気になるあの子はヤンキー(♂)だが、女装するとめっちゃタイプでグイグイくる!!!

可愛ければ、なんでもいい。男の娘でも☆
味噌村 幸太郎
味噌村 幸太郎

第二十八章 ハチャメチャ水族館

ショートヘアが似合う女の子はカワイイ説

公開日時: 2022年6月6日(月) 14:00
文字数:1,736


 急遽、三ツ橋高校の生徒と取材をすることになった。

 現役女子高生の赤坂 ひなただ。


 先週、アンナと花火大会に行ったばかりだというのに、今週も予定が埋まるとは……。

 なんか今年の夏は忙しいな。


 そんなことを思いながら、博多行きの列車に乗り、地元の駅から二つ離れた梶木駅で降りた。

 ホームに降りると、すぐに見慣れた女の子が目に入る。


「センパ~イ! 久しぶりです!」


 元気いっぱいに両手を振る。

 動きやすそうなミニ丈のデニムスカート。

 それにへそ出しの白いチビTを着こなしている。

 お腹を出すことに躊躇いがないということは、それだけ自分の身体に自信があるということだ。

 靴は動きやすいスニーカー。

 ボーイッシュなショートヘアを活かした彼女らしいファッションコーデだ。


 なんというか、見ていてとても眩しい。

 陽に焼けたが小麦色の肌が健康的で、生き生きとしている。

 リア充て感じ。


「よう。悪い、待ったか?」

「いえ、私梶木民なんで、家はすぐ近くだから」

 白い歯をニカッと見せて、微笑む。

「そうか。じゃあ、さっそく“海ノ中道線”に乗り換えるか」

「はい! 新宮センパイと久しぶりの取材。すっごく楽しみにしてます!」

 そう言えば、こいつと取材したのは、もう二カ月ぐらい前か。


   ※


 梶木駅から海ノ中道線というローカル電車に乗り換え、しばらくすると、海が見えてきた。

 潮の香りが窓から流れてくる。

「海だぁ~ あ、見てください、センパイ!」

 そう言って、イスの上に膝をのせる、ひなた。

 外の景色に夢中で、無防備だ。俺の顔あたりに尻を向けている。

 つまりは、見えちゃっている。

 シマシマのおパンツが。

「センパイ~ 海キレイですねぇ」

「ああ」

 確かに君はいつもパンツがキレイだし、柄も変えない。ブレないとこ嫌いじゃないよ。



 それから、以前アンナとも来たことがある、海ノ中道駅で降りる。

 前回は、駅を降りると目的地である海ノ中道海浜公園が目の前だったが。

 マリンワールドは逆方向にあるから、ちょっと歩くことになる。


 真夏の炎天下の中、歩くのは結構しんどい。


「あはは! 私、マリンワールド大好きなんですよ! イルカさんとか、ペンギンさんとか、小学生の頃から月一で通ってます♪」

「へえ。以外だな。ひなたは動物好きなのか?」

「見えませんか? 私、小さい頃から家にペットたくさん飼っているんですよ~ トイプードルとペルシャネコ。あと、ニシキヘビ!」

「え……」

 なんかしれっと怖い動物の名前が紛れ込んでいたような。

「そうだ! 今度、うちにも遊びに来てくださいよ、センパイ!」

「そ、そうだな……犬は嫌いじゃない。犬はな」

「約束ですよ♪」

 ちょっとその取材は勘弁願いたいな。



 しばらく歩くと、大きな扇形の建物が目に入る。

 海ノ中道海浜公園の敷地内にある水族館。

 マリンワールドだ。


 夏休みということもあってか、家族連れ、若い学生たちが多く感じる。


 受付でチケットを購入しようと並ぶ。

 しかし、ひなたは年間フリーパスを持っているらしく、

「センパイだけ買ってください」

 と断られた。


 一人虚しく、受付で生徒手帳を出し「高校生一枚」と注文する。

 するとカウンター越しから

「2500円になります」 

 と回答が出た。


 たっけぇ!

 映画二回も見れちゃうじゃん。


 渋々払い終えると、隣りで同じくチケットを一枚買う女性が目に入る。

 ハンチング帽にサングラス。大きなマスクで顔を隠しているようだ。

 それに真夏だというのに、トレンチコートを羽織っている。


 不振な奴だったので、じっと見つめていると、俺の視線に気がつき。

「ハッ!?」

 なんて大きな声を出す。

 そして、そそくさと入口に逃げるように、走りさっていく。


「ん? なんだあの子……」


 あれか、レズビアンでミニスカのお姉ちゃんでも盗撮したい変態な子かな。

 後ろ姿を目で追っていると、ひなたに注意された。


「センパイ! なにやってるんですか? チケット買ったなら早く入りましょ」

「ああ、そうだったな。水族館なんて小学生以来だよ」

 俺がそう言うと、なぜか彼女は喜んでいた。

「えぇ! じゃあ実質私と来るのが、初めてみたいなもんですね♪ フフッ、今日は最高のデートを体験しましょ」

 上機嫌になったひなたは、俺の腕を引っ張り入口へと進んでいく。

 微乳をグリグリと肘に擦り付けて。


 あぁ~ 俺の股間から、激しい水しぶきが飛び散りそうだぜ……。


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