レビューなのに変な話だと思うのですが、私は、この作品の内容については語りません。
何故なら、この作品から受ける【次を読みたいと言う欲求が止まらない現象】を体験して欲しいからです。
……とは言え。
何も説明せずに、ただ「読んてみて欲しい」と言っても、誰も関心を持ってもらえないだろうから、少しだけ話をさせて貰うならば、この小説は狂っています。
狂人による、狂人達の心理描写を描いた作品だからです。
ですが、ただ狂っているだけなら、私も、この小説を勧めたりはしません。
その狂った思想の中にも、きっちりとした設定が盛り込まれ。
なぜそうなってしまったのか?と言うヒロイン達の心理描写も見事に再現されている。
要するに【安っぽく狂っただけの、ありがちな狂人が描かれるのではなく】読者をこの世界に引き込んでくれる狂気があるからこそ、私は、この小説をお勧めしたい訳なのです。
そして、それらが上手く融合されているので『読みたいと言う欲求が止まらなくなる』現象に陥る。
これを体験して欲しくて、私は、今回、こう言う変なレビュー書かせて頂いた訳ですね。
―――はぁ?レビューを書いてまで、なに言ってんだこいつは?っと思われた不思議に思われた、そこの貴方。
論より証拠。
折角、こんなおかしなレビューを最後まで付き合って下さったんですから、その勢いで、この作品を読んでみて下さい。
そこには、貴方が知らない世界が開いている筈ですから、絶対に損はさせませんよ(*'ω'*)
【オマケ話】
あぁいや、これはホント、オマケ的な話なんですがね。
作者である『さらす様』が、章ごとに綺麗に話を纏められているので、1章節ごとに読むと凄く臨場感がありますよ。
私自身、此処4日程、①章節ごとに楽しんで読ませて頂いて、最新章まで辿り着いているのですが、最新章を「今」読むか悩んでるぐらいなので。
(めっちゃ読みいたいんですけど、一気に読みたいと言う欲求が・・・・・・(笑))