていてくれたほうが都合がいいくらいだ」
俺のモノはでかい。
ほとんどの女性は、俺のモノを受け入れるのに一苦労するだろう。
多少広がっている程度はまったく問題ない。
論より証拠。
俺は立ち上がり、モノをエミリーに見せつける。
「見てくれ、エミリー。こいつをどう思う?」
「すごく……大きいです。これなら確かに……」
彼女が目を丸くする。
これで安心してくれたか。
そして、俺と彼女はお互いのモノを可愛がった後、体を重ねた。
こうして夜は更けていった。
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