初めての作品ですのでよろしくお願いします。
誤字、脱字などがあるようでしたら教えてくださると幸いです。
「彼女さんのために素敵な洋服を紹介しましょうか。」
何を言っているの。いくら勇者だからといって、ロベルさんの彼女なんて。
「こちらとかはいかがでしょう。」
何でこの店員は普通にワンピースを持ってくるの。やめてよ。
そんな時のロベルは
ピリポさんの彼氏。そんなふうに思われるのか。ピリポさんはどう思ってるのかな。嫌かな。わからない。とにかく、弁明しなくては。
えっ。いない。どこいった。
「試着をしてみてはいかがでしょう。試着室はこちらです。」
こんな服私に合うかしら。とりあえず着なくちゃ。待たせるのも悪いし。
「彼氏さん。彼女さんはあちらで試着していますよ。あちらで待たれた方が。」
「か、彼氏ではありません。けど、ありがとうございます。」
「あ、ロベルさん。ちょうどですね。」
試着してるってことは。だいぶ、固まってたのか。
「どうですか。」
ワンピース。か、かわいいけど。そのまま言った方がいいのか。
「もう、何か言ってよ。」
「いや、とっても似合っててかわいいから。」
「っ。」
て、店員の視線が生暖かい。は、早くこの店から出たい。
「ピリポさん、その服買って出よう。」
「は、はい。」
「今日はありがとう。じゃあ、明日の学院で。」
「そうですね。また明日!」
「ただいま、シュラウツ。」
「おかえりなさいませ、ロベル様。実家からお手紙が来ております。拝見しますか。」
「実家からか。わかった。今すぐ読むよ。」
実家から手紙が来るなんて。何があった・・・
「母さんが妊娠した!?」
才能の無さに驚いた。ファンタジー路線に次から戻します。
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