一章 謎の結晶と魔法学園
二章 魔法という名の芸術
とある辺境の村には、流れ星が降る時【星空の向こう側】から次世代の魔法使い候補が選ばれているという言い伝えがあった。
村長の孫であるアーロン・ルーナは、そんな物はおとぎ話も笑うような世界の話だと思っていた。
しかし、家の前で星に似た形の結晶を拾い上げたその日から、アーロンの常識は変わり始める。
芸術学校とうそぶく魔法学園。
目に見えない【ノイズゴースト】と【魔法の弦】。
五百年の時を生きる万能の長。
幼馴染みと学園に入学したものの、三年間を共にするチームメイトは――没落貴族に悪役令嬢?
己の常識が通用しない世界に翻弄されながら、少年は何を見つけ出していくのか。
魔法を信じない少年が魔法学園に入学し「見えないもの」と向き合っていく、ここにしかない学園ファンタジー。
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※この作品は「エブリスタ」にて同時連載中です。