マイオB棟407号室。
朝、クレソンはベッドから立ち上がると、リビングにやって来る。そこにルーベンが入ってくる。
やあ! おはよう。クレソン!
ルーベンか、今日は早いな。
赤茶の寝間着をきて、髪ボサボサのルーベンは冷蔵庫から、オレンジジュースを取る。
おい、そのオレンジジュース俺のだぞ。お前のはリンゴだろ?
そうだった。
と、オレンジジュースを戻し、リンゴジュースを取り出す。
お前の今日の寝間着、青々しいな。
え? 別にいいだろ。
さて、俺は着替えてロングスに行くよ。お前も行くか?
今何時だっけ?
7時だけど?
そか、行く。
そこに電話がなる。
こんな朝早くにだれだ?
と、クレソンは電話をでる。
「はい、もしもし?」
「もしもし、ウィンクル制作会社のジョナサンだ」
「はい、えーと、仕事かなにかですか?」
「君はクレソンだね?」
「はい」
「よし、明日仕事を頼みたい。CMのワンシーンで青い空間にずーといる仕事なんだけど、いけるか?」
「ええ、大丈夫ですよ。目が青々して羽ばたきたくなるのを抑えますよ」
と、クレソンは笑った。
「わかった。じゃあ明日きてくれ」
「ありがとうございます」
と、相手の人が電話を切った。
ルーベン聞いてくれ! いまCMの仕事入ったぞ。
ほう、よかったな。ちょっと待ってろ着替えるから。
わかった。
ルーベンは自分の部屋に戻る。
クレソンも服を着替えた。クレソンは青いシャツに普通のジーンズを来た。
ルーベンはブラウンの長袖シャツに白パンだった。
さて、行くか。トッドと待ち合わせしてるんだ。
そうか、わかった。
2人はロングスに向かった。
ロングスまでスグそこだ。マイオB棟を出て、右に進む、すると銀行がる。その隣に喫茶店のロングスがある。
着いたな。トッド居ないぞ?
なあ、クレソン。
なんだ?
普通友達との待ち合わせ時間って何時間まつ?
ん〜 10分から20分かな。
そうか。なら時間になったら先にロングス入ろう。
そうだな。
お前今日青いな。
悪かったな。
すると、そこにトッドが来る。
やあ。
今日早かったな。10分も待ってない。
ああ、まあね。中行こう。
トッドと合流し、ロングスに入った。
3人はソファーテーブルに座る。
何頼む?
と、そこに店員さんがくる。
何にしますか?
俺ははターキーサンドイッチ。
と、クレソンが言う。
俺はチリとハムサンドイッチ。
これはトッドだ。
なら俺は野菜とコンソメスープにするよ。あとマフィン。
最後にルーベンが答える。
分かりました。
と、店員は厨房に行く。
聞いてくれ、さっきCMの仕事入った。
CMだって? いつの間に売れっ子になったんだ?
それがな、青い個室のワンシーンらしくて、目がどうかなりそうだな。
大丈夫だろ。お前の服も青い。
そうだな。
今日どうする?
今日? これから仕事する予定だけど?
なんの?
演技の。ドラマが近いんだ。
ふーん。売れっ子は忙しいんだな。クレソン君。
なんか嫌味みたいだな。
そんな事ない。褒めてるだけ。
トッドいい加減にしろよ。
わかったよ。
そうだ、今回講演はいつなんだ?
講演? たしか3日後だな。なんで?
実は最近マホーン会場のバーに可愛い子がいて、ちょっと声を掛けようかと。
ほう。それはそれは、なんて言うのかな? 僕は電話を仲介する電話番人してますってか?
なんだよ! なんでもいいだろ!
はいはい。おい、来たぞ。
そこに料理がやってきた。クレソン、トッド、ルーベンの料理の順だ。
食べたら俺の部屋こい、講演明後日にできるか聞いてやるよ。
おお! ありがとう!
いいんだ、おれは2日間講演できるかも。
早く食べよう。
3人は今日何も無いので、少しゆっくりしながら食べた。
クレソンは2日間講演できる可能性がある。
CMの仕事は乗り切れるのか。
ー #6 青か否か ー つづく。
読み終わったら、ポイントを付けましょう!