初めての作品ですのでよろしくお願いします。
誤字、脱字などがあるようでしたら教えてくださると幸いです。
「では、報酬はなんとするかね。婚約とかか?」
「「へっ」」
それは冗談だろ。ピリポさんも驚いて反応しちゃったし。
「確かにありですな。この2人が協力し合うことで勇者は強くなっていきますし、討伐後の対応も楽になる。」
宰相さんまで味方しないで。お願いします。
「では、こ・・・」
「「ちょっと待ったー!」」
うん。揃うよね。そんな気はしてた。90%くらいの確率で被ると思った。
でも、言わないとだめだと思ったんだ。
目で会話すること30秒(魔法で会話すればよかったと後で思った。)
「ゴーン陛下。私たちは付き合っているわけではありません。今までのことを考えると、勇者は討伐した後、勇者自身に爵位を与えるのですから、基本的には位が高くても、私が嫁ぐ様な形となりますが、現状、クライエット家には後継は私しかいないため不可能でしょう。」
「別に勇者が嫁いでも問題はないぞ。」
「はっ?」
「知らんかったか。載っているものが少ないから仕方がないのかの。」
実家にある本をほとんど読んだはずなのに知らないぞ。どうなってんだよ。
「デートとかもしたらしいし良いな。」
「え、その情報どこから。」
「勇者についてる使用人はこちらが出してるからな。そうゆう情報も簡単に知れるのじゃよ。」
「プ、プライバシーはねえのかー!」
長くできるほどのことがないのが続くのが現状。
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