この物語は、純和風旅館の豪勢な夕食のようだなと思っている。
ラノベらしい異世界転生モノとしてのワクワクドキドキに
ヒリリとしたシリアスな展開がある一方、
漫才のような軽妙なセリフの応酬に
淡いラブコメの甘酸っぱさ……
そして日常系アニメを思わせるような穏やかな時間が流れて……と、楽しい要素が満載で、ついつい食べ過ぎてしまう。
そういう多彩さに心が踊り、人々が惹きつけられているのかもしれない。ぽい〜んと。
始まりは少し暗いかもしれないけど、魅力あふれるキャラクター達が集まっていくうちにどんどんコント集団に……じゃなくてw
打ち解けあう事でみんなが居心地好くなっていく、その経緯を観るのがとても好きだなぁ〜と思う。
四十二区がどう変わっていくのか確かめたくて、何度も何度もこの店に訪れてしまう。
今日もまた、きっとあたたかな笑顔で迎えられる事だろう。
さて、今日は何を食べようか……