面白くないラノベの見本

必ず一次選考落ちする作品
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第4章 ピーチとココナッツって今思うとちょっと……

PEAch & cocoNUT

公開日時: 2022年9月17日(土) 08:00
文字数:566

 某日。校内にて。

 悠は志津馬の依頼通り、部長を調査していた。加えて談話部のことも。

 談話部についてはおおよそ調査済みで、ある発見があったのだが、今はそれを置いて部長を調べているところである。

 放課後、談話部と七緒水月が関係していることを知った悠は、三階の第二会議室に向かう途中であった。

 直感に任せ聞き込みをしていた悠は、廊下を歩いて来た女子にも声をかけた。


「すみません。今、いいですか?」


 女子は少し戸惑った様子を見せ、されど質問には首肯を返した。





         ◆





 七鳥は今日もバイトらしい。花崎は図書館司書の手伝いがあるから来れないとか。……うーん、みんな色んな事情があるんだなあ。というのは建前で、本音は「バイトに専念したいから」と「笑える本を読みたいから」というサボタージュ。そう、最初から二人共コレを狙っていたわけである。(ゆるい部活なら幽霊部員でも構わないんじゃね……?)的な。つまり部活の強制を掻い潜るための隠れ蓑にされたわけだ、うちの部活が。何という卑劣な手口……! 俺も最初からそうしておけばよかったぜぇ……!! まあ、七鳥はカフワに行けば会えるからマシなんだけど。でも、花崎は図書館に行かないと会えないからネックなのよね。カフワは部長先導でよく行くから。いや~、困った困った。どうすればいいかな~。う~ん。…………。――どうにでもなっちゃえ☆

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