ジーラ「……タヌキのカチカチ山という昔話があるよね?」
リンカ『ええ。背中にしょっている薪に後ろから火をつけられて大慌てな物語ですよね』
ジーラ「……もしもそれが線香花火だったら……」
リンカ『儚くても懸命に生きようとする姿が風情ですわね……』
>その煙は一瞬の線香のように。
まさに蚊取り線香。
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