しがない公務員、マツシタ・スルガ。
彼は家事手伝いとして女性型ロボット、チェリーを購入した。
癖の強い彼女に困惑しつつも、スルガはチェリーに特別な愛情を覚えていく。
しかしある出来事をきっかけに、チェリーは機能を停止させてしまう。
エンジニアであり友人であるコマツに検査してもらった結果、停止した原因は彼女が押し隠していた“本音”にあるという。
果たして、ロボットであるチェリーが秘めていた本音とは?
これは、一組のカップルが想いを打ち明け合い、一生を共にする誓いを立てるまでの“SF結婚ラブストーリー”――
※全六話構成です。
※本作にて言及される「ロボット工学三原則」はアイザック・アシモフ著『われはロボット』小尾芙佐訳、早川書房〈ハヤカワ文庫〉より引用いたしました。
※本作はノベルアップ+で開催された「ロボット工学三原則コンテスト」のために執筆した作品の転載です⇒( https://novelup.plus/story/615285457 )