混沌の種と呼ばれる、異能力を身に宿し大なり小なり異形化した人間が生まれるようになった世界。
その世界では偶然だろうと必然だろうと、規模を問わずに異常現象が起きつつある。
それ故に都市伝説というものが後を絶たない。
親切な姉妹に引き取られた孤児である、酒槇 秋夜(さかまき しゅうや)はある日、買い出しに出掛けていたところで暴れていた異形の不良集団を退治する。
それを切っ掛けに、彼は混沌派を名乗る9人の異形姉妹を中心とする勢力『斑禍』に目を付けられるようになってしまう。
強き力を手にする彼を引き込もうとあの手この手で誘惑してくる異形9姉妹。
果たして、彼の理性と良心は保つのか。