次は、片手用ノーマルシールドね。
この盾も、私が選択したんだから、当然当たりでしょう。
【片手用ノーマルシールド】
【物理防御+20】
【魔法防御+10】
片手用ノーマルシールドも、武器と同じように、+されるのはステータスのVITやRESではなく、物理防御と魔法防御のようね。
やはり、私の選択はまた正解だった。
見た目ゴリゴリに防御力の高そうな盾が、物理防御しか+されない外れ盾なんてのは、ゲームではよくある事だもの。
私は、そんな馬鹿な選択はしない。
【初心者用の扱い安い盾。物理防御魔法防御共に+数値は盾の中では少ない】
【この盾でガード・パリィが出来ないなら、技術不足。盾の使用に向いていない】
【この盾のせいにせず、この盾でガード・パリィの練習する事を推奨する】
【どうしても無理・嫌なら、オートガードシールドを装備する】
【攻撃特価の二刀流・両手武器・二丁拳銃等を使用する】
【防御を捨てて、後衛からの魔法攻撃遠距離攻撃支援特殊職等の選択肢を選ぶ事になる】
成程、フルダイブ型VRMMMORPGというジャンルだもの。
プレイヤーのガード・パリィの技術が重要なのね。
説明欄に書かれているように、この盾でガード・パリィできないなら、自動でガードが発動する盾を選択する。
もしくは、防御を捨てて、攻撃特化後衛特化になるしかないわけね。
私のステータスを見るに、物理攻撃と物理防御は少し低めだけれど、素早さ・命中・回避の数値は高めに見える。
だから、後衛特化より、ちゃんと前線でAGI80を活かして、移動での回避をしながら盾を使ったガード・パリィを使う事が必要だと思う。
残り150Cしかないし、これ以上選択肢は存在しないわね。
剣と盾を装備した。
装備前より、少し体が重くなり、行動に制限が負荷がかかったような気もする。
スタミナのステータスが存在するのだから、装備重量が増えれば増える程、スタミナの消費も激しくなるんでしょう。
武器防具は数値が高ければ良いというわけではなく、プレイヤーのスタミナやプレイング、状況に合わせた選択が必要になる。
という事でしょう。
まぁ、この剣と盾は説明にも書かれているように、どんな状況でも使用できる基礎的バランス型なんでしょうけど。
スタミナが存在し、武器盾で重みを感じ、行動に制限が出来る仕様上、剣防具を装備しない回避型の素手という選択肢もあるようには思える。
うーん、その盾なし素手特化でいきなりいっちゃうと、積みや対応できる敵・ダンジョンに限界がありそうね。
横幅がなく前後一直線のダンジョンで、直線攻撃魔法なんて撃たれたら、回避できないし。
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