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はい、どうも。
毎度毎度、変なレビューしか書けない事で一部では有名(?)な、殴り書き書店でございます。
そして、そんな私が今回レビューするのは『勇者商売』なのですが……
今回のレビューは、少々また違った趣向を凝らして、作品の良さを伝えていきたいと思います。
それが、なにか?っと尋ねられましたら!!
「作家さんの成長具合」なんですよ。
いやまぁ、またおかしな事を書き始めたと思われる方も居られるかもしれないのですが。
この「勇者商売」の作者さんである【ここのえ九護】さんは、非常に面白い作家さんでしてね。
第一作目である『門番VS』では、WEB諸説の醍醐味である【爽快感】をメインにして書かれ。
第二作目である『まめたんくっ』では、一作目であった爽快感を減らし【主人公の苦悩】をメインにして書かれていたんですね。
そして、今作である『勇者商売』では【勇者とは、一体、何なのか?』っと言うお題を名目に掛かれているんですよ。
そぉなんです。
ここのえ九護さんは、同じ様な内容の小説を書くのではなく。
常に「何か新しい試み」をしながら、作品を書かれているんですね。
これ、私は凄い事だと思います(*'ω'*)
まぁ、この辺を確認するのは、非常に時間が掛かるので、全て読むべきとは言いませんが。
今の集大成である、勇者商売だけでも読んだ方が良いと思いましたので、今回レビューさせて頂きました。
今、小説を書かれていて、中々作品に変化を付けれない作家さん。
物は試しです。
一度、この作品だけでも読んでみると、良い勉強になるかもしれませんよ。
貴方の中での思考が、何らかの変化を起こすかもしれませんからね(*'ω'*)ノ
―――レビューおちまい(笑)
異世界から元の世界に戻ったはいいが時代が過去にズレていた……あらすじにもあるその展開、本文を読んでみると主人公のつらさが身にしみます。異世界をエンジョイしていたならまだしも、苦しみながら帰還だけを願って戦ってきた彼に、これはあんまり!
それでも他者への優しさを失わない精神のなんと尊いことでしょう。誰よりもまず主人公に幸せになってほしいと、こんなに強く思った作品は初めてです。そんな彼の姿に胸を痛めて親身になってくれるヒロインや仲間たちも素晴らしい。
主人公たちが光なら、敵対する鬼は闇そのもの。
あまりに理不尽に、また圧倒的な暴力で襲ってきます。それに力を合わせて立ちむかっていく主人公たちの姿もまた熱い! 光は闇を打ち払えるのか!? 練りこまれた架空の江戸時代で繰りひろげられる時代劇ファンタジー、必見です!!
このレビューにはネタバレがあります。