前回、ステレオグラム(立体視)というものについてご紹介しました。
ステレオグラムとは、3Dメガネ等の道具を使わず裸眼で見られる3D画像のことです。
立体視に使う画像(ステレオグラム)を画像より遠くに焦点を当てる感じで見る「平行法」や、画像の手前に焦点を当てるように見る「交差法」で眺めることによって、絵が浮き出て見えます。交差法は寄り目にする感じ、平行法は遠くを見るようにするとできます。
平行法は右眼で右の画像を、左眼で左の画像を見るやり方で、交差法は左眼で右の画像を、右眼で左の画像を見るやり方だそうです。だから平行法と交差法と言うんですね。
もし私の説明が下手で伝わらなかったら、あるいはもっと知りたい方がおられましたら、お手数ですが「立体視 やり方」などで詳しく調べてみてください。
さて、カメラで写真を撮るときって似たような写真が2枚撮れたりしますよね。
その「2枚の似たような写真」は、横に並べると3Dで楽しむことができる場合があります!
(※右側から撮った写真と左側から撮った写真であれば成功しやすいです。)
私が撮った昆虫写真の中にも、立体視に使えるものがありました。ということでここからはステレオグラムとして見ることができた画像を貼らせていただきます。
(作品タイトルに昆虫とありますが昆虫以外の写真も入っています。)
▲スカシクロバさん(平行法)
▲ヤマトシリアゲさん(交差法)
▲ギンメッキゴミグモさん(交差法)
▲ハバチさん?(平行法)
▲オオハナアブさん(交差法)
今回は以上です。
元々立体視するために撮った写真じゃないので、ハバチ? さんの写真などは影が写りこんでいて見づらいのですが、ヤマトシリアゲさんやオオハナアブさんの写真などは比較的いい感じに立体になっていると思います!
似たような写真が撮れたら、こうやって2枚並べて立体視で遊ぶのも面白いかもしれませんね。
読み終わったら、ポイントを付けましょう!