将来に漠然とした不安を持つ少年の前に現れたのは、『殺されること』を強く願う少女だった。彼女によって、自分が過去に人を殺そうとしたという事実を暴かれた少年は、己の中に眠る殺人衝動を自覚する。
『殺されること』を願い、自らを殺しに来いと誘惑する少女、柏恵美。彼女の願う『理想的な殺され方』の正体とは。