クレソンの講演が終わり、トッドとクレソンは帰っていた。4丁目銀行前の信号に引っかかる。
すると、あの男の車が隣に停る。
ん? やあ! クレソンにトッドじゃねえか!
え? ルーベン! なにしてんだよ!
と、クレソンが言う。
買い物だよ。ピクルス、いちご、ピザ、ナス、ブロッコリー…… 。
おい、ルーベン信号変わったぞ。
お! また家でな!
と、ルーベンは先に車を走らせた。
その後トッドの車が出る。
あいつ、相当買い込んだな。
クレソンは言う。
ああ、あんなに買ってどうするんだ?
トッドは答える。
さあ? どうせ食べきれないさ。
賭けるか?
いいよ。
俺は食べきれないほうに50ドル。
僕は食べ切れるほうに50ドルだ。
クレソンとトッドはルーベンに対して賭けを始めた。クレソンが食べきれない。トッドが食べ切れる。そう賭けた。
よし! 乗った!
と、クレソンは言った。
楽しみだな。
そうだな。
もうすぐ家だ、ここで先に降りてくれ。あとで行く。
トッドはアパートの前に車を停めた。クレソンを降ろし、駐車場に入れてからクレソンの家に行くようだ。
わかった、鍵は開けとくー。
ああ。
クレソンは降りると、アパートに入った。すると、エレベーター内でルーベンとはち会う。
よう、ルーベン。
クレソン。
前が見えないのか?
まあな…… この紙袋がでかくて。
それ何入ってんだ?
色々だよ。
お前さ、こんな買ってどうするんだ?
まだあるぞ。
は?
これで最後だけど、車から往復してる。
あほか?
なんでだよ?
あのな、そんな買って、食べ切れるのか?
食べ切れるさ。
そうか?
わかった、2日後には食べきれてやるよ。
言ったな? 言っておくけど、さっきトッドとお前のその買い物について賭けたんだ、俺は食べきれないほうに50ドル。
それは、甘いな。ならおれも賭ける。食べ切れるに50ドル。
は? 本人が賭けるのかよ。わかった、お前はそっちなんだな。勝ったら50ドルだぞ。
ああ、いいぞ。
2日後が楽しみだな。と、そこでエレベーターが開く。
そして、お互いの部屋に入った。さっき言ったとおり鍵は開けておいた。
クレソンは部屋に入ると、鍵をテーブルに無造作に置く。そのあと、テレビを付けて、ソファーに座る。
そこにトッドが入ってきた。
やあ、クレソン。
ああ。そうだ、昨日レンジャーズ勝ったぞ。
え? 勝ったのか? 何勝だ?
えーと、36勝。
すごいな、見応えがある。
そうだな。このまま優勝しないかな?
どうだろね?
ルーベン本人も賭けに参加したいって。あいつは食べ切るほうに50ドル。しかも2日後に。
そうか。
そうだ! さっきの女性どうだった?
あ〜 ローレンね。
ローレンって言うのか、良い名だ。それで?
彼女商品開発の仕事してるらしい。こっちに職場があるって。1丁目に住んでて遠いから、車で迎えにいってそこからデートする約束した。
おお! 進展したな! よかったなトッド。
ああ、明日は勝負さ。
そこでテレビでは歓声が聴こえる。
「おっとー! ビリー・リプケン、ホームラーーン!これでレンジャーズの2点差での勝利です!」
お前も明日はホームラン決めてこい。
と、クレソンはトッドに言う。
場外ホームランさ! ふひひひひ!
と、トッドは変な笑い方をする。
クレソンは応援していた。トッドは浮かれている。
だが、明日のデートはトッド自身がやらかして、それが種で激怒させることになってしまうことは、まだ誰も知らない。
ー #10 トッドの不適切恋愛2 ー つづく。
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