「大変だねぇお姉ちゃん」
「メルメは、なーんにもいじらないでも可愛いもん」
なんか、マウントきました。
私の子宮が告げた通り、メルメちゃんは本当に何もいじらないで可愛い、現実の容姿を
そのまま読み取ってアバターにしてるでしょう。
「お姉ちゃん、容姿をいじったアバターにしてても日本人の遺伝子っぽいし」
私の前世での両親や祖先の遺伝子が日本系統が主流だったかどうかなんて。
私の記憶にも残ってないんですが。
なんとなく、日本系だったかなと思ってます。
「日本人はそんなに多くないのにねそばかすって」
「そうなのよね。でも、私前世でやっぱりそばかすっ娘だったわ」
「なんでか、そんな記憶は残ってるのよ」
「日本人はシミやにきび跡をそばかすだと思ってる人多いからね」
「お姉ちゃんもそういう日本人の勘違いかもしれないよ」
「本場のそばかすは、日本人のそばかすなんかとはレベルが違うよ」
「メルメは、そばかすに無縁だけれどね」
「あー、そういうの聞いた事ある気がするわ」
「でも私、勘違いのそばかすとかじゃなくて」
「本当にかなりそばかすだったと思うの」
私の前世は、かなりのそばかすだった。
前世の時は、あまり気に入ってなかったけれど。
今は、日本人にしては珍しいぐらいのがっつりしたそばかすっ娘で良かったんじゃないかとも思っている。
「ふーん」
メルメちゃんは、どこか信じ切っていない。
白人の人達からしたら、そんなに本場のそばかす舐めんなって思うものなのかしら。
「アバターいじって、元の前世のお姉ちゃんそのままに戻してみせてみてよ」
そんな事言われても、出来るのかしら。
「メルメは何もいじってないんだから、それでフェアだよ」
「そう言われるとそうね」
「出来るか分からないけど、試してみるわ」
もし前世の私そのままの容姿に出来るのなら。
前世で私を知っている人が気づくかもしれない。
前世で私を知っている人が、きっと私を探してる。
私に会いたがってる。
そんな気がしていた。
私も、前世で私が知っている人に、また会いたいし。
探さなきゃいけないと、そう思っている。
だから、メルメちゃんに言われたからとかじゃなくて。
本当に、前世の私そのままの姿に戻せるなら戻してみようと思った。
もし、前世の姿そのままに戻せるなら、私は日本人にしては珍しいがっつりしたそばかすっ娘だった。
そのそばかすのおかげで、前世で私と繋がった人が、気づきやすいかもしれない。
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