【完結】慰霊の旅路~対峙編~

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福所江橋(佐賀・小城市)

公開日時: 2021年12月29日(水) 21:32
更新日時: 2022年1月2日(日) 18:12
文字数:7,796

清水の滝の近くにある鯉料理の老舗で鯉料理を大満足とばかりに堪能した侑斗と秋庭は次の心霊スポットとして検証してほしいと依頼された国道444号線にある福所江橋に向けて車を走らせていた。


一人寂しく車を運転する侑斗はVinylTheatreが歌う”Tokyo”という楽曲を大音量で聞きながら先を走る秋庭の車の後を追いかけていた。


「はあ~。これを聞いて居たらまた東京に行きたい。東京~♪東京~♪東京~♪東京~♪(歌のサビの部分で思わず口ずさんで歌ってしまう)。はじめての東京がまさかの八王子でしかも旧小峰トンネルでの心霊検証だったから今度こそは、スカイツリーだったりあとは渋谷とかに行って見たい。ハチ公が見てみたいなあ。」


もはや与えられた仕事とは関係のないことで頭がいっぱいだった。


そんな中で二人は清水の滝から車で走らせること30分が経って、目的地の福所江橋にまで辿り着くと、橋を渡り左手にあった駐車場のところでいったん停車をさせ、侑斗から土地の所有者に近くにコインパーキングがあるか無いかを訊ねたところ近くにはそういった施設が何もないため、御厚意にも敷地内に車を停めてもらえることを許してもらえた二人は、土地の所有者に深々とお礼を言った後、歩いて福所江橋の検証を行うことにした。


歩きながら侑斗は「秋庭さん、これから先福所江橋を心霊観光都市の観光地とするにおいては、観光客用の駐車場を造らねばいけませんね。せめてコインパーキングの一つぐらいは、早急に造らなければいけないと思いますよ。」と苦笑いをしながら話すと、秋庭は「そうだな。本当に土地の所有者が心優しい方で我々が小城市の心霊観光PRの一つとして近くの福所江橋を取材したいからって言ったら”怖くない、至って普通の橋だよ”だなんて言われたけど、これは観光地化する上においてはやっぱり観光客が安全に車を停車できるような場所の確保が今後の課題になってくるな。」と語り始めると、侑斗は秋庭に「福所江橋って僕、まあありとあらゆる心霊スポットを祓ったりしているわけなんですけど、実際に”慰霊の旅路”という心霊スポットの検索サイトのSNSを運営する立場でもあるんですけど今の今まで、福所江橋に行って怖かったです!なんて話は一度も聞いたことがないんですけど、何かあるんですか?」と聞き始めると、秋庭が前もって調べてきた情報を説明し始めた。


「福所江橋で目撃されているのは主に女性の霊とされている。報告によれば雨が降る深夜の福所江川の水面に浮かんで手招きをする女性の霊を見たというのがある。ただどうしてこの地に女性の霊が現れるのかが謎の一つである。可能な限り、調べてはみたが、過去に起きた事件などもないようなので、何故この地で女性の霊が現れる理由は全くもって分かってはいないのだが、理由として挙げられる要因の一つとしては橋の近くに水門があるために上流で水死した方の御遺体が水門で引っかかるのではないだろうかという説がある。そのほかは水の流れがせき止められるために、よどみが出来たこの場所で彷徨う御霊が集まってくるのではというのもある。手招きをする女性の霊の目撃談のほかは、夜に女性の霊を見る目的で福所江橋に訪れた際に車から降りて三分の一程歩いたところで対向車線側の歩道をランドセルを背負った男の子が歩いてきたという。男の子を目撃したときは『何だ、こいつは!?』と思いながらもすれ違った後に少し間をおいて一緒に同行をしていた人にランドセルを背負った男の子とすれ違った話をすると、『時間も時間だよ、そんな子供はいなかったよ。』と言われて慌てて探し回ってみるも誰もいなかったという、噂にある女性の霊ではなかったが実際に幽霊を見たとされる目撃談もある。現実的に考えれば流石に不登校であったとしても夜中に学校で授業をやっているなんてことはどう考えてもあり得ないし、間違いなく生きている子供ではないと思うね。」と話すと、侑斗は水門がある場所の方向をまっすぐ見ると、秋庭に「一度橋を渡ってみましょう。感じるものがあります。」と語ると、秋庭は「わかった。」と返事して、車1台が通れるぐらいの橋を二人で歩き始めることにした。


歩きながら秋庭は「至って普通の橋としか、あれでもお地蔵様じゃね?」と侑斗に話しかけると、侑斗は「そうですね。何かを祀ってあるお地蔵様がありますね。近づいてみて確認をしましょうか?」と切り出したところで、二人は橋に設置されてあるお地蔵様の前までやってくると、二人は深々と頭を下げてお辞儀をした後に両手で拝み始めた。秋庭は侑斗に「あのお地蔵様、事件か何かがあってそれで急遽お地蔵様を設置した何かだろうか?」と聞き始めると、侑斗は「事件はないと思いますよ。可能性として考えられるとしたら、水門がありますからね。水難事故の防止とか、それを未然に防ぐためのお地蔵様としか考えられません。分かりやすく言うなら、交通安全のためにトンネル内にお地蔵様を祀るのと同じようなものでしょう。最も可能性として考えた際に、秋庭さんが最後のほうに仰って頂いた上流で水死した方の御遺体が流れ着いたのではという話をされていたと思うんですけど仮にこれが台風だったり、最近度々多久市や大町町(杵島郡)で報告されている甚大な雨による被害などもあったので、大よそですがお亡くなりになられた方の御遺体が流れ着いたのではなく、荒れた天気にも関わらず福所江川の付近にやってきた際に誤って川のほうへと落ちた末にこの水門のところまで流れ着いた末にせき止められていますので、水深の深さがあってなお落下した際に重症ともいえる怪我を負っていたら浮上する力もないまま溺死された可能性も考えられますね。それならあり得ると思います。遺体になってから御霊となって現れるのはやはり考えにくい事ですから、意識のあった状態で最期はこの地でお亡くなりになられたと考えるのが筋でしょう。お地蔵様は水難事故を防ぐことを目的にこの地に祀られたというのもありますが、お亡くなりになられた方々の御霊を供養するのも役割として果たされているのではないかと思います。今どきのお地蔵様にしては珍しいですよ。結界を張っていますからね。」と答えると、秋庭は「確かにそうだな。結界を張っていたら、仮にもう一つ可能性として示唆されているのが自殺したのではという話があるのだが、その可能性は無いということになるね。結界を張ってしまえば、寄せ付けないってことになるからね。」と話すと、侑斗は「恐らくですが、天災等を寄せ付けない目的で結界を張ることでこの地の安全を見守っていらっしゃると思います。」と答え、二人は橋を渡り切ると再度車が行き交う国道444号線にまで出てくるとここでも心霊現象と思えるものが出てくるのかを確認し始めた。


橋を渡り切り、再度違う方向で確認を行うために反対方向へと横断した二人はそこでも橋を渡って検証を行ったのが、やはりこれといって怖いと思えるものはなかった。


秋庭は「心霊スポットって言う割には、近頃の豪雨災害による犠牲者による可能性も何だか捨てきれなくなってきたな。そう考えたら、悪意そのものは極めて感じにくいし、心霊スポットというよりかはもう供養をするための施設として考えたほうが良いのかもしれないね。」と切り出すと、侑斗は「まあそんなところでしょうね。自殺は非常に考えにくいです。干潮時であったとしても高さが4~5mぐらいにしかならないことも考えたら、やはりこの地で自殺を図った女性の御霊が次の犠牲者を出すために手招きをしている可能性は皆無に等しく、手招きをする女性の霊の話がもし真実であるとしたらそれはもう助けを呼ぶSOSのサインを出した以外の可能性は無いですね。しかもよくよく調べたら、通い詰めないとこの御霊には出くわさないってあるじゃないですか。ちょっと、これ、別にこれは”行くな”って言うほどのレベルでも何でもないですから、もうもうこれは”行ってもいい心霊スポット”としても宣伝しても問題はないと思いますよ。霊視を行っても、噂にあるような女性らしきの霊のほかに、怪談話にも合った男の子の霊の他に老若男女問わないと言いますか、既に成仏をされている方々がこの地に思い入れがあって彷徨っているように見えました。生者に禍を齎す危険性は皆無に等しいと思いますが、せめてこの地に訪れた際にはお地蔵様もあわせて紹介をしてあげたいですね。」と語り終えたところで、秋庭が「そうだね。市の心霊観光都市宣言においても、赤いオーブが撮れた清水の滝の危険度をAからCのランクで表したとしたら清水の滝はAで、福所江橋はCというのが結論として出たね。」と話すと、侑斗は秋庭に「丸田市長に言って下さいよ。福所江橋は心霊と言っても成仏済みの浮遊霊が彷徨っているだけに過ぎませんから、行っても差し支えありませんと言って下さい。ただ一応念のためにそのほかの心霊スポットを調べてみるのも、心霊観光都市宣言をする上においては必要なことだと思いますよ。」と指摘をすると、秋庭は「何それ?小城市内の心霊スポットだけ調べたら後は饗庭君なりに検証した結果を発表したらそれで終わりにしようよ。」と話すと、侑斗は「いやいやいや、本当に怖いと思えるようなところと比較して検証しないと、小城市内で噂されている心霊スポット巡りをしただけで、清水の滝を最恐ランクの怖さと言ってしまえばそれはどう考えてもお門違いとしか言いようがないですよ。結論で言ってしまえば霊場だからこそ集まる、事件や事故、自殺があった云々は関係なくというところでしょう。ただあの赤いオーブが写し出されたというのは怒りを露わにしているということでもあるから、本当に危険な場所ならば幾つもの真っ赤なオーブが出ますから、それと比較してしまえば、ある一人の輩が集団の中で”何だ!?てめえ、この野郎!”と罵声を言いながら怒鳴り散らしているイメージを頭の中に描いていただいたら分かりやすいと思います。決して危険でも何でもないと思います。そこは丸田市長もがっかりされるかと思いますが、他と比較しないと清水の滝も福所江橋も最恐とは言い切れないものがありますよ。まあ強いていうなら清水の滝は怖かったぐらいしか、結局それだけが怖いのならば、心霊観光都市とは言い切れませんよ。」と答えると、秋庭は「え?ってことは他の心霊スポットを比較したうえで、再度心霊観光都市を宣言する上において清水の滝と福所江橋を見直したほうが良いってこと?ちょっと、だって俺もう心霊スポットに来ているって分かった時点から嫌なのにさ、比較のためにも他の心霊スポットへ行きましょうって言われても、俺は賛同しない。」と言い切ると、侑斗は「僕は丸田市長に他の心霊スポットと検証したほうが良いと伝えますよ。進言してもしそれでOKが頂けるのならば、何も小城市内に伝わる心霊スポットに限らずともそのほかの都市で協力し合って心霊観光都市宣言を出してもいい事じゃないですか。心霊スポットへ観光しようということでキャンペーンを行えば、近くに住宅街があるなどの近隣住民に対する配慮を行わなければいけないスポットや入るのに土地の所有者の許可が必要な心霊廃墟は除いて、是非とも足を運んでほしいと思える心霊スポットはあるはずですから、ここは共同で心霊観光都市宣言を主張したほうが佐賀県の心霊観光の宣伝にもなると思います。」と検証をしなければいけない理由を説明し終えたところで秋庭は深いため息をついたと同時に「怖いところって本当に嫌なんだよ。嫌なんだよ。丸田市長から広報課の顔として秋庭君にお願いしたいって言われなかったら絶対に引き受けたくなかった。」と話し始めると、侑斗は「致し方がないでしょう。」と答えたところで、秋庭は「はあ。ため息しかもう出ない。」と言い切ると侑斗は「何を言うんですか。幽霊だから怖いという概念は捨てたほうが良いと思いますよ。元々は命あった人間なんですからね。ビビらずに、尊敬の気持ちを持って接するべきだと思いますよ。」と説得するように話すと、秋庭は渋々「わかったよ。」と答えるにとどまったところで、侑斗と秋庭の二人による小城市の心霊スポット巡りは福所江橋での検証を終えたところで終了となった。二人は念のために、帰路につくまでに御祓いを済ませたうえで、福所江橋を後にすることにした。


明くる日の10月20日にいつも通りに市役所に出勤した侑斗は、秋庭と共に市長室に入ると、早速清水の滝で撮影した不可思議なカメラのフラッシュでもなくハレーションでもない真っ赤なオーブが撮影できたという事と、次に訪れた福所江橋で霊が出てきそうだと思った場所で撮影した写真を市長に報告することにした。


撮影した写真を改めて確認した市長は「清水の滝の真っ赤な円状は何だろう。これは一体何なんだね?」と侑斗に訊ねると、侑斗は「真っ赤な円状の正体はカメラのフラッシュなどによる現象でも何でもなく、怒りの感情を露わにした霊魂そのものです。あまりに撮れていいものではないため、すぐその場で緊急の画像の御祓いをさせて頂きましたので、見たことによる禍を齎す危険性はもうありません。」と説明を終えたところで、続いて福所江橋の写真を確認すると市長は「至って普通の、水門のある橋だね。お地蔵さんも撮影してあるけど、不自然な点は見受けられないね。ここは心霊と言えるほど危険ではないってことか。」と語り終えたところで、侑斗は心霊検証を改めて終えた結果、他の市とも共同で心霊観光都市宣言をするべきではなかろうかという事を改めて進言をすることにした。


「今回改めて、小城市内に存在する清水の滝と福所江橋を心霊スポットとして検証を行った結果やはり観光地として皆さんに足を運んでほしい心霊スポットとして紹介する上においては、やはり他の心霊スポットと比較して検証をしなければならないというのが僕と秋庭さんなりの結論になりました。そこでお願いしたいことがあります。小城市内に限って心霊観光都市宣言をするのなら、他の都市と協力し合って心霊観光都市宣言をなされたほうが良いと思います。怖いと思ってきていただける観光客の増加のためならば、他の都市と共同し合うことが必要なことだと思います。ですので今後も引き続き、心霊観光都市宣言をする上において他の心霊スポットと比較することは大事なことだと僕と秋庭さんは足を運んでみて改めて感じたことなので、お金が掛からないようにはしたいと思いますのでご検討のほど宜しくお願いします。」


市長を前に侑斗が堂々と語り始めると、清水の滝で撮影した不審な写真を市長が改めて見比べた上で「うーん。それも確かに友好都市としての関係を築く南九州市(鹿児島県)との関係を考えたら必要なことだが、大事なことは小城市に観光客が来てくれること。それだけだからなあ。でも南九州市との関係も考えると必要なことだがそれ以外の都市とも協力し合いながら観光地であることをPRすることも必要なことだからなあ。うーん。悩ましいところだ。」と腕を組んで悩み始めると、侑斗が市長を前に恐れる様子も見せることなく説得した姿に秋庭は感銘を受けたのか、侑斗に負けじとばかりに進言をし始めたのだった。


「市長お願いです。小城市を心霊観光宣言として宣言する上において、清水の滝と福所江橋だけでは材料が不足していると改めて感じました。そこでお願いです。他の市町村とも共同で心霊観光都市宣言を出す流れで観光客の増加をPRをされたほうが良いかと思います。そこでお願いです。南九州市に限らずとも、その他の市町村と協力し合いながら、心霊スポットの心霊観光都市宣言を宣言しましょう。」


秋庭がそう語り終えると、市長は深く悩み始めた末に、侑斗と秋庭の提案に対する答えを言い始めた。


「いいだろう。但しその代わりに俺が指定する心霊スポットに行くことが前提となる。心霊スポットと言うにはあまりにも失礼ではあるが、まずは友好都市の関係を築く南九州市にある知覧特攻平和会館には是非とも足を運んでほしい。後は有名だが東諸県郡綾町にある綾の照葉大吊橋、熊本市の田原坂公園、日田市にある観音の滝、宮若市の犬鳴ダム、南島原市の原城跡、糸満市の喜屋武岬の佐賀県以外にある計7か所の心霊スポットと今回検証してもらった清水の滝と福所江橋と検証した結果を報告してきてほしい。それで納得のできる答えが出てくるはずだろう。」


市長が二人に提案すると侑斗が思わず「市長のそのチョイスは何を基準にされたんですか?」と単刀直入に聞き始めると、市長は開き直るような口調で話し始めた。


「実は今回の清水の滝と福所江橋を比較する上において、心霊スポット検索サイトで投稿されてあった情報を見て、ついつい他の九州地方にある心霊スポットも気になってついつい深読みしすぎてね、鹿島市の蟻尾山も気になったがそれだとハード過ぎるなあと思ってね、佐賀除く他の九州の県にある心霊スポットに足を運び比較した結果と交えながら紹介したいなあと思ったんだ。」


市長が語り終えると、侑斗は「鹿島市の蟻尾山なら、長崎に行くついでに通るところでもありますので、気になるなら立ち寄って検証してみましょう。僕も(秋庭のほうを見ながら)秋庭さんも勿論小城市の心霊観光PRならもうどこでも頑張って行きますよ!応援していて下さいね!」と張り切って答えると、OKとも何とも言っていない秋庭は思わず侑斗のほうを一瞬見て睨み付けると、市長が秋庭を見たことに気付くと慌てて秋庭は笑顔になると、市長は「そうか。合計で8か所検証することになるけども、よろしく頼むよ。」と改めてお願いをされ侑斗は「わかりました!」と元気よく返事をするが、秋庭は「わかりました・・・。」と低いトーンで答えるのだった。


市長室を後にした二人は、改めて次に与えられた課題についての日程の打ち合わせを行うために昼休みに屋上で休憩をとった際に、改めて打ち合わせを行ったと同時に秋庭は侑斗に思わず苦言を呈すのだった。


「饗庭君、あのさ。俺OKなんて何も言っていないのに勝手にOKです、なんて言って俺は心霊スポットなんて苦手だって前々から言っているじゃないか!!」


秋庭が強く指摘をすると、侑斗は「すみません。あの場ではああ言って二人ともそう考えていますってことを強く主張しないといけなかったから、どうしてもだったんです。合意がないのにあんなことをして改めて謝ります。すみませんでした。」と深々と頭を下げて謝ると、秋庭は「仕方がない。南九州市以外にも友好都市の関係を築く上において必要なことだから、友好都市の関係がある南九州市以外の市と連携し合いながら心霊観光都市と謳うことは今後の小城市の発展にも繋がっていく事だから。だけどはっきりと言わせてもらう。本当に怖いのは苦手なんだよ!!」と強い口調で言い切ると、侑斗は「安心して下さい!霊能者の僕がついてますから!」と満面の笑み担って切り出すと、秋庭は「安心して良いのやら何やら、とにかく取り憑かれないようにしてくれ。」と言って渋々日程の打ち合わせをすることにしたのだった。

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