「すっごく、馬鹿な死に方をしたような気がするわ」
「んー確実だねー」
「元気出して」
「元気になーれ元気になーれ」
「ぐるぐるげーんきぎゅーん」
メルメちゃんが、元気になるおまじないをかけてくれる。
こういうおまじない、前世でも見た事がある気がするわ。
メイド服を着た少女や女性達がいるお店で、コーヒーを注文したら。
こういうおまじないを、してくれたような気がするのよ。
「元気になった気がするわ」
「効果は抜群だね」
「うん」
「それに、馬鹿な死に方とはいえ」
「いつかこうなる事が決まりきってたような」
「運命っていうか」
「そんな何かだったような気もするし」
「前向きに頑張るわ」
「それがいいよ」
「元気に前向きに」
「メルメも一緒に遊んであげるよ」
「ありがとう」
私は、ゲームの世界に転生したようですが、ロリロリ美少女メルメちゃんも一緒に遊んでくれるようなので、
元気に前向きに生きていきます。
かわいらしい猫のようなロボットが、お盆を持ってやってくる。
猫型配膳ロボットというやつかしら。
なんか、これも、前世でこんなのをよく見かけるようになっていってた気もするわね。
前世で行ってた近所の和食レストランのでも、こんな猫型配膳ロボットが注文を持ってくるようになって。
今までいた可愛いウェイトレスちゃんがいなくなって、悲しかった事を思い出す。
いや、別に、猫型配膳ロボットが悪いわけじゃないし。
あの子達も可愛いしさ。
嫌いじゃないけれどね。
性欲は刺激されない。
私に、そういう性癖はないのよ。
私は、前世でもこのゲーム世界でも、いたってノーマルな美少女好きのレズだと思うの。
「にゃーこだー」
にゃーこって言うのね。
ん?
「ストロベリーパフェとアメリカンコーヒーを持ってきたよ」
猫型配膳ロボットが、喋る。
「ありがとうねーにゃーこー」
メルメちゃんが、猫型配膳ロボットの喉をなでる。
「ごろごろにゃー」
ちなみに、このごろごろにゃーと言ってるのは、メルメちゃん。
猫型配膳ロボットが、離れていく。
「にゃーこー」
「またくるよー」
「また来てねー」
「またこようねー」
私は、そう言いながらも考えていた。
このゲームは、さっきサービス開始されたばかりのはず。
じゃあ、なんで、メルメちゃんはあの猫型配膳ロボットをにゃーこと知ってるのかしら。
かってに、そう呼んでるだけかしら。
猫や猫系の何かをにゃーこと呼ぶなんて、至極普通の事だものね。
でも、今はそんな事を聞いている場合じゃなかった。
もっと、知るべき情報はあるのよ。
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