竜と魔法使いと名探偵

~勇者になりたかった占い師と人を生き返らせたい死霊術師な名探偵の魔術事件簿~
安藤啓太
安藤啓太

おまけ: 人物・ルールまとめ

公開日時: 2021年12月27日(月) 06:00
文字数:1,255

登場人物


・ローラン・ヒルベルト

 ≪占い師≫。冷静、臆病。<世界の小記録簿>で秘匿されていない魔術の情報にアクセス出来る。ヌービス砦で起きる事件を夢で予知していた。怯えていたが、相棒アンドウを失い、犯人に怒りを燃やしている。

・クレア・ゲベート

 精霊術師。光の精霊<蜂>と<令嬢>を操る。好奇心旺盛。ローランとともに、騎士になって外で冒険することを夢見ている。

・ケータ・アンドウ

 第一の被害者。おちゃらけている。泥を操作する魔術<泥遊び>を操る。ローランの相棒。

・レオナ・サザーランド

 剣士。真面目だがノリがいい。養子であったが、剣の才能を見い出され、サザーランド家の養子になった。

・ダニー・チャンドラー

 騎士。がさつな性格。空間を切り裂き爆風を生み出す『空裂の剣』の使い手。緑髪に茶色の瞳、長身。

・クラーク・フィッツ

 騎士。飄々とした性格。≪調教師≫。荷物の輸送や偵察のためのテイムビーストを連れてきている。桃色の髪に黄色の瞳、泣き黒子。

・ジェフリー・グエン

 ギルドの魔術師。真面目な性格。左手が動かない。実績のある探索者であったが、今はギルドの顔役として活躍している。赤毛をポニーテールにしている。

・オリヴァー・ゲオルゲ

 ギルドの祈祷師。長身で痩せ型、禿頭。祈祷によって信仰する神の加護を得る回復魔術が得意。

・サルマン・ガトー

 ギルドの砲術士。マイペースな人物。雷系の魔術を使用する。黄髪に碧眼。

・アンナ・ハルトマン

 ギルドの結界術士として派遣されたが、普段は自称名探偵。黒髪の小柄な女性。その青い瞳は魔術的な痕跡を見ることが出来る<月光の魔眼>の力を宿している。


精霊ゲーム

公開されたルールのまとめ


  1. 『精霊憑き』は一人しかいない。
  2. 『精霊』は『人間』を一人選び、その『人間』乗り移り『精霊憑き』に変える。選ばれた人間は『選ばれし者』と呼ばれる。『精霊』が乗り移った場合、元々『精霊憑き』であった人間は殺される。
  3. 『精霊』が『選ばれし者』を選んだ時、死ぬのは『選ばれし者』とその時の『精霊憑き』のどちらか一方だけである。
  4. 『精霊憑き』は、毎晩必ず1人以上を殺さなければならない。
  5. 一晩のうちに誰も殺せない場合、『精霊』は崩壊する。
  6. ≪死霊術師≫など、一部の特殊な技能を持った『人間』は遺体が『精霊憑き』であったかを知ることが出来る。
  7. 『精霊』を敬う『狂信者』が存在する。『狂信者』は、『精霊憑き』の味方をする『人間』である。
  8. 『精霊憑き』は、乗り移る際に『選ばれし者』の近くにいる必要はない。
  9. <御守>は、所有者が『選ばれし者』になることを防ぐことが出来る。その効果が発揮された時、<御守>は灰になる。
  10. 『精霊憑き』が一晩に壊せる<御守>は一つだけ。<御守>を持った人間を二度襲ってしまうと、力を使い果たし、『精霊』は崩壊する。
  11. <御守>を破壊する前に<御守>を持っていない『人間』を襲うと殺してしまい、その晩はそれ以上<御守>を破壊できない。
  12. 『精霊憑き』が<護符>を手に入れた場合、<護符>は効果を発揮しない。
  13. 『人間』は全員、生存のために全力を尽くす。

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