いつも通りの学校帰り、立花夏雪はとあることから事故にあい、意識を失うことになる。
目を覚ますと、何故か彼はベッドに縛り付けられていたのだった。
「……は!? ……え? いや、いやいやいや」
――なんだっ、一体なにが起こった?
まさに意味不明な状況の中、彼の前に現れたのは、大富豪のお嬢様として有名な一条院れんかだった。
「もういいです分かりました。先輩が私とゲームするって言うまで、ここから出して上げませんから」
「……は?」
これはそんな出来事から始まる『彼ら』と『彼女ら』のドタバタ日常ストーリー(ラブコメ要素は添えるだけ)である。